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【2015年07月 アーカイブ】

2015年07月30日

学外授業に行ってきました!!

梅雨も明けて暑さも厳しくなってきました。
そんな中、補聴2年生は学外授業で鳥羽に行ってきました。


補聴言語学科の恒例行事となっている学外授業。
例年、2年生の夏に行なわれます。
寝食をともにして体験を共有することで友達の新たな一面を発見し、
クラスのまとまりが生まれていく機会となることを目的にもしています。
これから続く見学実習や評価実習をクラス全員で乗り越えていくためにも
一役買っている、重要な行事でもあります。


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電車に揺られること約2時間で鳥羽駅に到着。


まずは鳥羽水族館に行きました。


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三重と言ったら伊勢うどん!?


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水族館ではしゃぐ学生


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その後はホテルで夕ご飯


夜は恒例のレクリエーション大会
今年は伝言ゲーム、ハンカチ落とし、だるまさんが転んだ、など等・・・


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伝言ゲームではしゃぐ教員と冷静な学生




当日は偶然にも第60回鳥羽みなとまつりが開かれ、花火鑑賞もしました
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その後はみんなで花火大会!!




次の日はミキモト真珠島に行って、名古屋へ。




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帰りの電車の中では数日後のテスト対策・・・


いよいよ来週からは1週間の見学実習がはじまります。
今回発揮されたチームワークで、みんなで乗り切っていきましょう。

2015年07月21日

7月25日(土)義足ユーザーの歩行を観察してみよう!

第5回オープンキャンパスを7月25日(土)に開催いたします!

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体験授業では実際の義足ユーザーをお招きし「義足の歩行観察」を行います!
スポーツ用義足によるデモンストレーションも行います!
義肢装具士を体感するチャンス!!

先生はもちろん、在校生と話す機会もありますので、入試情報や学生生活など、どんどん質問して、義肢装具士のつくる楽しさと、学ぶ楽しさを発見してください!

当日のスケジュール
◇10:00 受 付
◇10:30 学科説明
◇11:15 休 憩(在校生とおしゃべりして情報収集!)
◇11:30 学生企画(在校生による学校生活のプレゼンテーション!)
◇12:00 昼 食(在校生と軽食をとりながら、気軽に何でも聞いちゃおう!)
◇12:30 体験授業(義足ユーザーの歩行を観察してみよう!)
◇15:00 学校見学(教室や実習室をのぞいてみよう!)
◇15:00 個別相談(入試のこと、一人暮らしのことなど何でも相談!)
◇15:30 終 了(予定)


義肢装具士という資格やその仕事について詳しくご説明します!
ホントの授業に参加して、義肢装具士を体感するチャンス!

・義肢装具士を目指そうとしている方、興味のある方なら、どなたでも参加できます。
・保護者の方やご友人とご一緒に参加して、今後の進路をじっくりと検討してください。

これから進路を選択するうえで、きっと参考になると思います!この機会にぜひ参加してみてください!

過去のオープンキャンパスの様子はコチラ

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義肢装具学科オープンキャンパスの詳細はコチラ

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2015年07月16日

訓練材料をもらいました

 補聴言語学科も聴能言語学科も最上級生の
ほとんどが実習に行っています。
精一杯実習に取り組んでいることと信じて、
実習先に電話をする日々です。


 さて、少し前になりますが、
実習前の小児の講義の中で「物の用途は様々、工夫次第で
おもしろい教材になるよ。生活の中で気を付けて見ていくと
教材になりそうな物がたくさんある。」
という話をしたことがあります。
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 ある日、補聴言語学科の学生達が
「先生!これ、小児の訓練で使えるかな?」と牛乳パックで
作った竹とんぼ、ブーメランを持ってきてくれました。
 訓練教材として作成したのではなく、他の機会にたまたま作成を
して、「教材で使えるかも!」と思って持ってきてくれたそうです。


 後日、別件でその学生のレポートを読んでいると
「日常生活の中で、『これ、訓練で使えるかな』と意識することが
増えました。」という言葉がありました。


 私自身も言語聴覚士になって、生活のあらゆる場面で
「これ、この患者さんに使えるかも!」と考えるようになりました。
いわゆる『職業病』です。


学生の頃から、訓練を見据えて生活が出来るなんて本当に素晴らしい!
 患者様の為に頑張れる言語聴覚士になれると信じています。
実習頑張って下さいね!

