補聴言語学科News
2023.7.10
補聴言語学科
失語症友の会「てくてくの会」が行われました!
当学院の母体病院である鵜飼リハビリテーション病院では、失語症友の会「てくてくの会」を定期的に開催しています。
「てくてくの会」は、失語症患者様とご家族が交流して会話を楽しみ、情報交換をする催しです。
この度、7月1日(土)に、14回目の「てくてくの会」が当学院の多目的ホールで開催されました。
当日は朝から雨…あいにくの空模様でご参加の皆様が雨に濡れてしまわないか心配でしたが、来場の前には雨はやみ、ラッキーでした!
当日は鵜飼リハビリテーションの言語聴覚士の先生方と学生、教員を合わせ、40名以上の参加者となり、大変盛り上がりました。
まずは開会のあいさつです。
参加者同士の楽しい時間が始まります。
その後はグループに分かれて会話を楽しみました。
「○○へ旅行に行ったよー」、「散歩をがんばってます!」などなど、近況を伝えて下さいました。
伝わった時の嬉しさはとても大きいご様子で、笑顔でいっぱいでした。
学生も会話に参加、コミュニケーションのサポートをさせていただきました。とっても貴重な体験となりました。この体験を今後の実習でも活かしましょうね。
会話をしたあとは、どのような会話をしたのかをグループの代表者が発表します。
聴く側も興味津々です。
塗り絵の作品も素敵でした!
あっという間に時間が過ぎて、閉会の時間になってしまいました。とっても名残惜しいです!
開催の後には、STと学生で振り返りの会を行いました。
参加した学生からは、
「皆様はとても前向きな発言をされていて、楽しく前向きに生活しておられる姿勢にとても感動しました。」
「しっかりと目の前の患者様を知ろうとする気持ちが大切なのだと改めて実感できました。」
「STの先生の言葉の引き出し方、コミュニケーションの仕方を目の前で見ることができて、実習の際には真似をしてみようと思いました。」
などの感想がありました。
学生にとっても、大変貴重な経験をさせていただきありがとうございました。
次回は11月11日(土)を予定されているそうです。
学生、教員ともに、次回の「てくてくの会」の参加も楽しみにしています!