少し前の話題になりますが、
補聴言語学科1年生の講義をご紹介します。
補聴1年生の1学期は、専門に入る前の基礎科目が多いのが特徴です。
もちろん何事も勉強ですから、
覚えること、理解すること・・etc・・がたくさんあるのは仕方ありませんね。
放課後、友達と一緒に勉強したり、教員に質問したり、
と少しずつ勉強にも慣れてきた様子です。
そんな1年生の科目の中にも、
いくつか実習的要素を持つ科目があります。
その1つが「声楽」です。
「声楽」では、
発声の理論、メロディ・リズム、を合唱などを通じて学ぶ科目です。
授業では先生の伴奏に合わせて美しい歌声を響かせています。
そして先日、その「声楽」のテストがありました。
「声楽」のテストと聞くと、
決められたテーマの合唱か?と想像するかもしれません。
しかしこのテストのテーマは各自が決めてよく、「自由」なのです。
つまり、発声やメロディ・リズムがあるものなら何でもよいというわけです。
ある者は歌い、ある者は踊り、ある者は楽器を演奏する、といった感じです。
今年の学生たちはどのような感じだったかというと・・・
・・・高校の校歌熱唱中・・・
“AKB48”を歌って踊る元社会人
“AKB48”の後、静かにベートーベンを弾く女子・・・
普段とはちょっと違うクラスメートの姿に、テストは大盛り上がり。
いつかここでの体験が臨床で実を結ぶ・・・かも。
将来は、『歌って踊れるST』、ですね。