NEW! 夏休み前の大掃除が行われました。

夏休みを前に1、2年生全員で恒例の大掃除を行いました。
日ごろ使っている教室や実習室をきれいにして夏休みに入るのが、PO学科創立以来の伝統です!

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学生会のリーダーの号令とともに、元気よく大掃除が始まりました!この日は早朝から土砂降りの雨でしたが、大掃除が始まる直前に雨も止み、大掃除日よりとなりした。

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昼食は学生会スタッフと先生たちが早朝から集まって作ってくれたカレーを学生全員で食べました!

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蒸し暑い中、頑張って大掃除した後のカレーは、格別に美味しかったですね!
学生の中には4杯もおかわりした学生がいたようです。

夏休みに入ると1、2年生は海合宿へ。
2年生はいよいよ初めての臨床実習が始まります。
学生それぞれに目標を持った夏休みが始まります!

NEW! 2年生 下腿義足の適合評価が行われました。

前回は下腿義足PTB式ソケットの採型、陽性モデル修正の様子をお伝えしましたが、今回は義足組み立て~仮合わせ、適合評価までをレポートします。
ソケットが完成すると、次は仮合わせが行えるようにベンチアライメントの段階に進みます。ベンチアライメントとは、作業台上でソケットと足部を連結させ義足を組み立てることを言います。その後、切断者の方に義足を装着してもらい、スタティックアライメント、ダイナミックアライメントと調整を進めて行きます。

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採型時の膝関節角度を基にソケットと足部を適切な位置に設定します。差金や重錘を用いて理論通りに義足が組み立てられているか確認します。

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義足の組み立てにはmm単位の調整が必要となります。何度も先生に確認してもらい、問題があった場合はその理由を考えます。問題の原因を解明し、繰り返し修正を重ねながら義足を組立てて行きます。

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次に義足の仮合わせとなります。
仮合わせでは、実際に義足を装着してもらい、静止立位時あるいは歩行時の義足の不具合を調整します。
※プライバシー保護のため画像を一部加工しています。

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まずはスタティックアライメントです。
両足で立った状態で、不安定感やソケット内部の痛みなどが無く、安定的に立てるように調整を行います。原因と対処方法が理論的に解っていても、これを実際に判断し、的確に対処することは非常に難しいです。

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さあ、いよいよ学生の仮合わせです。
自身の目で問題点を判断することも大切ですが、モデル様との対話から情報を引き出すことも重要です。ソケット内部の痛みは外から観察していても判断できません。義肢装具士にコミュニケーション能力が必要不可欠な理由はここにあります。
※プライバシー保護のため画像を一部加工しています。

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この実習を最後に2年生はいよいよ8月から初めての臨床実習となります。
今回学習した患者様への応対方法や義足の調整方法、そして約1年半学んだ知識や製作技術を十分に発揮し有意義な臨床実習にして下さいね!

NEW! 3年生 大腿義足の適合評価が行われました。

前回の義足の組立て実習に引き続き、今回は仮合わせ、適合評価が行われましたので、その様子をレポートします!

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まずは香川先生より、大腿義足の仮合わせをする際の流れ、注意事項について細かく説明がありました。
※プライバシー保護のため画像を一部加工しています。

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今回製作した大腿義足は吸着式という懸垂方法のため、ソケットの中に切断端を直接挿入して義足を使用します。そのため、ソケット内面に皮膚を傷つけるような突起がないこと、義足を構成する各パーツのネジに緩みがないことを確認するよう説明がありました。

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これは、大腿部と下腿部の長さを確認しています。義足長が健側の下肢長と同じでも、それぞれの長さが異なっていると座った時に膝の高さが揃わないことがあります。義足の目的は歩行だけでなく、外観の復元も忘れてはいけません。
※プライバシー保護のため画像を一部加工しています。

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義足膝継手を上手く調整できない時は、先生が最適な調整をアドバイスしてくれます!
この学生は疑問点を整理して、的確な専門用語を使って質問していました。現在起きている義足の問題点を把握し、専門用語を用いて他者に解り易く説明することは、義足調整を理解する上で重要なスキルです!

