補聴言語学科News
補聴言語学科1年生の何人かが、オペラ鑑賞に行ってきました。
ん?オペラ?と思った方。
はい、オペラです(笑)。
というのも、1年生の授業には一般教養科目として「声楽」があります。
言語聴覚士のリハビリでは、何が教材になるか分かりません。
高齢者からお子さんまで幅広い年齢の方と、
色々な手段を使ってリハビリを行います。
そのリハビリの参考になればと「声楽」や、他にも「書道」、「体育」といった科目があります。
さて、そんな声楽の授業では、
自分達が歌うだけでなく、
オペラを鑑賞し本格的な歌唱に触れるという授業もあります。
その講義に来てくださる講師の村瀬啓子先生が舞台に立たれるということで、
ご厚意で招待チケットを頂いたのです。
招待チケットは、もう、争奪戦でした(笑)。
聴きに行きたい!と無事にゲットできた学生達が、講演に行かせていただきました。
こちらは学生達の感想です。
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チケット下さりありがとうございました。
先生、とても綺麗でした。
字幕付きで内容も分かりやすく、楽しい時間でした。
素敵な時間をありがとうございました。
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オペラの招待券ありがとうございました。
初めてオペラを見るのですごく緊張しましたが、会場の雰囲気や、
指揮者の最初の挨拶が面白く、楽しく見ることが出来ました。
日本語訳が表示されていたので、
よりオペラの世界観に浸ることが出来たのがとても嬉しかったです。
先生がソロで出てきた時、青いドレスで綺麗で、ワクワクしました。
綺麗な声と声量で圧倒されました。
楽しかったです!
オペラに詳しくなくても、
ドイツ語が分からなくても楽しんで2時間過ごすことができました。
他のオペラも観てみたい!と思えるようなきっかけができたました。
初のオペラで、緊張混じりで行きました。
ですが、始まりから演出が面白く、お客さんからの笑い声も聞こえ、
フランクな雰囲気でとても親しみやすかったです。
生の演奏と生の歌声が間近で聴けて、自分の一つの経験と思い出になりました。
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参加した学生にとってはとても良い経験になったようです。
今まで自分が知らなかった世界を知るというのは、言語聴覚士として、とても良いプラスになります。
私たちに個性があるように、患者さんも十人十色です。
中にはオペラがお好きな方もいらっしゃるかもしれません。
きっと今日のこの経験が、
いつか言語聴覚士として働く時に役立つはずです。
学生達にはそういった経験をこれからも重ねてほしいと思っています。
今回、ブログにて、「声楽」を紹介させていただきましたが、
実は来年度より言語聴覚士の指定規則が改訂されることに伴い、「声楽」の科目は今年度がラストイヤーでした。
村瀬先生、大変貴重な時間をありがとうございました。