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【2016年03月 アーカイブ】

2016年03月31日

NEW! 「MASソケット」の研修会が行われました。

3月27日(日)、長野県総合リハビリテーションセンター(長野市)主催の「補装具製作技術向上研修会」より講師依頼があり、義肢装具学科の名和大輔先生が大腿義足「MASソケット」の講師を務められました。当日は長野県内だけでなく、県外から参加された方もおられたようです。
その研修会の様子をレポートします!

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まずは「MASソケット」開発の経緯、体重支持原理について講演を行いました。

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次に、採型時のポイントを動画で確認した後、実際に陽性モデル修正のデモンストレーションを行いました。参加者の皆さんは、臨床で活躍されている義肢装具士の方々ばかりですので、実際の製作の場面を想定した質問をたくさん頂戴しました。
※プライバシー保護のため、一部画像を加工しています。

名和先生、ご講演お疲れ様でした。
学生の皆さんは現在春休み期間中ですが、教務の先生方は新学期の準備をしつつ、義肢装具士としての研修活動にも積極的に参加させていただいています!
最後に、長野県総合リハビリテーションセンターの義肢装具士の皆様、ご講演の準備をしていただき、誠にありがとうございました!

2016年03月30日

NEW! 速報!PO国家試験合格発表

3月28日(月)に厚生労働省より『第29回義肢装具士国家試験合格発表』が行われました。
本校の受験生は―――

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後輩たちの激励に応え―――

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国家試験全員合格!!合格率100%を達成!!
さらに、昨年度に引き続き就職内定率も100%を達成しました!!
第28期生の皆さん、そしてこれまで支えてこられたご家族の皆様おめでとうございます。
また、在学中にご指導いただきました講師の先生方に心より厚くお礼申し上げます。ありがとうございました。

2016年03月28日

速報!ST国家試験合格発表!

つい先ほど、第18回国家試験合格発表がありました。
 
聴能言語学科 100%
補聴言語学科 80.0%

 
聴能言語学科は3年連続100%!
補聴言語学科も全国平均(67.6%)を大きく上回る好成績!


最後の最後まで必死に取り組み、本当に良く頑張りました。


学生達を支え導いてくださった実習先の先生方、
講師の先生方、本当にありがとうございました。


いよいよ言語聴覚士として新しいスタートになりますね。
最初はうまくいかないこともあるでしょう。
患者様・利用者様に感謝しつつ、
周りの先輩・同期から色々吸収して力をつけていってください。
この学校で頑張れたのなら、きっとできると信じています。


たまには学校に遊びに来て、元気な顔を見せてくださいね。


教員一同

 

2016年03月16日

NEW! 第27期生の皆さんご卒業おめでとうございます!

3月12日(土)義肢装具学科第27期生の卒業式が行われました。
当日は雲一つない春らしい日差しのなかで、卒業式を迎えることができました。
卒業生たちの晴れやかな一日をレポートします。

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第27期生の門出をお祝いするように、校舎前の梅の花もきれいに咲きました。

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棚橋学院長先生より義肢装具学科総代が卒業証書を受け取りました。

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理事長賞を受賞した神谷大地君、鵜飼敦子理事長先生より表彰していただきました。

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卒業式も終わり、緊張感がとけていい笑顔になっていますね!

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教室に戻り、改めて学科内で『卒業証書授与式』が行われました。
在校生、保護者、来賓の皆さんと一緒に和やかな式となりました!

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義肢装具学科顧問の髙見健二先生より、一人ひとりに卒業証書が授与されました。

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卒業生から在校生全員に記念品が贈呈されました。

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卒業生より、義肢装具学科への記念品として、校舎の写真が入った『校歌ボード』を寄贈していただきました。

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最後に、校舎前で恒例の記念撮影を行いました。
3年間ご指導いただきました教務の先生方、ありがとうございました!

第27期生の皆さん、ご卒業おめでとうございます!
全国各地で皆さんが活躍されることを、教職員一同、期待しています!



~卒業記念パーティー編~
卒業式後、名古屋市内のホテルにて『義肢装具学科第27期生 卒業記念パーティー』が盛大に行われました。

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卒業式から衣装を着替えて来賓をお迎えする卒業生たち。

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全国各地から卒業生のために非常勤講師の先生方や、臨床実習でお世話になった企業の皆様、OBの皆さんが大勢出席してくださいました。

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パーティーの司会を務める卒業生、少し緊張気味ですね!

