補聴言語学科News
先日、今年度最後の縦割り交流会が行われました。
1年生から3年生までの全員が一同に集まる縦割り交流会。
年に数回行っています。
3年生が臨床実習、聴覚検査実習を終えましたので、1・2年生が「おつかれさま会」を行ってくれました。
これから先の3年生は国家試験へまっしぐら、です。
毎日朝から、日によっては夜遅くまで学校に残って勉強している学生もいます。
更に、10月からは約3週間おきに模擬試験もあり、怒涛の追い込み時期となってきました。
なので、一同に集まることができるのは、この時期が最後なのです。
最後の機会ということで、
今年は1・2年生たちから、「3年生の今だから伝えておきたいこと」を聞きたい、ということで座談会を行いました。
実習など全てを経験し終えた3年生だからこそ出る意見。
実は事前に教員もどんな話をするか聞いたのですが、
「うんうん、それ、今教員も一番言いたいやつ…!」と思わせるエピソードばかり(笑)。
その一部を少しご紹介しますと…
・毎日の授業で学ぶ内容が国家試験においてとても大事です
・テストで60点取れればいいや、と思っていると、3年生で痛い目をみます
・基礎科目、ちゃんとやらないと苦しむよ
・授業資料のファイリング、勉強のためのノートづくりの習慣をつけよう
・就職を見越して、自分がどんな分野に興味があるのかを知っておこう
・グループワークは他人任せにしないようにね
・実習では、基礎的なことでも指導者の先生に質問していいんだよ
・実習でうまくできないことがあっても、自分の考えをしっかり持っておけば大丈夫
・遊べる時はしっかり遊んで気分転換をうまくしよう
・身だしなみはギリギリセーフではなく、誰が見ても完璧にしておきましょう
などなど。
色々な経験をした3年生から語られると、その重みが違うのではないでしょうか。
1年生も2年生も今後の参考になってくれればと思います。
後半には、代表者3名に実習での思い出について語ってもらいました。
学校ではクラスメイトがいて、一緒に学ぶことができますが、外部実習は別々の施設に一人で行きます。
3者3様の実習の様子、経験、失敗、そこからの学びが聴け、教員の目にも涙が……。
自分達の言葉で語ってくれたからこそ、本当に実感がこもっていて、下級生にはとても刺激になったと思います。
最後に、下級生から「国家試験応援グッズ」の詰まったプレゼントを渡しました。
スープや、コーヒー、お菓子といったほっと一息できるものや、入浴剤やホットアイマスクなど、日々の疲れを癒すものまで、とても素敵なプレゼント。
1年生のみんなで準備してくれたようです。教員も欲しいです、と思ったほど(笑)。
とても素敵な会となりました。
プレゼントをもらった3年生からは、お礼のことばと、国家試験に向けた決意表明です。
合格して、素敵な言語聴覚士になる!と宣言してもらいました!
1年生はこれから年度末にかけて、試験ラッシュ。
2年生は2月に初の長期外部実習。
そして、3年生は国家試験。
それぞれがそれぞれに「挑戦」の時期です。
どの学年も体調に気を付けて、最後まで諦めず挑んでほしいと思います。
教員も全力で支えます!