補聴言語学科News
2年生は今週から評価実習が始まりました。
先週1週間は実習準備期間ということで、学生たちは、ドキドキワクワク、そして焦りながら実習の準備をしていました。
評価実習では、担当させていただく患者様について、言語聴覚士の視点から様々な情報を収集してレポート(評価報告書)を作成します。このプロセスを通じ、患者様がどのような方か、が把握できることが評価実習での大きな目標となります。
ただ、このレポート作成がなかなか大変なのです。そのため、12月から、模擬患者様についてのレポート作成をグループで取り組んできました。
「失語症はあるけど、他の高次脳機能の状態はどうかな?」
「こうすれば趣味の活動はできそうだよね」
「退院したら、奥さんとのコミュニケーションで困ることないかな?」
などなど、一生懸命に話し合いながら、レポート作成をがんばりました。
また、実習では、患者様に検査もさせていただきます。
授業で習った検査の手順や記録のとり方は大丈夫かな?
確認しながら検査の練習にも取り組みました!
対象者の方々の現状を正確に把握することは、その方々の支援を考える上で不可欠です。
評価実習ではしっかりと情報収集や観察を行って、患者様全体を理解できるようにたくさん経験して学んでくださいね。また社会人としての接遇についても学んできてください。
1か月後、ひとまわりもふたまわりも成長したみなさんが学院に戻ってきてくれるのを楽しみにしています!