2015年07月16日

訓練材料をもらいました

 補聴言語学科も聴能言語学科も最上級生の
ほとんどが実習に行っています。
精一杯実習に取り組んでいることと信じて、
実習先に電話をする日々です。


 さて、少し前になりますが、
実習前の小児の講義の中で「物の用途は様々、工夫次第で
おもしろい教材になるよ。生活の中で気を付けて見ていくと
教材になりそうな物がたくさんある。」
という話をしたことがあります。
kunren.jpg



 ある日、補聴言語学科の学生達が
「先生!これ、小児の訓練で使えるかな?」と牛乳パックで
作った竹とんぼ、ブーメランを持ってきてくれました。
 訓練教材として作成したのではなく、他の機会にたまたま作成を
して、「教材で使えるかも!」と思って持ってきてくれたそうです。


 後日、別件でその学生のレポートを読んでいると
「日常生活の中で、『これ、訓練で使えるかな』と意識することが
増えました。」という言葉がありました。


 私自身も言語聴覚士になって、生活のあらゆる場面で
「これ、この患者さんに使えるかも!」と考えるようになりました。
いわゆる『職業病』です。


学生の頃から、訓練を見据えて生活が出来るなんて本当に素晴らしい!
 患者様の為に頑張れる言語聴覚士になれると信じています。
実習頑張って下さいね!

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