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【2015年06月 アーカイブ】

2015年06月30日

臨床実習開始です!!

先週から最上級生は臨床実習がスタートしています。
臨床実習は言語聴覚士に必要な技術を、現場の先生の指導の下
学んでいくものになります。
学生時代最後の長期実習とあって、何か月も準備をしてきました。
いわば学生時代の集大成のようなものです。
緊張した面持ちで多くの学生が、臨床実習に出ていきました。
(残っている学生は、実習開始まで国家試験の勉強をしています。)

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実習前に検査の練習、練習、練習


さて先週の土曜日に、1週目の実習を終えた学生が何人か学校に
来ていました。
 ある子は実習先で出された課題を調べに・・・。
 ある子は症例の相談をしに・・・。
 ある子は弱音を吐きに・・・。
弱音を吐きに来た子も、まだ始まったばかりでよく分かっていない
様子でした。


これから週を重ねるにつれ、課題量や患者さんに実施することが
増えていきます。
大変なことも増えてきますが、その分言語聴覚士としてのやりがいを
発見することになるでしょう。


毎年実習から帰ってきた学生を見るたびに、「大きく成長したなぁ」と
感じます。
多くのことを学んで、また元気な姿で学校に帰ってきてくださいね。

実習がんばって下さい会

 先日、「3年生の皆さん、実習がんばって下さい会」が行われました。
 いままで3年間、言語聴覚療法を学んできた補聴言語学科学生の集大
成ともいえる臨床実習が6月後半から始まります。
 それに伴って2年生が中心になり3年生を激励する会で毎年行って
います。今年は1年生もたくさん参加してくれて、盛大なものとなり
ました。
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 企画・運営を担う2年生は、早々から調理実習室にこもり、
炊き込みご飯を作るもの、豚汁の野菜を切るもの、から揚げを揚げる
ものと、みんなワイワイ、がやがや、楽しみながら作りました。
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から揚げ(下ごしらえ、味付けは日置先生)はまかせておけ~


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洗い物はまかせておけ~


 そんな心のこもった料理を頂きながら、各テーブルでは会話が
弾みます。
その後、下級生と教員からの応援・激励の言葉があり、実習に赴く
3年生が抱負を語り、会は終了しました。
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抱負を語る3年生


 実習では楽しいことも、大変なこともあると思いますが、
また2か月後に元気な顔をみせて下さいね。


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大人気! 炊き込みご飯。 すぐに売り切れでした。
おかわりしたかった~(by 日置先生)


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なんと味噌から手作りです!杉浦先生の豚汁。


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2年生から3年生へプレゼント贈呈

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栄養ドリンクとクッキー  メッセージ付き!


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2年生、企画・運営おつかれさまでした!

NEW! 1年生 両側支柱短下肢装具の製作が始まりました。

1年生は「義肢装具基本工作論」の2つ目の製作物となる、両側支柱短下肢装具の製作実習が始まっています。今までの様子をレポートします!

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前回製作したプラスチック製の短下肢装具とは材質が異なり、今回は金属製の短下肢装具を製作して行きます。金属材料の性質をよく理解し、それぞれの加工法を一つずつ習得して行って下さいね!

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まずは、装具の土台となる“あぶみ”の加工をします。
数ミリのズレも許されないので、加工前の設定がとっても大切です!

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金属の曲げ加工には、ハッカーという特殊な工具を使用します。このハッカーが正しく使われていないと金属支柱に捻れが生じるため、学生たちの表情も真剣です!

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両方の支柱が平行な位置関係にあるか、捻じれはないか、確認をしているところです。ここの微調整がなかなか難しいのですが、頑張って習得して下さいね!

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支柱の曲げ加工が終わったら、次は“半月(はんげつ)”の加工です。装具全体をいわゆる閉じた構造にするため、ここでの接合部の曲げ加工がポイントとなります!

金属の曲げ加工は、コツを掴むまで学生たちの試行錯誤が続きます。
まずは作業の目的を理論的に理解し、次に自身の手を通して工程を体感することが重要ですね!

NEW! 2年生 靴型装具が完成しました。

2年生が4月から下肢装具の製作実習で製作していた靴型装具が、いよいよ完成しました。完成までの様子をレポートします!

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前回仮合わせを行ったチェックシューズを基に、樹脂製のラスト(木型)を起こし、これに甲革(アッパー)を吊り込んで靴に仕上げていきます!
この学生は、靴のトップを左右対称にデザインしているところです。

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甲革(アッパー)の吊り込みを始めると、途中で手を止めることができません。
1回だけの失敗が許されない作業のため、学生たちは教員のデモンストレーションを食い入るように観察しています。

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さあ、いよいよ実践です!学生たちは製靴専用の支持プライヤ(通称:ワニぐちプライヤ)を使って甲革(アッパー)を吊り込んでいます。靴の外観や強度に関わる大事な工程ですので、しわが無いよう美しく吊り込んで下さいね!