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常にモデル様の状態に気を配りながら仮合わせを行います。
大腿義足使用者は残存している切断端と股関節の筋力で膝継手をコントロールしているため、あまり長い時間歩いてもらうことができません。仮合わせでは迅速な対応と正確な調整が必要となります。

3年生の前期の大腿義足の実習は、これで最後となります。
次回は、夏休み明けの9月から坐骨収納型(IRC)ソケットの製作実習が始まります。

NEW! 2年生 「人工ボディ」の特別講義が行われました。

失ってしまった手足の機能や外観を補うために義手や義足がありますが、この他にも病気やケガにより顔面、鼻、耳、乳房などを欠損した場合に身体の表面に装着する人工物を「顔面補綴(がんめんほてつ)」、「エピテーゼ」と呼んでいます。福島先生はより親しみやすいように「人工ボディ」と表現されています。

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講師は川村義肢株式会社「工房アルテ」の福島有佳子先生です。
福島先生は日本におけるこの分野の第一人者。「人工ボディ」の製作工程について分かり易くご講義いただきました。

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技術面だけでなく、技術者として、社会人として、仕事に対する取り組み方や患者様への対応など幅広い講義内容に学生たちも興味津々です!

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続いては実習の様子です。これは耳(義耳)の採型を行っているところです。「人工ボディ」の採型には、義肢装具士が通常使用しているギプス包帯ではなく、歯科などで歯型の採型に用いる印象材を使用します。

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これは顔面の採型をしているところです。印象材で顔全体を覆うため、採型中でも呼吸ができるようにストローを咥えています。
さあ、きれいな採型ができるでしょうか?

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印象材を顔面から取り外すと、眉毛やまつ毛、皮膚のシワまで鮮明に採型されています。

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完全硬化した印象材に石膏を流し入れ、陽性モデルを取り出します。爪や指のシワ、血管など細かく採型されていますね。実際にはここからシリコン材料を用いて「人工ボディ」を製作して行きます。

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福島先生がご専門とされている「人工ボディ」は義肢装具の中でも特殊な専門性の高い分野となるため、例年、特別講義を楽しみにしている学生が沢山います。
福島先生、お忙しいところ今年もご講義いただき、誠にありがとうございました!

2015年07月03日

NEW! 第3回オープンキャンパスの様子をご紹介します!

去る6月20日に、今年度第3回目のオープンキャンパスを開催しました。
今回は『短下肢装具の採型をしてみよう!』と題し、参加者が体験授業に参加するオープンキャンパスを企画しました。1日の様子をレポートします!

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10:00 受付
「おはようございます!」正門前で学生スタッフが元気に参加者をお迎えしています。元気な挨拶はPO学科学生のトレードマーク!
気持ちの良い挨拶から、いよいよオープンキャンパスの始まりです!

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会場では開始前から学生スタッフが参加者と楽しそうに歓談をしていました。とてもリラックスした雰囲気に、参加者からも自然に笑みがこぼれていました!

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10:25 開会
教務主任より、開会のご挨拶がありました。
この日は、東海地域はもちろん、全国から大勢の皆さんにご参加いただきました。2020年の東京パラリンピックの開催決定をきっかけに、義肢装具士に興味を持たれる方が増え、オープンキャンパスへの参加者も段々と増えてきました!

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10:30 学科説明
義肢とは?装具とは?義肢装具士の業務とは?そして、義肢装具学科について教員から詳しい説明がありました。また、「専門学校で義肢装具を学ぶこと」のメリットについても説明があり、進路決定の大きなヒントになったのではないでしょうか?

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11:15 休憩
進路について悩んでいること、学校生活について気になっていること、入試に向けての具体的な準備など、学生スタッフが少しだけ先輩の立場で相談に乗ってくれます!とにかく、オープンキャンパスに参加して、先輩たちにいろいろ聞いて下さいね!

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11:30 学生企画 『一週間の学生生活』
今回は学生を代表して、2年生の成瀬君が学校生活や義肢装具を学ぶことの楽しさについてプレゼンテーションしてくれました。
成瀬君、講義の合間のプレゼン準備、お疲れ様でした!

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12:00 ランチタイム
参加者の皆さんと学生スタッフとのランチタイムです。ここでも参加者の皆さんからいろいろな質問が出ていました!特に、保護者の方からは「学生さんから学校に関する率直なお話が聞けて、たいへん参考になりました!」と、ランチタイムは好評です!

