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【2011年07月 アーカイブ】

2011年07月26日

歌って踊って!? 『声楽』のテスト

少し前の話題になりますが、
補聴言語学科1年生の講義をご紹介します。

補聴1年生の1学期は、専門に入る前の基礎科目が多いのが特徴です。
もちろん何事も勉強ですから、
覚えること、理解すること・・etc・・がたくさんあるのは仕方ありませんね。
放課後、友達と一緒に勉強したり、教員に質問したり、
と少しずつ勉強にも慣れてきた様子です。
 
そんな1年生の科目の中にも、
いくつか実習的要素を持つ科目があります。
その1つが「声楽」です。
 
「声楽」では、
発声の理論、メロディ・リズム、を合唱などを通じて学ぶ科目です。
授業では先生の伴奏に合わせて美しい歌声を響かせています。
 
そして先日、その「声楽」のテストがありました。
「声楽」のテストと聞くと、
決められたテーマの合唱か?と想像するかもしれません。
しかしこのテストのテーマは各自が決めてよく、「自由」なのです。
 
つまり、発声やメロディ・リズムがあるものなら何でもよいというわけです。
ある者は歌い、ある者は踊り、ある者は楽器を演奏する、といった感じです。
 
今年の学生たちはどのような感じだったかというと・・・


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    ・・・高校の校歌熱唱中・・・
 
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    “AKB48”を歌って踊る元社会人
 
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    “AKB48”の後、静かにベートーベンを弾く女子・・・
 
普段とはちょっと違うクラスメートの姿に、テストは大盛り上がり。
いつかここでの体験が臨床で実を結ぶ・・・かも。
将来は、『歌って踊れるST』、ですね。
 

2011年07月25日

学校見学にきてみませんか?

先日、第2回のオープンキャンパスを開催しました。
3連休の初日でしたが、たくさんの方にお越しいただき、
ありがとうございました。

同時に開催した公開講座(2回目のご参加)にも参加して下さった方、
ありがとうございました。

さて、聴能・補聴言語学科では、
個別の学校見学も受け付けております。
 
夏休みになって少し自由な時間が増えたという学生さん、
オープンキャンパスには都合が合わなかったという社会人の方、
お時間のいいときにぜひ学院へいらしてみませんか?

学校見学では専任教員が個別に対応、
オープンキャンパスで行っている内容に準じ、
仕事紹介や学科説明もさせていただきます。
もちろん、みなさんの疑問にも、直接教員がお答えいたします。
 
ご予約は随時受け付けておりますので、
お気軽にお問い合わせ下さい。
 
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2011年07月23日

義肢装具製作会社見学ツアーのご案内!

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義肢装具学科では、本年度も進路を検討中の皆様にオープンキャンパスに加えて、個別での学校見学、義肢装具製作施設の見学ツアーを実施します!


あなたのご都合の良い時間を利用して、義肢装具士が実際に働いている職場を見学してみませんか?本校の専任教員が義肢装具製作施設まで案内します!見学日や集合時間などは個別に調整させていただきますので、参加ご希望の方は担当者(義肢装具学科教務主任:中川)までご連絡ください(*当日はご本人だけでなく、保護者の皆様の同伴も可能です)。


見学日時 : 個別に調整をいたします(日曜日以外)。
集合場所 : 本校(日本聴能言語福祉学院)
        *学校に来て頂き、そこから専用車で施設まで送迎します。
見学施設 : ㈱松本義肢製作所(愛知県小牧市 *ホームページ
所要時間 : 約2~3時間(見学1時間+移動1時間30分)。
その他等 : 参加費は不要です(本校までの交通は自己負担願います)。



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2011年07月15日

学院長カッコ良すぎます!その参 -嚥下障害と棚橋(学院長)伝説の真実-

以前、嚥下障害で高名なF本先生(医師)が、
うちの棚橋学院長が考案した嚥下障害の手術(棚橋法)を初めて実施する時、
患者さんに「ウサギでは成功している。あんたどうする?」と迫った、
と話されていた・・というエピソードがありました(ブログはコチラ)。
  