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吊り込み作業が終わりました。だんだん靴の形になってきましたね!

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残るは靴底の加工です。
靴底のデザインを決める重要な工程ですので、最後まで慎重に作業しましょう!

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最後にヒールを取り付けます。左右のデザインや高さが同じになるように設定します。

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靴底とヒールの段差を整えます。せっかく美しく吊り込んだ甲革(アッパー)を傷つけないよう丁寧に仕上げます。

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これで全ての工程が終わり、ようやく靴型装具が完成しました!
さて、自分の足に合わせて作った靴の履き心地はどうでしょうか?

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最後はクラスメイトの前で歩行評価を行います。陽性モデルの修正箇所やヒールの設定によって歩行に大きく影響が出るため、装着時の歩行を細かく観察することが重要です。

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2年生は8月中旬から、初めての臨床実習が始まります。
彼らは臨床実習の期間中は自身が製作した靴を必ず履いていますので、ぜひ彼らの足元に注目して下さい!

義肢装具学科では、“靴づくりのできる義肢装具士”の実践教育を行っています。靴づくりに興味のある方は、ぜひ今後のオープンキャンパスにお越し下さい!

NEW! 3年生 卒業研究中間報告会が行われました。

3年生は来週からいよいよ臨床実習が始まります。その臨床実習前に、これまで進めてきた卒業研究の進捗状況を報告するための中間報告会が行われました。
卒業研究は2年生の後半より研究テーマを決め、グループ毎に研究を進めてきました。今回の中間報告会では、なぜこのテーマを選んだのか?具体的にどのように研究を進めて行くのか?を発表し、11月下旬に行われる本発表に向けて準備を進めて行きます。

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この日までの研究の進捗状況を熱心に発表する3年生。
研究テーマの背景、目的、研究手法を後輩たちに分かり易く発表していました。

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それぞれの研究グループに対して、1、2年生からたくさんの質問が出ていました!

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全ての研究グループの発表が終わった後、義肢装具学科顧問の髙見先生より総評を頂きました。

教務の先生方や同級生、後輩たちから様々な質問や意見をもらい、是非とも今後の研究の参考にして行って下さい!

さて、3年生はいよいよ8週間の臨床実習が始まります。
最高学年の学生として、昨年とは違う視点で義肢装具や患者様に向き合ってくれると期待しています!

大きな成果を持って学院に帰ってくることを楽しみにしています!
ガンバレ3年生!

NEW! 1年生 東名ブレース株式会社へ見学に行きました。

この日、1年生は愛知県瀬戸市にある東名ブレース株式会社の本社へ見学に行ってきました。入学して約2カ月が過ぎ、少し義肢装具を理解し始めたところで、実際の義肢装具製作会社を見てどのように感じるのでしょうか?見学の様子をレポートします!

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奥村社長様と西井部長様に会社の概要をご説明いただき、いよいよ見学がスタートです。

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まずは、広い社内を部署ごとにご案内いただきました。
患者様が使われる製品についてどのような工程で製作されているのか、分かり易くご説明いただきました。
また、開発中のリハビリテーション機器についてもご紹介いただき、製作されている製品の多さに学生たちも興味津々でした!

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続いて、本社工場に併設されている「CAD/CAMセンター」に移動し、CAD/CAMシステムを用いた装具製作について説明をしていただきました。

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ここでは学生たちの体を実際にスキャンニングしてもらい、パソコン上で陽性モデル修正、トリミングライン設定などをデモンストレーションしていただきました。

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試しに、顔面のスキャンニングもさせてもらいました。
瞬時に顔の輪郭や表情がそのまま再現されていく様子に、学生たちからは驚きの声が上がっていました!

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このCAD/CAMセンターにも、やはり義肢装具士の存在は欠かせないようです。ここでも本校の卒業生が、オペレーターとして大活躍していました。
長尾先輩、後輩たちに熱心にご説明いただき、ありがとうございました!

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ミーリングマシンに発泡ウレタンのベースをセットし、約15分で陽性モデルが削り終わります。手作業であれば通常1時間以上かかる作業が、みるみるうちに出来上がって行きます!

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見学の最後に、新しくできた「CAD/CAMセンター」の前で記念撮影。

この日は梅雨のあいにくのお天気でしたが、奥村社長様、西井部長様には長時間にわたってご対応いただき、ありがとうございました!

