1年生が義肢装具基本工作論の授業の中で製作していたシューホーンブレイスがようやく完成しました。今回は仮合わせした装具を仕上げ、ベルトを製作して最終的な適合評価を行いました。 初めて作った装具の出来栄えはどうだったでしょうか? 仮合わせで採寸したベルトの長さを基に、完成品を製作していきます。 皮革の切り出し方からベルトの縫製まで、細かな説明とデモンストレーションが続きます。 義肢装具製作では工業用ミシンを使用し、縫製作業を行います。この日はミシンの機能だけでなく、上糸の通し方、下糸の巻き方、ステッチ幅の変更など、ミシンの微妙な調整を数多く学びました。 最後に装具本体に縫製したベルトを取り付けて完成です。 取り付ける位置や角度など、仮合わせで得た情報を反映させていきます! いよいよ装具が完成し、適合評価です! 圧痛箇所はないか、決められた寸法通りであるか、ベルトの長さは適切か、適合時のチェックポイントを一つずつ確認していきます。 明日は全員が完成した装具を1日装着する体験実習を行います。 装具を製作するだけでなく、装着することで見えてくる問題点や課題が多くあります。 患者様、義肢装具士の両方の立場になって、しっかり考察しましょう!
教務室から, 義肢装具学科