昨日、学院長にその話について聞いてみました。
すると・・・
「うん、そういう風になんだか広まっているんだけど事実は違うんだよね」
当時、棚橋先生は、手術の話を患者さんに切り出すのにすごく逡巡して、
なかなか提案できず1年くらい悩んでいたそうです。
 
「だって、ウサギと人間じゃ違うからさ」
 
至極ごもっとも。
 
しかし、ようやく話したところ患者さんは受け入れられたそうです。
「あの時、あの人が決心したから
(今、棚橋法がメジャーな術式となるまでに至った)」
 
私はその時初めてその患者さんが若い女性であったことを知りました。
嚥下障害となって7年間、
ひどい栄養障害の状態にあったそうですが、
当時の医学では十分な治療方法がなく・・・。
 
そして無事手術は成功。
患者さんは食事がとれるようになったのです。
 
「でもね、栄養状態が悪かった期間が長かったから
体がボロボロになっていてね。
僕は『そんな体でやめろ』っていったんだけど、
その後結婚して2人も子どもを産んでさ・・」
 
言葉とはうらはらに、とても優しい表情でした。
 
日本で、いえ世界で初めての手術を、
棚橋先生を信頼して決心した患者さん・・。
その信頼関係は、
きっと棚橋先生が悩んでおられた1年間に築き上げられたのではないでしょうか。
 
その患者さんはおっしゃったそうです。
「この1年、
先生が私のために一生懸命研究されていたのを知っています」と。
  
このあたりで私は涙がこぼれそうでした。
 
でも事実は時に残酷です。
 
棚橋法の手術を受けて23年後、
患者さんは股関節の手術を他の病院で受けたのですが、
術中の医療事故により亡くなられたそうです。
 
「そんな馬鹿な話があるか!って怒りがこみ上げてきてさ・・」
と学院長。
 
医療によって救われた命が、
医療によって失われたとは・・皮肉な話です・・・。
 
耳鼻科領域の医師から、
あれこれ聞こえてくる数々の「棚橋伝説」。
 
特に有名な「ウサギで・・」の話の真実は、「研究の鬼」ではなく、
目の前の患者さんを救うために必死の「医師 棚橋汀路」だったのですね。
 
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   聴能教員P

2011年07月14日

“感じのいいST”をめざして・・・

以前のブログで紹介した「会話テスト」(リンクコチラ)を経て
自分の笑顔、話し方、態度といったことに
ちょっぴり気をつける様子が出てきた(?)学生達。
 
言語聴覚士は人を相手にする仕事。
対人における“マナー”は
日々の生活の中でも意識していってほしいものです。
 
実は、数年前から1年生において
「接遇・マナー」の授業を実施しています。
企業等でも教えておられる講師をお招きし
社会人としての基本的なマナーを
演習を通して学んでもらいます。
 
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   私の“おじぎ”はどうかしら?
 
自分を客観的に見ることは難しいもの。
様々な場面を通して自分自身を振り返りながら
“感じのいいST”をめざしてください!
 

2011年07月12日

学内実習を経験して

少し前に、聴能言語学科1年生が学内実習を見学するという話を掲載したのですが(リンクコチラ)、
今回は訓練を担当している2年生がどんな様子なのか、
ちょっと感想を聞いてみたいと思います。
 
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・  
私は、失語症の患者様の言語訓練を担当しています。
授業では、失語の患者様の映像を見て評価する課題や
その障害像にあわせて訓練を考える課題を行ってきましたが、
臨床場面で生身の患者様にお会いして感じるのは
「もっともっと勉強したい、
そして、今より少しでも多くこの方のお役に立ちたい!」
という強い思いです。
維持期の失語症の方が抱える問題点に目をむけ、
よりその方らしい生活が送れるような支援を考えること、
その大切さと難しさを、患者様から学んだ気がします。
患者様の笑顔に思いをはせながら
「こんな訓練はどうだろう?」と絵カードを作ったり、
「次回はこんな話をしよう」と、新聞に目を通したり、
日々、クラスメイトと考えを巡らせています。
真剣に考えるあまり、時折、道に迷ってしまう私達のことを、
担当の先生は丁寧に指導して下さいます。
      (聴能言語学科2年生 Aさん)
  