学生たちはこれを機会に、学内の勉強だけでなく、現在、臨床でどのようなことが行われているのかについても興味を持ってもらえればと思います。

2015年06月19日

NEW! 3年生 大腿義足の組み立て実習が行われました。

前回レポートをした陽性モデル修正の後、切断端を収納するソケットの製作を行いました。今回は、ソケット・膝継手・足部をひとつに組み立て、いよいよ大腿義足として完成させます。
「組み立て」といっても、単純に各構成要素を連結するだけではなく、人それぞれが持つ固有の「アライメント※」を正確に再現する必要があります。この固有のアライメントを1本のラインで表したものを“基準線”と言います。基準線が正しく設定されていることが、義足の組み立てではとても重要です。
2年次の下腿義足製作に続き、大腿義足のアライメント理論もしっかりと習得しましょう!

※アライメント:足部に対する膝継手およびソケットの相対的位置関係。作業台の上で義足を組み立てる工程をベンチアライメントといいます。

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まずは足部と膝継手を連結します。義足歩行では、足部に対する膝継手の位置が立位や歩行時の安定性に影響してきます。

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基準線は、膝継手軸の15mm前方を通過させなければいけません。手元の1度のズレはさほど影響が無いように見えますが、距離が離れるとこれが大きな誤差となります。少しのズレも無い、正確な作業が要求されます。

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次に、組み立てた膝継手以下とソケットを連結します。いよいよ大腿義足のカタチができあがってきました!モノづくりの過程の中で、最もワクワクする瞬間ではないでしょうか?

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それぞれのパーツに設定した基準線が、床面に対して垂直になるように調整します。ここまでの作業が一つ一つ正確に行われていないと、固有のアライメントを再現できません。
問題があれば原因を特定し、これについて考察し、解決する手順を把握することが大切ですね!

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組み立てが完了し、先生から最終的チェックを受けます。ドキドキする瞬間ですね・・・・・・
自分では正しく組立てているつもりでも、微妙なズレが生じているようです。基準線を引く時は、物体に対して常に正面から見ることを心掛けましょう!

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採型、陽性モデル修正、ソケット製作を経て、いよいよベンチアライメントが完了しました。これで実際に義足を装着していただく「仮合わせ」の準備ができましたね!
「大腿義足のアライメント」「大腿義足の異常歩行」について、しっかり予習をして仮合わせに臨みましょう!

いよいよ来週から臨床実習です!

 聴能2年生、補聴3年生は、いよいよ来週から臨床実習へ行きます。
今週は希望者のみに以下の特別演習が行われました。
・血圧測定練習
・VF(嚥下造影検査)、VE(嚥下内視鏡)の見方の復習
・トランスファー(移乗動作)の復習
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 言語聴覚士は、理学療法士さんや作業療法士さんに比べてトランス
ファーが苦手です。
 今回はお向かいの中部リハビリテーション専門学校の演習室を
お借りして練習しました。
 両学科とも、1年の時に中部リハビリテーション学校の先生に直接
教えて頂いていますので、最初は患者さん役の学生と一緒に倒れこんだ
りしていましたが、だんだん思い出したのか、それなりになってきま
した。


 実習先でもがんばって下さいね。
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ちょっとへっぴり腰?

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よいっしょっと! 力技ではダメですよ。

2015年06月18日

NEW! 1年生 シューホーンブレイスが完成しました。

1年生が義肢装具基本工作論の授業の中で製作していたシューホーンブレイスがようやく完成しました。今回は仮合わせした装具を仕上げ、ベルトを製作して最終的な適合評価を行いました。
初めて作った装具の出来栄えはどうだったでしょうか?

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仮合わせで採寸したベルトの長さを基に、完成品を製作していきます。
皮革の切り出し方からベルトの縫製まで、細かな説明とデモンストレーションが続きます。

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義肢装具製作では工業用ミシンを使用し、縫製作業を行います。この日はミシンの機能だけでなく、上糸の通し方、下糸の巻き方、ステッチ幅の変更など、ミシンの微妙な調整を数多く学びました。

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最後に装具本体に縫製したベルトを取り付けて完成です。
取り付ける位置や角度など、仮合わせで得た情報を反映させていきます!

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いよいよ装具が完成し、適合評価です!
圧痛箇所はないか、決められた寸法通りであるか、ベルトの長さは適切か、適合時のチェックポイントを一つずつ確認していきます。

明日は全員が完成した装具を1日装着する体験実習を行います。
装具を製作するだけでなく、装着することで見えてくる問題点や課題が多くあります。
患者様、義肢装具士の両方の立場になって、しっかり考察しましょう!

