補聴言語学科News
前回の記事「グループワークの風景(1)言語聴覚障害についての発表準備」では、1年生が各種の言語聴覚障害を発表するためのグループワークに取り組んでいる様子をお伝えしました。
(詳しくは、https://ncg.kzan.jp/news/12263/をご覧ください)
発表は前半と後半に分けて行われます。
前半の発表の準備が整いましたので、発表会が始まりました!
みんなドキドキです!
トップバッターは「吃音」の発表です。
患者様が発話をしている動画を見ることで、吃音の発話の特徴を理解できました。
続いて、「機能性構音障害」の発表です。
構音検査(発音の検査)を実演しました。
構音(発音)の誤りを聞き取って記録する体験も行いました。
みんな構音の誤りを聞き取ることができましたね!
次は、「器質性構音障害」の発表でした。
この発表では、鼻息鏡という道具を使って、「フー」と吹いた時に鼻から息が漏れないかを確認する検査をクラスのみんなで体験しました。みんなはどうだったかな?
「運動障害性構音障害」の発表では、発声発語器官の運動をチェックする検査を紹介しまし
た。実演をしてくれたのでとてもわかりやすかったです。
どのグループも絵や図表を取り入れたスライドや資料を一生懸命に作成して用意してくれたので、とてもわかりやすかったです!
前半の発表、お疲れさまでした!
患者様のより良い支援のために、言語聴覚士同士だけではなく、他の専門職の方々とも積極的にコミュニケーションとって「連携」をすることが重要です。
今回のグループワークのように、学生のうちからチームで一つのことに取り組んでやり遂げる経験が、将来言語聴覚士として働く中での「連携」につながると思います。
メンバーとの仲も深まったのではないでしょうか。
後半では、「失語症」や「聴覚障害」などの発表が控えています。
引き続き教員がサポートしますので、前半の発表の経験を活かして臨んでください!