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【2015年05月 アーカイブ】

2015年05月28日

NEW! 1年生 シューホーンブレイスの製作

1年生義肢装具基本工作論の様子をレポートします。
前回の授業で製作した陽性モデルにプラスチックシートを熱成形し、仮合わせ用に装具のトリミングを行いました。初めての作業に戸惑いながらも、徐々に装具の形になってゆくと学生たちも楽しそうです!

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陽性モデルに熱成形したプラスチックを装具として必要なトリミングラインに合わせて切り出していきます。プラスチックのカットラインを面取りし、身体に傷などができないように加工します。

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いよいよ仮合わせです。
製作した装具を装着し、適合感や不具合がないかを確認していきます。

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装具を外した後も身体に傷が出来ていないか、細かくチェックしていきます。

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さて、初めて製作した装具の適合状態はどうだったでしょうか?
次回は仕上げ加工をして、ついに装具が完成となります。新しく習ったことを少しずつ、自分の知識にしていきましょう!

6月20日(土)のオープンキャンパスでは、紹介している短下肢装具(シューホーンブレイス)の採型を参加者の皆様に体験して頂けます。
義肢装具士の仕事を体感するチャンス!ぜひご参加ください!!

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義肢装具学科オープンキャンパスの詳細はコチラ

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2015年05月27日

NEW! 3年生 休み時間も国家試験勉強中!

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3年生は4月から本格的に国家試験対策が始まっています!
学生たちは国家試験対策の講義はもちろん、講義開始前の早朝と放課後にグループ学習を毎日行っています。
過去の国家試験問題を1問ずつ解いて、選択肢一つ一つに解説を記述します。その選択肢のどこが誤りなのか、正しくはどうなのかを理解することは、国家試験対策を行う上でとても大切なことです。

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「継続は力なり!」毎日の積み重ねが実力をつけていくことに繋がります。全員合格を目指して、地道にコツコツ頑張りましょう!

NEW! 2年生 下腿義足の陽性モデル修正が行われました。

前回の採型実習に引き続き、今日は陽性モデル修正を行いました。
PTB式は下腿義足ソケットの中でも比較的に多く使用されているタイプのソケットです。学生たちは事前にソケットの体重支持原理を学習していますので、今日から製作方法を実習していきます。

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まずは先生のデモンストレーションを見て、その工程を学習します。先生の手の動きをしっかりと観察し、真似することが大切ですね!

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学生たちは徐々にきれいな陽性モデルが作れるようになってきました。採寸値に合わせて正確な削りや盛り修正をすることはもちろん、なめらかな形状に仕上げることもソケット適合に大きく影響します。
また、義肢ソケットでは皮膚がソケット内面に直接触れることもあるため、細かな凹凸も繊細に修正する必要があります。

次回は、ソフトインサート製作とソケット樹脂注型の工程をお伝えします!

NEW! 3年生 大腿義足の陽性モデル修正が行われました。

前回の採型実習に引き続き、四辺形ソケットの陽性モデル修正を行いました。

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まずは採型時に採寸した切断端の周径値を基に、コンプレッション値を設定していきます。コンプレッション値は断端長や皮下組織の厚さなどによってその数値が個々に決定されます。

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一般的な切断例だけでなく、様々な症例に応じた陽性モデルの修正ポイントを分かり易く教えていただきました。見る見るうちに陽性モデルが完成する工程に、学生たちも興味津々です。

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大腿義足ソケットの陽性モデル修正ではミリ単位の誤差がソケットの適合に大きく影響するため、学生たちは何度もコンプレッション値を計算し、念入りに確認をしていました。

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徐々に四辺形ソケットの形状に近づいてきました。
陽性モデル修正では周径調整と同時に、筋の走路や骨形状など解剖学的に理解をしていないと形状を整えることができません。

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3年生は6月から約2ヵ月間の臨床実習が始まります。
実習施設では今日学んだことをしっかりと実践して下さいね!

次回はソケット熱成形作業とベンチアライメント設定までの様子をレポートします!

2015年05月22日

就職ガイダンスが行われました

最上級生が主催した「就職ガイダンス」が行われました。
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 前半は、教員より昨年の求人件数や地域などの説明がされました。
当学院に、昨年度頂いた求人件数は650、求人数は1500を
超え、過去最高となっており、STはここ数年、かなりの売り手市場に
なっています。
 そんな状況下での、条件の絞り方、情報収集の仕方、施設見学に
ついてなどなどレクチャーがありました。



 後半は5人の先輩をお招きし、急性期、回復期、生活期、小児領域の
それぞれの病院の特色、よかったこと、大変なこと、またどのように就職
活動をしたのか等をお話し頂きました。
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 それぞれの期について、「思っていた印象と違った」「やはり小児に
こだわりたい」と言う感想の他、
「苦手な分野だからこそ、あえて足を踏み入れた」
「興味のある分野と向いている分野は違う」という先輩方の話に感銘を
うけて、自分の将来について気持ちをあらたにしたようでした。
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 その後にグループになり、先輩を囲んで茶話会が行われ、就職の話
だけではなく、臨床実習に向けて準備したほうがいいもの、使用した
参考書、レジュメ、さらには国試対策についてまで、盛り上がった
ようでした。


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 盛り上がる茶話会
 同じ学校の先輩、後輩、気の置けない間柄ですもんね.