2015年06月17日

NEW! 2年生 靴型装具の製作実習が行われました。

2年生は4月から下肢装具の製作実習が始まっており、夏休みまでに自身の靴を一足完成させます。このプロジェクトでは採型からインソール、チェックシューズ製作、甲革吊り込み、適合まで、靴づくりの一連の工程を専門的に学習していきます。

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始めに、「フットプリント」による足底圧の計測を行います。その後、足部の周径を計測し、靴づくりに反映させていきます。患者様の身体を正確に採寸することは、靴を作る上で重要となります。

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次に先生の採型のデモンストレーションです!
ここでの採形は、これから製作するラスト(靴の木型)の元となる陽性モデル製作に大切な工程ですから、しっかりデモンストレーションを観察しましょう!

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採型は「トリシャム」という特殊なスポンジ状の素材とギプス包帯を使用して足部の形を採型します。義肢装具の採型はこのように様々な素材や採型手法を用いて行います。

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フットプリントを基に、自身の足部に合わせて靴のデザインをします。その後、デザインした靴の形状に合わせて陽性モデルを修正していきます。

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この陽性モデルが靴を製作する木型の基となります。
納得のいく『かっこいい靴』 に仕上げてくださいね!

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修正した陽性モデルにプラスチック材を熱成形し、チェックシューズを製作します。

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次に、熱成形したプラスチックに靴底を貼りつけ、靴を完成させる前に適合状態を確認するためのチェックシューズが完成します。

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靴底(踵の高さ)を整えてチェックシューズが完成します。
2年生はこの授業で製作した靴を履いて8月からの臨床実習に行きます。
臨床実習でご指導いただく先生方、彼らの足元に注目して下さい!そして、いろいろなご意見をいただきたいと思います。

2015年06月11日

補聴言語学科だけの就職ガイダンス

補聴3年生は就職ガイダンスがもう一度あります。


5月に行われた聴能・補聴合同の就職ガイダンスの様子はこちら
http://ncg.kzan.jp/blog/2015/05/post_412.html


 今回の就職ガイダンスでは、社会経験の少ない補聴学生のために
求人票の見方の詳細な説明もあります。
 基本給、調整手当、賞与、昇給など給与面や、
履歴書、卒業証明書、成績証明書などの書類の整え方などの
話がありました。


学生からは
「お給料は総額しか気にしてなかった」
「免許証の写しって、運転免許証じゃないんですね」
「添え状の存在を知ってよかった」
など、教員としてはビックリの感想が出ました。


 後半では模擬集団面接が行われましたが、
仲の良い3年生、あまり緊張せずに終始ニコニコ(にやにや?)
していました。
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ニコニコ


それでも予想外の質問に頭が真っ白になったのか、
言葉に詰まったり、笑ってごまかしたり・・・。


印象の良さはなかなかでしたが、質問に対して、
もう少ししっかり答えられるように練習しましょうね。
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ニコニコニコ

2015年06月05日

NEW! 東京パラリンピックを目指して!

5月18日(金)の中日新聞に義肢装具学科OBの山本裕規さん(㈲三協義肢)の記事が掲載されました!
山本さんは現在、義肢装具士として臨床現場で活躍をされていますが、その一方で2020年に開催される「東京パラリンピック」出場を目指して日々、水泳練習に励んでいます!
義肢装具学科では2020年まで山本先輩を全力で応援します!
ガンバレ山本先輩!

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2015年06月04日

聴能・補聴オープンキャンパスご報告

5月30日(土)に今年度初となる聴能・補聴合同
オープンキャンパスを行いました。
当日は晴天で暑い中たくさんの方にお越しいただきました。


  <企画>
    ☆学科説明
    ☆学生と話そう
    ☆教員と話そう
    ☆学内ツアー
    ☆言語聴覚士の使用する機器(一部)展示
    ☆学校生活の流れ(時間割など)


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アンケートを見てみると参加して下さった方は
学校のカリキュラムや国家試験、就職・・・だけでなく、
在校生とお話をして実際の学校生活についても知って頂けたようです。

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ホームページ、ブログなどで学院の様子を分かりやすく伝えたいと
思っていますが、
『百聞は一見にしかず』
オープンキャンパスに来て体験してみるからこそ分かることが
たくさんあるようです。


次回のオープンキャンパスは7月18日(土)です。
ご都合が合わなかった方、是非ご参加ください!