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・  
私は言語発達障害のお子さんに興味がありました。
実際にお子さんに関わることで、
教科書やビデオを見るだけでは分からない
子どもの訓練の大変さと楽しさを知ることが出来ました。
お子さんの人生の中で
私達が関わることができるのはほんの一時期ですが、
毎週変化を目の当たりにする度に、
この子の発達にとって重要な時期に関わっているのだ、
ということを実感し、
訓練者としての責任とやりがいを感じています。
大変な部分もありますが、
先生からのアドバイスをもとに
メンバー全員で協力しながら取り組んでいます。
      (聴能言語学科2年生 K子さん)
 
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
私はプロのSTとして働く前に少しでも臨床経験を積みたいと思い、
入学当初から2年次に始まる学内実習に
早く参加したいと考えていました。
実際に行ってみて感じることは、学んできた知識をもとに、
それぞれの力や性格等に応じて
柔軟に訓練を組み立て行うことの難しさです。
でもその難しさに、STの仕事のやりがいを感じています。
私は吃音と機能性構音障害が合併しているお子さんを
担当させていただいています。
吃音の臨床を行うSTは少ないそうですので、
この経験を、実習はもちろん、これからの私の臨床に生かし、
吃音の方の対応もしていければと思います。
       (聴能言語学科2年生 Yさん)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
 
臨床や担当の方への熱い想いを、
私達担当教員もめいっぱい応援していますよ!
 
学内実習は11月まで続きます。
この間に、患者様はもちろん、
君たち2年生もどんな変化を見せてくれるのでしょうか。
楽しみです。
 
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   聴能教員P
 

2011年07月09日

大掃除とカレーと夏休み!

本学科恒例の大掃除を1,2年生&教務の全員で行い、学科施設を綺麗にしたところで来週から夏休みとなります(各学年数日間の補習はありますが…)!1年生は8月31日まで夏休み、2年生は8月中旬から6週間、臨床実習となります(3年生は7月30日で臨床実習が終了)。


また、当日の昼ご飯は学生会を中心とした1&2年生と中川&宮本先生が前日からの買い出しも含めて、朝早くから学校の調理室でカレーライスの準備を汗だくでしてくれ、全員でご馳走になりました!!
大人数分の本格派手作りカレーの準備だったので大変だったと思いますが、大多数がお代わりしてモリモリ食べていました(宮本&芥川先生は大盛り3杯でした…)。
本当に、とても美味しかったです!ご馳走様でした!!
PS.
余ったカレーは下宿してる子達で仲良く?山分けしてテイクアウトしました!


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大量のご飯とカレー!何杯でも満足いくまでお代わり可能です!!


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若人は食欲旺盛!一人平均2杯~3杯くらいは食べていたのでは!?


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皆で食べると美味しいですね!でも、食事に夢中でほぼ無言でした(笑)


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どえりゃ~うみゃ~でいかんわ!て、大掃除日に寄って頂ければ…!?




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ということで、学生は夏休みですが、
義肢装具学科のオープンキャンパスは、7月23日(土)&8月20日(土)の夏休み期間中に2回開催されます!最終的な進路を決定するための良い情報が得られると思います。お申し込みは開催日前日の午後5時まで受け付けしますので、ご家族の方や友人と一緒でも構いませんので、この機会にぜひ参加してみてください。
教員、当日の学生スタッフ一同、楽しみにまっています!
*義肢装具学科のオープンキャンパスの詳細はコチラ

2011年07月08日

オープンキャンパス&公開講座のお知らせ

暑い日が続くなあ・・・と思っていたら、名古屋も梅雨明けしました。
例年よりも早い夏の到来ですね。
 
さて、7月16日(土)午後に、
聴能・補聴言語学科 第2回オープンキャンパスを開催します。
  
オープンキャンパスでは、
言語聴覚士の仕事内容の紹介や体験、
各学科の特色、カリキュラムや国家試験、就職についての説明、
学内見学、在学生との交流など、
盛りだくさんの内容を予定しています。
 
