2015年06月01日

SLTA実技テスト終了!

補聴言語学科の失語症の授業は、1年生で失語症の「症状」等を学び、
2年生では主に失語症の「評価」について学習します。
評価の授業は検査の演習、つまり、検査を実際に行うことから
始まります。


標準失語症検査(SLTA)は、日本で広く用いられている総合的な
失語症検査です。
聞く・読む・話す・書く・計算について、26項目の検査から成ります。
評価するべきものは患者さんの「症状」です。
検査手順でもたついたりしては、見るべき患者さんの症状を見落とす
ことになりかねません。


マニュアルを見なくてもできるように検査の実施・記録・採点について
4月から時間を作って練習を重ねてきました。


実は、このSLTA実技テスト、2年生最初の「高い壁」と考えられています。
学生曰く、「STとしての大事な部分」という感じがするそうです。
毎年、緊張のあまり、数々の伝説が生まれますが、、、


SLTA.jpg


本年は、まずまず!


繰り返し練習してきた成果が発揮できたようでした。
評価を行い、1年で学んだ症状がなぜ出るのかについても、
理解が深まってくれると信じています。

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