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12:30 体験授業
今回の体験授業のテーマは短下肢装具の採型ということで、まずは短下肢装具が適応となる疾患について講義が行われました。病態の説明の後は、脳卒中方麻痺患者様の装具なしと装具ありの歩行を動画で観察します。装具装着による歩容の変化に参加者の皆さんも驚いていました。

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参加者の皆さんに体験していただく、「短下肢装具」の採型のデモンストレーションです。教員が手際よくギプス包帯を巻く様子に、参加者の皆さんは興味津々で見入っていました!
※プライバシー保護のため、一部画像を加工しています。

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さあ、今度は参加者の皆さんが採型にチャレンジします!
一人ずつ学生スタッフがサポートしながら、義肢装具士の仕事を実体験してもらいます。ギプス包帯は時間が経つにつれて固まって行きます。見ていると簡単そうな作業でも、やってみると意外に難しく奥が深いことが解っていただけましたか?
※プライバシー保護のため、一部画像を加工しています。

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採型という工程の中に、いくつもの手順があることを理解していただけたようです。しかし、皆さんとっても綺麗に採型していますね!
※プライバシー保護のため、一部画像を加工しています。

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一番難しいのは、ギプス包帯を切開する工程です。切開するためのガイドとなるヒモを切ってしまい、悪戦苦闘する場面も見られましたが、参加者の皆さんは諦めずに何回も挑戦してくれました。
※プライバシー保護のため、一部画像を加工しています。

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さあ、出来上がったモデルを比べてみましょう!何回か挑戦するうちに、皆さんみるみる上達して綺麗な陰性モデルを採型することができました。
記念に陰性モデルを持ち帰った参加者の方もいて、体験授業を楽しんでいただけたのではないかと思います。
参加者の皆さん、お疲れ様でした!
※プライバシー保護のため、一部画像を加工しています。

参加者(保護者)の声
初めて採型を体験してみて、最初は焦ってしまいましたが、回数を重ねるたびに慣れて、3回目にはとても綺麗にできました。誉めてもらうことが出来てうれしかったです。また、同学年の参加者とも話が出来てうれしかったです。
(高校3年生)

ここに来ないとできない貴重な体験ばかりでした。分からなかったことが知れて、より義肢装具士になりたいと思いました。
(高校3年生)

先輩がとても優しくて、話しやすくて良い方々だった。絶対ここに入学して、もっと先輩と話をしたいと思いました。
(高校3年生)

義肢装具士の仕事を少しでも体験できて楽しかったです。とても勉強になりました。
(高校3年生)

採型はとても難しかったですが、とても親切に教えていただき、入学したい気持ちが高まりました。
(高校2年生)

採型がとても楽しかった。回数を重ねるごとに綺麗に作れて、完成した時の達成感がすごかったです。
(高校2年生)

在学生のお話しが直接聞けたことがとても良かったです。採型も3回も体験させてもらい、勉強になりました。
(保護者)

とても良い体験ができました。在校生や先生方の雰囲気もアットホームな感じで、子供を預けることの心配がなくなりました。
(保護者)


このほかにも、たくさんの感想をいただきました。ありがとうございました。
義肢装具士の業務内容について少しでもご理解いただき、進路決定のヒントにしてくださいね!
次回もぜひ、ご参加ください!

2015年07月01日

7月15日(水)18時~ 学校見学会のお知らせ

学校見学会を7月15日(水)18時より開催いたします!

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東海地区唯一の義肢装具士養成校。

実学を通して義肢装具の採型・製作・適合の理論と技術を習得し、臨床で活躍できる人材を目指します。高い国家試験合格率と就職実績で、卒業生は全国で活躍しています。
自分の仕事が、必要としている方に目の前で喜ばれる、それが義肢装具士です。

モノづくりで医療を支えるプロフェッショナルを育成します。

当日のスケジュール
◇18:00 受 付
◇18:30 学科説明(義肢装具士や学科の特色など詳しくご説明!)
◇19:15 休 憩
◇19:30 学校見学(教室や実習室をのぞいてみよう!)
◇19:30 個別相談(授業、入試、就職のことなど何でも相談!)
◇20:00 終 了(予定)


義肢装具士という資格やその仕事について詳しくご説明します!
ホントの授業に参加して、義肢装具士を体感するチャンス!

土曜日開催のオープンキャンパスに参加できない社会人の方、お仕事の帰りに気軽に参加してみませんか?
・義肢装具士を目指そうとしている方、興味のある方なら、どなたでも参加できます!
・保護者の方やご友人とご一緒に参加して、今後の進路をじっくりと検討してください。

これから進路を選択するうえで、きっと参考になると思います!この機会にぜひ参加してみてください!

過去のオープンキャンパスの様子はコチラ

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義肢装具学科オープンキャンパスの詳細はコチラ

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