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| 10:00 | 受 付 |
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| 10:30 | 学科説明 |
| 11:15 | 学校見学(教室や実習室をのぞいてみよう!) 個別相談(授業のこと、入試のことなど何でも相談!) |
| 12:00 | 終 了(予定) |










大腿義足の基礎的な講義が終わり、いよいよ実際の切断者をモデルとした製作実習が始まりました。今日は大腿義足を製作する上で基礎となる切断端(せつだんたん)の採型を行いました。
この採型で得られた陰性モデルから、切断端を収納するための『ソケット』を製作します。大腿義足のソケットは体重支持理論によって採型方法が異なるため、3年生は一年間かけてこれらの義足製作の理論を学習していきます。

株式会社松本義肢製作所の香川貴宏先生に採寸、採型のデモンストレーションをしていただきました。常に臨床現場でこの業務に携わっている香川先生の説明はとても分かり易く、学生たちも熱心にメモをとっていました。

まずは切断端の骨突起部にマーキングをします。切断端は厚い軟部組織で覆われていますが、しっかり触診すると大腿骨を確認できます。痛みのない快適なソケットを製作するためにも、切断端の情報をできるだけ細かく記録しておくことが大切です。


採型をする場合、モデルさんは約10分間片足で立ったままの状態になります。採型だけに集中するのではなく、モデルさんの表情や体調などを観察しながら作業を進めてゆくことが大切ですね!
※プライバシー保護のため画像を一部加工しています。

この授業では四辺形ソケットという大腿義足ソケットの製作を学習します。採型時にソケットの形状をかたち作るための特別な手技を行い、ギプス包帯を硬化させます。この採型手技を的確に行うことが、適合感のよいソケットを作る第一歩となります。

理論的に理解していても実際に採型してみると、なかなか難しいようですね。ギプス包帯を巻く順序、スピード、手技のタイミングなど、ここでマスターしなければいけないことが沢山あります。

授業が終わった後も、学生同士で採型手技についてディスカッションをしていました。自分の技術だけでなく、クラスメイトの技術を観察することも大切ですね!
次回は陽性モデル修正の様子をレポートします!
新入生は今日から義肢装具製作の基礎となる『義肢装具基本工作論』の製作実習が始まりました。この授業では、工具の名称や機械の安全な使い方など、実際の義肢装具の製作を通して一つ一つ学んでいきます。

今回はモノづくりの手始めとして、パイプホルダーを製作しました。
まずは曲尺を使った「直線の引き方」から講義がスタートします。

ジグソー(電動鋸)を使ってプラスチック板を寸法通りに正確に切り出していきます。

次に、カービングマシンという機械を使って、プラスチック板の面取り作業を行います。規則性のある形に仕上げるには、実はいろんなポイントがあるんですね!先生の手元をしっかり観察することが大切ですよ!

最後に、銅鋲でプラスチックをリベットする作業でパイプホルダーが完成します。ハンマを握る手の位置が変わるだけで、作業のしやすさが変わることを実感した学生が多かったようです。
患者様が身体に装着する大切な義肢装具ですから、一つ一つの作業を正確かつ丁寧に行えるよう頑張って行きましょう!
桜の花が満開のなか、専門学校日本聴能言語福祉学院ならびに中部リハビリテーション専門学校の合同入学式が挙行されました。
そして、本年度から学校法人珪山学園に中部リハビリテーション専門学校が新たに仲間入りをしました!

本年度の新入生は5学科152名、義肢装具学科の新入生も元気に入学してきました!

新入生、保護者の皆さんの受付けや式場へのご案内は、義肢装具学科の2年生が担当しました。彼らも一年前は緊張した面持ちでこの日を迎えていたことを思い出していたのではないでしょうか?

「新入生誓いのことば」では、新入生を代表して義肢装具学科の吉川拓斗くん(第28期生)が誓いの言葉を述べてくれました。とてもはっきりとした口調で元気がよく、清々しい誓いの言葉でした!

入学式後は本年度の保護者後援会総会が行われ、多数の保護者の皆様にご出席をいただきました。在校生、新入生の保護者の皆様、ありがとうございました。
これで3学年が全員揃い、いよいよ新年度のスタートです!
今年度も授業の様子を詳細にレポートしていきますので、ぜひご覧ください!
少し遅くなりましたが、
国家試験(第16回)の合格発表報告をします!
結果(合格率)は以下の通りです。
聴能言語学科 100 %
補聴言語学科 94.7 %
全国平均 74.1%
今回も全国合格率に比べ、
聴能・補聴とも高い合格率となりました!
苦しい国家試験勉強を乗り切って、
見事STへの入り口に立てた聴能28期・補聴20期のみなさん、
本当におめでとう!
これまでの道のりは、決してラクなものではなかったと思います。
本当に良く頑張りました。
学生達を支え導いてくださった実習指導の先生方、
講師の先生方、本当にありがとうございました。
そして、いよいよ、新しいスタートをきる時がきましたね。
たくさんの皆さんへの感謝の気持ちを忘れずに、
これから始まるST人生、
対象者のみなさんにより良い臨床を提供できる専門家・臨床家として、
日々努力を重ねてがんばってくださいね。
いつまでも応援しています。
教員一同