補聴言語学科News
2023.5.16
補聴言語学科
防災訓練を行いました
全校生徒・職員対象で、毎年恒例の防災訓練が行われました。
突然校内に火災報知器が鳴り響きます。
今日は訓練なので、事前になりますよ、とアナウンスがあったので、
学生達は落ち着いて次の放送を待ちます。
火元が確認できたところで、
「訓練、訓練…校内で火災が発生しました、直ちに非難を……」
というアナウンスが流れ、直後に、消火担当の学生は近くの消火器を持って消火作業へ。
他の学生は速やかに校内を移動し、非常口へ向かいます。
普段使用しない非常口はここにあるんだね、という確認をしつつ、外へ出ます。
全員が落ち着いて、静かに移動し、玄関前に集合。
クラスの代表者が点呼をし、全員がそろったことを確認。
全員が校舎の外へ出るまでに6分かかりました。
実際に火災が起これば、現場はパニックになることが考えられます。
少しでも、今日のように落ち着いて避難ができるよう、シミュレーションすることが大切ですね。
全員で、その大切さを共有しました。
将来、病院などに勤務すると、自分だけでなく、患者様やご家族を守らなければなりません。
災害の多い日本です。いつ何時このエリアが災害に遭うか分かりません。
社会人として、医療人として、学生時分からそういった知識を持つことも大切ですね。
避難が完了した後は、消火器の使用方法のレクチャーを聞きました。
皆さんは消火器の使い方、分かっていますか?
普段、身近に見かけることは多いけど、いざ、となったら使えますか?
使い方を聞いた後、中身が水になっている消火器を使用して、消火の練習を代表者が行います。
炎に見立てたコーンに水が届いていないよ…?
あれ?ホースが外れない…?
思ったより、水が飛ばない…
消火器って重いですね…
などなど、実際に触れて操作してみないと分からないことも多いですね。
今日の経験が、どこかで役に立つ日がきっとくる。
未来の医療人、言語聴覚士として、色々なことを広く経験し、学んでいってくださいね。