補聴言語学科News
今、2年生は、グループワークの真っ最中。
このグループワーク3年生までずっと続くのですが、今ちょうど取り組んでいる課題は、実技があるため、毎年みんな苦戦します。そのため、初めのうちは3年生の先輩に教えてもらいながら進めていきます。
スクリーニング検査とは、患者様の状態を短時間で大まかに確認するための検査です。
患者様の全体像を捉えていく「入口」のような検査ですので、大変重要です。
「どんな検査項目が必要かな?」
「図版や記録用紙は見やすいかな?」
「患者様に負担をかけず、効率よく実施できる進め方はどうしたらいいだろう?」
など、考えることはいっぱいです。
そのため、すでにスクリーニング検査の作成を経験している上級生にアドバイスをもらいながら作成を進めていきます。
上級生からは、
「簡単な問題ばかりなので、軽度の障害を発見できないのでは?どうしたらいいかな?」
「白黒の絵だと重度の人にはわかりにくいよ?どうしよう?」
「問題の順番はこれでよいかな?」
など、アドバイスはいろいろです。
アドバイスを活かして、臨床場面で役立つスクリーニング検査の完成を目指していきます。
上級生にとっても、下級生に教えることでスクリーニング検査の復習になりますし、うまくアドバイスできたときは自信にもなります。
最後には教員のチェック!
出来栄えはどうかな~
しかーし、まだ先があるのです・・・。作ったら終わりではありません。
今度はこれを実際に使用する実技の練習を行い、教員のテストがあります。
自分たちで作ったスクリーニング検査でうまく実技ができるかな~。
でも、もしうまくできなくても大丈夫!
教員や上級生がアドバイスをするので、一緒にがんばって実技練習をしていきましょう!