NEW! 3年生 『専門職種間連携教育』の授業が行われました。

5月20日、27日の二週にわたり、『専門職種間連携教育』の合同授業が行われました。
これは、珪山グループ関連3校(専門学校日本聴能言語福祉学院、中部リハビリテーション専門学校、中部看護専門学校)の最終学年の学生が一同に集まり、提示された症例についてグループワークを行い、“チーム医療の重要性”について理解を深める目的があります。

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まず最初に、鵜飼リハビリテーション病院のリハビリテーション医師、言語聴覚士、看護師の先生方より「専門職種間連携の必要性」、「専門職の役割と連携の注意点」、「連携の実践例」についてそれぞれご講義いただきました。

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次は、提示された症例についてグループディスカッションです。関連職種は義肢装具士(PO)、理学療法士(PT)、言語聴覚士(ST)、看護師(Ns)の4職種です。それぞれの立場から「問題の整理」「目標の設定」「アプローチ」について議論を深めます!

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学生同士が互いの専門性をベースに議論をすることで、症例に対する知見が広がるだけでなく、チーム医療の必要性について再認識できた学生が多かったようです。

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二週にわたって行われたこの合同授業では、多くの学生が専門知識の重要性やチーム医療の必要性について改めて深く考える機会になったと思います。
ご講義いただきました鵜飼リハビリテーション病院の先生方、各学科の先生方、ありがとうございました!

2015年06月03日

3校合同授業「専門職種間連携教育」を行いました

 当学院は言語聴覚士・義肢装具士の養成校です。
関連学校に、看護師養成校の「中部看護専門学校」、
理学療法士養成校の「中部リハビリテーション専門学校」が
あります。


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 その関連3校・4職種の最上級生が、臨床実習直前の2日間、
一堂に会して、「専門職種間連携教育」の授業が行われました!


 内容は、初日は鵜飼リハビリテーション病院スタッフによる講義と症例提示で
わからなかった専門用語を説明し合い、2日目はグループワークで
各専門職それぞれのアプローチについて話し合った後、
模擬カンファレンス・チームとしてのアプローチをまとめました。

 リハビリテーションにはチームアプローチが大切です。
しかし、連携と言っても、例えば、各職種にはそれぞれの見方・考え方や
専門用語があり、就職してすぐにそれが簡単ではないことに気づきます。


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 今回の授業で各専門職の見方が違うことがわかり、チームで目標を
共有するという体験ができたことは大きいと思います。
チームにはコミュニケーションが大切です。
STはその専門家のはず!
今後も多職種理解を深めていってほしいものです。

2015年06月01日

中部リハビリテーション教室で講演しました

「認知症を予防しよう!-脳トレでイキイキ生活-」という題目で
一般の方を対象にお話し、簡単な記憶や視空間の検査を行いました。
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 今の医学では、「こうすれば認知症にならない」という方法は
残念ながらありません。しかしながらライフスタイルによって
「認知症の発症を遅らせる」ことが分かってきました。
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そのライフスタイルとはどんなものなのか、食事方法、
脳のトレーニングなどをお伝えしました。
会場からは質問も多く、なごやかな雰囲気となりました。
コミュニケーションや社会的接触は、それが乏しい人たちに比べて
認知症を8倍も予防してくれるそうです。
このような教室に参加しよう!という積極的に行動をされる方は
すでに認知症の予防をされているんですね。
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第二部では、希望者に簡単な聴力検査を行いました。
難聴によって認知症のリスクが上がることが知られています。
(耳から情報が入ってこないと脳はついついお休みがちになります)
こちらもたくさんの方が参加下さいました。

SLTA実技テスト終了!

補聴言語学科の失語症の授業は、1年生で失語症の「症状」等を学び、
2年生では主に失語症の「評価」について学習します。
評価の授業は検査の演習、つまり、検査を実際に行うことから
始まります。


標準失語症検査(SLTA)は、日本で広く用いられている総合的な
失語症検査です。
聞く・読む・話す・書く・計算について、26項目の検査から成ります。
評価するべきものは患者さんの「症状」です。
検査手順でもたついたりしては、見るべき患者さんの症状を見落とす
ことになりかねません。


マニュアルを見なくてもできるように検査の実施・記録・採点について
4月から時間を作って練習を重ねてきました。


実は、このSLTA実技テスト、2年生最初の「高い壁」と考えられています。
学生曰く、「STとしての大事な部分」という感じがするそうです。
毎年、緊張のあまり、数々の伝説が生まれますが、、、


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本年は、まずまず!


繰り返し練習してきた成果が発揮できたようでした。
評価を行い、1年で学んだ症状がなぜ出るのかについても、
理解が深まってくれると信じています。

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