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パーティーの最初に、鵜飼泰光理事長先生より卒業生へ温かいお祝いのお言葉をいただきました。

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最後に、義肢装具学科の教員へ記念品と花束の贈呈があり、先生方から卒業生に向けて、はなむけの言葉が贈られました。

第27期生のみなさん、3年間お疲れ様でした!!

2016年03月14日

【義肢装具学科】OPEN CAMPUS 2016

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義肢装具学科(義肢装具士養成課程)の2016年度のオープンキャンパス開催スケジュールを公開しました!

本年度は全14回開催!!
本学科のオープンキャンパスでは、参加するたびに毎回異なる製作実習を体験できます!
ホントの授業を聞いて、義肢装具士のつくる楽しさと、学ぶ楽しさを体感してみよう!

装具の採型、義足の歩行観察、筋電義手、ホンモノの義足の組み立て、自分の足の分析などなど、初めて参加する方も、2回目3回目の方も、義肢装具士を楽しんで学べる魅力的なコンテンツをたくさんご用意しています!!

実学が未来の君を強くする!

みなさんの参加をお待ちしています!

義肢装具学科オープンキャンパスの詳細はこちら

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2016年03月13日

最大144万円+α給付!『専門実践教育訓練給付制度』のご案内

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社会人のための新しい支援制度!
国家資格(義肢装具士免許)を取得してキャリアアップ!
 
平成28年度4月に義肢装具学科に入学される方で、条件に該当する方は
『専門実践教育訓練給付金制度』
『教育訓練支援給付金制度』   
が受けられることになりました!!

厚生労働省による中長期的なキャリアアップを目的とした雇用保険の給付制度です。
厚生労働省が専門的・実践的な教育訓練として指定した講座は、一定の要件を満たした場合に、最大で144万円の給付金と離職時の基本手当の日額に相当する額の50%が受講期間中にハローワークから支給されます。
 
詳細は専門実践教育訓練給付金制度・教育訓練支援給付金制度についてもしくはハローワークのこちらのページでご確認ください。

受講開始の1か月前までに提出しなければならない書類もありますので本学科の受験および給付金の受給を検討されている方はハローワークまでご相談ください。
あなたの夢の実現、キャリアアップを応援します!!

2016年03月10日

3月13日(日)短下肢装具を採型してみよう!

第14回オープンキャンパスを3月13日(日)に開催いたします!

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義肢装具士のモノづくりは、患者さんの体を採型するところから始まります、その採型したモデルをもとに個々に合った義肢や装具を製作します。
体験授業では実際に「短下肢装具の採型」を行っていただきます!
義肢装具士を体感するチャンス!!

入試情報や学生生活などどんどん質問して、義肢装具士のつくる楽しさと、学ぶ楽しさを発見してください!

当日のスケジュール
◇12:00 受 付
◇12:30 学科説明
◇13:15 休 憩
◇13:30 体験授業(短下肢装具の採型をしてみよう!)
◇15:30 学校見学(教室や実習室をのぞいてみよう!)
◇15:30 個別相談(入試のこと、一人暮らしのことなど何でも相談!)
◇16:00 終 了(予定)


義肢装具士という資格やその仕事について詳しくご説明します!
ホントの授業に参加して、義肢装具士を体感するチャンス!

・この春、高校3年生になる方で義肢装具士を目指そうとしている方、興味のある方なら、どなたでも参加できます。
・保護者の方やご友人とご一緒に参加して、今後の進路をじっくりと検討してください。

これから進路を選択するうえで、きっと参考になると思います!この機会にぜひ参加してみてください!

過去のオープンキャンパスの様子はこちら
第5回オープンキャンパス
第6回オープンキャンパス
第7回オープンキャンパス

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義肢装具学科オープンキャンパスの詳細はこちら

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NEW! 2年生 長下肢装具の製作実習が終了しました。

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約2ヶ月かけて製作してきた長下肢装具の適合評価が行われました。金属加工に悪戦苦闘しながら、ようやく完成まで漕ぎつけた学生が多かったようです。さあ、お互いに装着してみましょう!

