補聴言語学科News
コミュニケーション概論の成果を発揮する時がきました!
いよいよ、1年生の基礎実習が始まりました。
春から1年生は、言語聴覚士としてのコミュニケーションについて学んできました。
まずはコミュニケーションそのものについて。
患者さんとのコミュニケーションとは?という視点で講義を受けました。
次に、その学んだ知識を元に、教員が演じる患者さんとの会話テスト。
教員の演技は、ちょっと意地悪(笑)で難しかったですよね。
学んだ知識が上手く活かせなかった学生も多かったのではないでしょうか。
そして、実際に失語症などのコミュニケーション障害がおありの元入院患者様との会話演習。
皆さんから暖かくご指導いただき、新しい学びもあったかと思います。
そして、いよいよその成果を現場で発揮する機会である、基礎実習が始まりました。
母体病院である鵜飼リハビリテーション病院へ赴き、
現在入院中の患者様と直接会話をする、という実習です。
写真は、それに向けてのオリエンテーションの様子です。
鵜飼リハビリテーション病院の言語聴覚士主任 伊藤先生に来ていただき、
改めてコミュニケーション概論からを振り返りながら、
今回の実習の心構えをお聞きしました。
実習の目的、今から実習に行く病院はどんな病院なのか。
病院内でSTはどんな風に働いているのか。
学生達は、どんなことをイメージしながら聞いていたのでしょうか。
どんな患者さんに出会えるのか。
どんなコミュニケーションが展開できるのか。
基礎実習のメインは患者さんとの会話演習ですが、
その前後で病院内の見学や言語聴覚士のリハビリテーションの様子を生で見学することもできます。
現場の先生方が実際にどのように患者さんと会話をしているのか、
生のスキルを見て学ぶチャンスでもあるのです。
その姿に、学生達は何を掴んでくれるのでしょうか。
私たち教員も本当に楽しみです。
基礎実習の実際の様子は、次のブログにて!
続報を待て、です。