2015年05月20日

臨床実習 実習指導者会議を行いました

 5月16日(土)に聴能言語学科・補聴言語学科の実習指導者会議が
ありました。


 実習指導者会議とは、6月末から始まる臨床実習に先立ち
お世話になる実習指導者の先生をお招きして、実習についての説明を
行ったり、実習指導者の先生方と学生との面談を行ったりしています。


 今年は毎年実習でお世話になっている、久美愛厚生病院の
田宮先生に、実習指導について講演していただきました。
 田宮先生は本校の卒業生で、毎年先生の元に実習に行った学生から、
「非常に良い実習でした」と高い評価を受けている先生です。


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田宮先生ありがとうございました


 講演を聞いた感想として、非常に学生の事を考えて実習して
くださっていることが伝わってきました。
学生の体調や能力に配慮しつつ、プロの臨床家としてのノウハウを
きめ細やかに指導していただいていることを感じました。


 実習前は不安ばかり言っていた学生が、実習後は「楽しかった」と
言って帰ってくることが多くあります。
実習指導の先生方が学生に配慮してくださり、臨床の魅力を伝えて
くださっているからだと思います。


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指導者と面談中


 今年も多くの学生がそのような体験をして帰ってくると思います。
学生の皆さんは、実習指導の先生方に少しでも追いつけるように、
充実した実習を過ごせるよう頑張ってくださいね。

1年生 入学して初めての採型実習が行われました。

1年生の製作実習(義肢装具基本工作論)が4月からスタートしています!まず最初は、プラスチック短下肢装具(シューホーンタイプ)を製作します。現在までの講義の様子をレポートします!

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最初は採型(さいけい)から学びます。先生のデモンストレーションをしっかり観察し、採型の手順や材料特性を理解します。
モノづくりだけでなく、患者様への対応も学んで行きます。

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いよいよ実践です!
先生のデモンストレーションではとても簡単そうに見えても、実際にやってみると難しい作業です!

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ギプス包帯は時間が経つにつれて、その扱いが難しくなります。
決められた時間の中で手際よく作業を終えなくてならず、学生たちはこの日一日、悪戦苦闘していました!

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次に、採型した陰性モデルから陽性モデルを製作し、医学的根拠に基づいた修正を加えていきます。
陽性モデル修正は、患者様の病態から必要な修正をモデルに加え、装具に治療効果を持たせる重要な作業工程です。

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製作理論や材料特性、工具や機械の使い方など、義肢装具を製作する上で必要な基礎知識を1つ1つ学んでいきましょう!

2015年05月18日

防災訓練

5月8日金曜日に防災訓練が行われました。


訓練の成果を披露することはないと信じておりますが、
万が一に備えて火事が起こった時を想定して避難をしました。
その際に避難経路や消火器の設置場所の確認、
消火器の使用の練習をしました。


消火訓練の様子です。
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聴能言語学科1年生の男子2名。いざというとき頼りになりそうです。




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聴能言語学科2年生の女子2名。使用の仕方をしっかりと学びました。

2015年05月01日

新入生歓迎会

 4月23日に聴能言語学科、4月28日に補聴言語学科の
新入生歓迎会が行われました!


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  *聴能学科は手作り感あふれています


 聴能言語学科の新入生歓迎会は5Fの講堂で手作りの飾り付けをして、
お寿司とオードブルでのおもてなしです。
 内部教員はもちろん、外来講師の先生も5名ご参加され、
温かい言葉をたくさんいただきました。


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  *方言とジェスチャーでわかるかな?


 上級生と新入生の親睦を深めるゲームなどもあり、
盛り上がっていました。


新入生からの「今からしておいた方がよいことは何ですか?」
などの質問に対して、自らの反省の意味もこめてでしょうか、
真摯に答えていた先輩の姿が印象的でした。

 補聴言語学科の会は2年生・3年生もほぼ参加して、
総勢90名の大所帯、お店の1フロアを貸切って行われました。
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  *我が学院の癒し、島田学科長


 こちらも外来講師の先生も3名参加され、
チーム対抗のゲームも行われました。
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  *盛り上がっております!


  あの先生がかっこいいと盛り上がる学生達、
「この科目は大変だよ」などと話しかける先輩もいて、
新入生もかなり打ち解けた様子でした。


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  *3年生と1年生、誰と話しているのでしょうか


 どちらも、楽しい時はあっという間に過ぎました。
幹事の聴能2年生、補聴3年生の皆さん、
お疲れ様、お忙しい中ありがとうございました!

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