言語聴覚学科News

失語症友の会「てくてくの会」に参加しました

当学院の母体病院である鵜飼リハビリテーション病院では、失語症友の会「てくてくの会」を年2回ほど開催しています。「てくてくの会」は、失語症患者様とご家族が交流して会話を楽しみ、情報交換を行う催しです。

先日、19回目の「てくてくの会」が鵜飼リハビリテーション病院で開催されましたので、本学院の教員と学生も参加をさせていただきました。

スタッフを合わせると約50名の参加者となり、大盛況でした!

まずは開会のあいさつです。

その後は、会話やゲームを楽しむグループ、情報交換をするグループに分かれて楽しく活動を行いました。

学生も会話に参加してコミュニケーションのサポートをさせていただき、とっても貴重な体験となりました。

開催の後、参加した学生からは、

「当事者の方のお話を聞いて、言葉の機能が回復していく過程だけでなく、誰かと話す場があることが力になっているということが学べました。」

「リハビリ病院の退院がリハビリの終わりではない」という当事者の方の言葉が自分の心の中に残っています。この言葉を忘れること無くこれからの勉強をして行きたいと思いました。」

などといった感想があり、退院後の生活を支えることの重要性を学ぶ良い機会になりました。

今回も大変貴重な経験をさせていただきありがとうございました。

次回の「てくてくの会」にも参加させていただきます!