当日は、ホームページやパンフレットでは伝えきれない、
言語聴覚士の魅力・学院の魅力を存分に感じていただきたい!
そんな思いでみなさんをお待ちしています。

 
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   自分の「飲み込み」の音を聞いてみましょう。
  
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   在学生が学生生活についてお話しします。 
   「生の声」をぜひ聞いてください。
 
 
また、今回は同時に『公開講座』も開催します。
言語聴覚士の世界をちょっぴり実践的に知ることができる講座です。
 
すでにオープンキャンパスや学校見学にいらしたことのある方は、
ぜひこちらに参加してみてください。
もちろん、初めての方でもOKです。
 
今回のテーマは
 
『こどもの“ことば、コミュニケーションの障害”って?』です。
 
どうしておしゃべりできないの?
どうしてコミュニケーションできないの?
 
そんなこどもたちにみられることばの問題について、
映像を交えてわかりやすく解説します。
 
13:00~14:20の予定ですので、
終了後にオープンキャンパスへ参加することも可能です!
 
なお、オープンキャンパス・公開講座のお申し込みは同一フォームです。
 
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2011年07月07日

高山先生の特別講義が実施されました(2年生ver.)!

2年生の専門科目:下腿義足(実習)の授業の一環として、今年も高山平次先生の「義足の納品における仕上げ作業である外装製作の授業」が実施されました。義足の適合は、ただ単にソケットや部品が合うだけでなく、毎日気持ちよく装着するために、義足の「外観」に不満があってはどうしようもありません。ソコまで使用者の「気持ちと生活に適合する」ことが含まれないといけないため、最終工程の要となります。よって、ただ単に脚のデザインにするだけでなく、義足と義足の使用状況に合わせて長持ちするように工夫を凝らす必要があります。


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スポンジの塊にデザインしてイメージで脚の形に削っていきます!


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段々形になっていきます…もの作りのセンスが問われる作業です!


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ついに念願のブログ初登場!これで良かったですよね…(笑)


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見るのと実際では…柔らかいものを形良く削る難しさを体感中!


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恒例の記念写真!高山先生…後期は3年生も宜しくお願いします!
*写真を別ウィンドウで開く

就職活動が始まっています&オープンキャンパスお知らせ

7月に入ったばかりですが、
すでに真夏のような日差しと蒸し暑さを感じる日々です。
そんな暑い日々の中、聴能言語学科2年生の就職活動も‘熱く’なってきています!
 
毎年本学院では言語聴覚士の求人を多数頂いておりますが
(昨年データ:486件・838名分)、
今年もすでに130件を越える求人が寄せられています。
  
今年は、
6月早々に先陣を切って就職活動を始めた学生がいたからなのか、
例年になく学生たちの就職活動が活発なようです。
今日も2年生たちが、
貼り出してある求人情報を食い入るように見つめて…(笑)おりました。
  
見つめているだけではなく、
教員のところに相談に来る学生も増えています。
 
 「先生、この病院に見学に行こうと思っているんですが。」
 「私は小児の臨床がやりたいので、
      この施設を検討しているのですがどうでしょうか」
 「この病院では幅広く勉強できそうです。
             もう少し情報があれば教えて下さい」
 
まだまだ就職活動を始めたばかりの学生たち、
少々頼りないところもありますが、
夢を叶えるために邁進してほしいと思います。
教員ももちろん適宜アドバイスして応援しますよ!
 
さて、来たる7月16日(土)に
聴能言語学科・補聴言語学科のオープンキャンパスを開催します。
「言語聴覚士」になりたい!と思っている方はもちろん、
何となく医療系の資格に興味を持っている方も是非一度足を運んでみて下さい。
 
就職状況については、オープンキャンパスでも紹介します。
現在参加受付中ですので、
学院のこと、言語聴覚士の仕事のことをもっと知りたい方は、
ぜひお気軽にご参加下さい。 
教員、学生一同お待ちいたします!
  
