補聴言語学科News
6月、そろそろ梅雨入りかな?というある日……
3年生の教室は緊張に包まれていました…!
というのも、今日は1日「国家試験模擬試験」の日なのです。
3年生になり、4月から「国家試験対策」が始まり、
各自のペースでそれぞれ学習を重ねてきました。
7月から多くの学生が臨床実習に出ていくのですが、
その前に、ここまでの勉強の成果を試す試験です。
ここで言語聴覚士の国家試験について、簡単にご説明します。
3年生の3本柱の1つ。「国家試験」
試験日は毎年2月中旬。
その2月の本番に向け、4月から国家試験対策は始まります。
まず、4月1日に模擬試験を行います。
3年生になった初日ですね。これは本学院毎年の恒例です。
もちろん、また学んでいない部分もあるため、この時点での実力試しです。
国家試験ってこんな感じですよ、というのを感じ取っていただく意味もあります。
そして、その後始まる国家試験対策。
初回はオリエンテーション。本番までどのように勉強していくのが勝利の道なのか、教員から本番までの流れを説明します。
「授業」にはなっていますが特別何か講義をするわけではありません。
国家試験のために作られたテキストを元に各自で勉強するのです。
時期が来れば対策講義も行いますが、
今はまだ他の授業もありますので、しばらくは個々で勉強をしていきます。
1~2年生と比べるとやはり3年生は学ぶ姿勢がずいぶん変わってきました。
国家試験対策の授業中は全員が真剣に集中して取り組んでいます。
個々で進めるわけですから、己との勝負です。
誘惑はすぐそばにあります…携帯電話とか(笑)。
その携帯電話を封印し、一人こもって勉強する姿勢は本気そのもの。
うっかり授業中居眠りしちゃった、という下級生とは違いますね(笑)。
さて、模試はどうなったでしょうか。
この3か月の成果がどのくらい出ているでしょうか。
手応えがあった人、なかった人、色々でしょうか。
7月からは実習も始まり、ますます3年生は忙しくなります。
“2月の勝者”になるために、教員も全力でサポートしますよ!
慌てず、焦らず、1つずつ確実に進めていきましょう!