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適合評価では、患者様に装着方法を指導するポイントや、装具が不適合だった場合の修正方法なども学習します。装具が下肢にあたっていないか、継ぎ手の位は適切か、ベルトの位置や長さは適切か、など細部にわたって確認をして行きます。

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担当教員がまずは静止立位時の適合状態をチェックして行きます。
装具が身体に正しく適合していることは勿論ですが、ベルトの縫製の仕上がりや金属支柱の曲げ加工の滑らかさなど、製作物としての出来ばえを評価します。また、製作物について学生に簡単なプレゼンテーションをしてもらい、義肢装具士として患者様の前で話すことをシミュレーションします。

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つぎに、実際に歩行しながら装具の適合状態を評価します。装具の膝継ぎ手の位置がずれている場合や歩行時に下肢のアライメント(各関節の角度)が変化する場合、金属支柱が体にあたる場合などがあります。これは採寸する段階で予測できればよいのですが、実際に装具を装着し歩行しなければ判断できないことが多くあります。

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近年、長下肢装具は脳卒中の急性期のリハビリテーションで重要視されており、処方されることが多い装具です。製作だけでなく、脳卒中の病態についてもしっかり学習して下さい!

2年生の専門科目の製作実習はこれで終了です。
3年生ではさらに高度な製作技術の習得が課題となります。2年生同様、一つずつ確実に積み上げて行って下さい!

NEW! 1年生 体幹装具の製作実習が終了しました。

前回製作した腰仙椎装具モールド型に引き続き、2つ目の製作課題となる腰仙椎装具ナイト型の授業が行われました。
適合までの様子をレポートします!

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今回は金属材料を加工して装具を製作して行きます。

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修正した石膏モデル(陽性モデル)に合わせて金属を曲げ加工して行きます。体幹(胴体部分)の曲線に合わせて、金属製の支柱を滑らかに曲げ加工していますね!

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組み上げた金属枠の装具本体に、クロム革やフエルトで仕上げ加工を行います。ここでの作業は、製品としての完成度を高める大切な工程となるため、学生たちも繊細に作業しています!

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最後に、前回製作した腰仙椎装具モールド型、ナイト型の適合評価を行いました。装具が規定の寸法通りに製作されているか、装具としての機能を十分満たしているか、義肢装具士の目線で具体的にチェックして行きます。
果して今回の装具は上手くフィッティングしていたでしょうか?

さて、これで1年生の製作実習がすべて終了しました。
2年生では、実際の四肢切断者あるいは脳卒中片麻痺の方に義肢や装具を製作し、適合させることが製作実習の最終評価となります。今まで学んだ基本工作技術や専門知識を活かして、より良いモノが製作できるように頑張って下さいね!

NEW! 3年生 第29回義肢装具士国家試験

去る2月25日(金)に第29回義肢装具士国家試験が東京(TOC有明)で行われました。3年生は前日から東京へ移動し、全員無事に受験をして来ました。
出発前の「壮行会」から受験までの様子をレポートします!

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試験前日の「壮行会」では東京に向かう先輩たちを激励するために、後輩たちが心のこもった熱い応援を披露してくれました!

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後輩たちが作ってくれた「魅せてやれ日聴の底力」の垂れ幕に、3年生たちは一気に勇気づけられました!

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名古屋駅を出発する時も、学生たちはいつものようにリラックスしているようですね!

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新幹線に乗ると、やはり参考書を開いてみんな黙々と勉強をしていました。

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前日は試験会場近くのホテルに宿泊し、試験当日を迎えました!
東京は雲ひとつ無い晴天に恵まれ、学生たちもリラックスして試験会場へ向かいます!

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試験会場のTOC有明に到着しました!
試験場には既に他校の学生さんたちも到着しており、厳粛な空気の中でいよいよ国家試験の開始です!

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午前、午後の試験を無事に終え、名古屋に戻るために試験会場から品川駅へ移動してきました。学生たちはいつも通りのリラックスした表情で、出題された問題についてあれこれ話をしています。

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帰りの新幹線の車内では、出題に対する解答をお互いに確認し合っていますね!

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こちらでも早速、お互いの解答について確認をしていますね。
国家試験が終わっても学生たちの探究心はまだまだ終わることはありません。さて、皆さんの結果はどうだったでしょうか?