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なお、当日のご都合がつかない場合には、
ぜひお気軽に学校見学にいらしてください。
専任教員が個別に対応させていただきます。
 
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お待ちしてます!
 

2011年07月04日

人工ボディの特別講義が実施されました!

2年生の専門科目「義手概論」の授業の一環として、今年も川村義肢グループの工房アルテ(*リンク)の福島先生と榎本先生によって、“心のバリアフリー”をテーマとして、人工ボディの始まり、効果、必要性を理解するため実例を交えながらの講義に加え、学生各自が印象材(*特殊的な型取り材料)を使用して、指や耳、鼻、顔面といった普段の実習では採型しない部位の型を採り合いました!


“人工ボディ”は、先天性の障害、事故、病気により手足、胸、耳などの身体の一部を失ってしまった人々のために、各自の特徴に合わせて人体用のシリコーンで復元するもので、それは「失われた身体とともに心のケアもできる!」と、最も大事なのは、つくる前に相手の悩みをじっくり聴き、背景を察して、日常生活に合わせたものを考えること。その結果、技術・技能を磨くために真摯に接客(情報収集)や使用者&他機関との三者連携を続けていくことが、プロフェッショナルとしての醍醐味であるといった話を聞くことができました。


学生はもちろん、一緒に聴講させて頂いた自分自身も、義肢装具士を目指す・なってからの、「あたりまえが、あたりまえじゃない」こと、提供者側の自己満足でなく、様々なニーズに対して、より良いものを提供する“プロとしての姿勢”を学ばせて頂き、再認識させてました。あらめて、この仕事のやり甲斐、汗をかくことの大切さを感じることができたました。


福島先生、榎本先生、お忙しいところ本当にありがとうございました!


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接客から身につけた、生まれた技術について講義をして頂いています!


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身振り+テンポの良い大阪弁で、懇切丁寧に指導をしてもらってます!


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福島先生に密着取材中の大阪読売新聞の記者の方もいました(右)


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顔面の型を採っている様子。*呼吸はストローを加えてしています!


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特殊材料で(左)目、(中)顔右半分、(左)舌の型を採っている様子!


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採型後…手の指紋、毛穴、皺(しわ)までくっきりリアルに採れます!


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記念撮影!*今年はプロカメラマンによる撮影なのでボケてません(笑)
*写真を別ウィンドウで開く

2011年07月01日

夏休みの言語訓練見学

先日、聴能2年生達とご飯を食べに行って話していたら
学内実習の見学の話になりました。

聴能言語学科1年生は夏休みに、
教員や2年生達がグループで担当している言語訓練の様子を見学する機会があります。

「初めて言語訓練の様子を見てモチベーションが高まりました。」
「講義で映像なども見ていたのですが実際に失語症の方に初めてお会いして、その症状に衝撃を受けました。」
「私は小児の訓練の見学をして、来年(自分が訓練を)できるかなあっ・・て思ってました。」
「見学後のレポートは何を書けばいいのか分からなくて。でも頑張って書きました。」
「そういえばレポートにたくさんコメントを書いてもらった時は嬉しかったけど、少なかった時はちょっとがっかりした。」

などいろんなことを思い出し、
「学内実習の見学を1年の早い段階でできるのってすごくいいと思います!」
なんて言っていました。

私も
「そういえばレポートに訓練室の間取り図まで書いてきて驚かされたなあ。」
「緊張して言語発達障害のお子さんと遊ぶこともうまくできなかったなあ。」
などと約1年前の彼らの様子を思い出し、
しみじみとしてしまいました。

時々過去を振り返るって大事ですね。

そんな彼らが、
今やいっぱしに学内実習で言語訓練を担当し、
訓練方法についてあれこれ議論しあって、
さらにはもうまもなく学外での臨床実習に赴くというのですから・・。

さあ今年も学内実習見学の準備を始めるとしますか!
今年はレポートのチェックは丁寧に・・?

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    聴能教員P
 

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