この後、全員で学校に戻り、教務の先生方から受験の労をねぎらう温かいお言葉をいただき、2日間の日程を無事に終えました。
今回の試験結果は、3月28日(月)14時に厚生労働省より発表されます。

NEW! 「第9回国際アビリンピック大会」壮行会

去る2月27日(土)、義肢装具学科で非常勤講師をしていただいている香川貴宏先生(㈱松本義肢製作所)が3月下旬にフランスで開催される「第9回国際アビリンピック大会」に義肢競技部門の日本代表選手として出場することが決まっており、その壮行会が名古屋市内で盛大に行われました。

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香川先生は義肢装具学科のOBでもあり、国際大会への出場は後輩たちにとっても今後の良い励みになると思います!

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壮行会では本校の3年生たちが会場に飛び入り参加し、香川先生を激励するエールを送りました!

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日本聴能言語福祉学院は、香川先生のフランスでの健闘をお祈りしています!

義肢装具学科では随時、学校見学および義肢装具製作施設見学ツアーを行っています。香川先生の働く姿もみられるかも!?大切なあなたの進路決定のために、ぜひご参加ください!ご連絡お待ちしています!

見学日時 : 個別に調整をいたします(日曜日以外)。
集合場所 : 本校(日本聴能言語福祉学院)
        *学校に来て頂き、そこから専用車で施設まで送迎します。
見学施設 : ㈱松本義肢製作所(愛知県小牧市 *ホームページ
所要時間 : 約2~3時間(見学1時間+移動1時間30分)。
その他等 : 参加費は不要です(本校までの交通は自己負担願います)。



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2016年03月04日

NEW! 1年生 体幹装具が完成しました。

1年生は1月初旬から体幹装具の製作実習が始まりました。
今回の実習では2種類の体幹装具を製作し、各装具の機能や製作方法の違いなどを学びます。
1つめの胸腰仙椎装具モールド型が完成しましたので、その様子をレポートします。

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はじめに、骨格標本を使って体幹の機能や特徴を理解し、つぎに採型のポイントを学習して行きます。

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義肢装具の中でも採型範囲が広い体幹装具は、採型肢位が適切でないと後々の陽性モデル修正がとても大変です。しっかりデモンストレーションを見て、実践に繋げましょう!

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では!早速採型してみましょう!
体幹装具を必要とする患者様は長時間立っていることが難しい方が大半です。姿勢が崩れないうちに、素早く採型することがポイントですね!

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修正した陽性モデルに軟化させたプラスチックを熱成形して行きます。
陽性モデルの形にしっかりと沿わせ、装具に傷をつけないようにしなくてはいけません。プラスチックが冷める前に作業を終えなければならないため、学生たちは真剣な表情です!

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熱成形したプラスチックを装具の形状にトリミングし、ベルトを取り付けて仕上げて行きます。

今回の実習から製作した装具は最後に全て「適合評価」が待っています。
製作した装具が治療効果を持ち、患者様に使っていただける精度でモノづくりができたかどうか、最後にフィッティングを確認します。この作業は義肢装具士ならではの大切な仕事です。しっかり学んで行きましょう!

2016年03月03日

見学実習Ⅰ反省会

  聴能1年生は2月に3日間(主に小児)、3月に一週間(成人)の見学実習に行きます。
患者様の訓練を見学させていただくだけでなく、各施設で言語聴覚士がどのように他職種と連携をとりながら業務を行っているのかを実際に見せていただきます。


  1年生にとっては初めて学外に出る機会です。
患者様の様子をしっかりと見る事が出来なかった、知識が足りなかった等など。
個々に反省点が沢山あったようです。今回はその反省点と上手くいった、褒められた事を全員で共有して3月の実習に活かすために反省会をしました。


  どうしたら今回の反省を次に生かせるのかを具体的にグループごとに考え、その後、全体でさらに良い改善方法がないかを考えました。

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  反省点は沢山あったものの、患者様と関わる機会をいただいて、「STになりたい!」と
いう思いを強くして帰ってきたようです。
実際に、教員が実習先に訪問に行くと「学院にいるときよりもイキイキしているんじゃない!?」
と突っ込んでしまうくらいの表情の学生もいました(座学よりも実践向き?)。


  今回の経験を次の実習に活かして、さらに成長して帰ってくるのを楽しみにしています。


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