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【2016年10月 アーカイブ】

2016年10月31日

NORIさん講義でライブ(卒業生にはおなじみ)

毎年、聴能・補聴言語学科の臨床歯科医学では、講師の山本先生の他に「特別講師」が招かれます。


その名はNORI(のり)さん。
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今年で第13回にもなるそうなので、12年分の卒業生は知っている事になりますね。
実際にNORIさんがライブをしていると「私は言語聴覚士です。日本聴能言語福祉学院の卒業生です」と声をかけられるそうです。


NORIさんは口蓋裂による言語障害がおありで山本先生と長いおつきあいの方です。
幼少時からの体験やその時々のご自身の心境など、大変だったことも含め、言語聴覚士を目指す学生達に語りかけて下さいます。
そして、その後はライブ演奏!
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当事者でいらっしゃるNORIさんの「講義」は笑いあり、涙あり。
NORIさんの一言一言に学生達は胸を打たれています。
また自身が書かれた「図解 NORIさんの口腔構造」はとても分かりやすく、学生に好評です。


今年は新企画として学生とのコラボレーションがありました。
「鶴瓶さんみたいにしゃべってや」とのリクエスト通りに聴能1年生が文章を朗読し、NORIさんが歌います。
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NORIさんと学生の聴能1年生竹原君


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「朗読者の推薦をお願いします」とNORIさんのリクエスト。
「臨床歯科医学」を受けている学科担任ふたりで相談。
「竹原君が適任!」と声がそろいました。


まだまだ進化をとげる(?)NORIさん、これからもよろしくお願いしま~す。



 

NEW! オールトヨタビッグホリデイ2016に出展しました!

去る10月23日(日)トヨタ自動車株式会社主催の『オールトヨタビッグホリデイ2016』が愛知県豊田市で開催されました。
このイベントに義肢装具学科が『模擬義足(もぎぎそく)体験コーナー』を出展し、多くの来場者の皆さんに義足の装着体験をしていただきました!

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義肢装具学科の出展したブースです!
義肢装具士の仕事紹介や、義肢装具学科の紹介もさせていただきました。足底圧の計測ができるフットプリントも大好評で、あっという間に予定していた人数が終わってしまいました。

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こちらは模擬義足の体験コーナーです。
小さなお子さんから大人の方まで、義足の装着体験をしていただきました。義足で歩くことの難しさを体験し、義足アスリートの身体能力の高さを実感された方も多かったようです。
今回のような機会を通して、障がい者スポーツへの関心が高まり、多くの障がい者がもっと気軽にスポーツを楽しめるよう応援して行きたいと思います!

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熊本県の営業部長兼しあわせ部長のくまモンが、義肢装具学科のブースにもやって来てくれました!
他にも沢山のイベントや出店があり、義肢装具学科の先生たちも楽しませていただきました!

来年も義肢装具学科のブースを出展したいと思いますので、今回お越しいただけなかった皆さんは、ぜひ来年お越し下さい!

NEW! 企業説明会が行われました!

去る10月22日(土)に企業説明会が行われましたので、その様子をレポートします!
義肢装具学科の企業説明会は、毎年この時期に開催されていますが、本年度は全国から26社(55名)の企業の方々にご参加いただき、各社個別のブースで就職や臨床実習の情報を学生にガイダンスしていただきました。

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義肢装具学科の在校生全員が参加し、企業の方から就職の採用基準や自社の特色などを細かくご説明いただきます。

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この夏2年生は臨床実習を経験し、就職への意識がより高まっています。今から将来を見据えた就職に関する情報収集が必要です!

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今年の春に卒業した先輩たちも、今年は採用する企業側の立場で企業説明会に参加してくれました。
5か月後に就職が迫る3年生たちに、よりリアルなアドバイスをしてくれたようです。

義肢装具学科では創立以来の就職率100%を目指し、1年生から就職に対する意識をしっかりと持ってもらうためのサポートを行っています!

遠方よりご参加いただきました企業の皆様、誠にありがとうございました。
来年もぜひご参加下さいますよう、お願い申し上げます。

NEW! 1年生 株式会社松本義肢製作所へ見学に行ってきました!

去る10月25日(火)、1年生は義肢装具基本工作論の講義の一環として、愛知県小牧市にある㈱松本義肢製作所へ施設見学に行ってきましたので、その様子をレポートします!

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社内のご案内は、義肢装具学科で関係法規の非常勤講師をしていただいている 佐口 明 先生にご担当いただきました。

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動物用義足や装具も展示されており、学生たちも興味津々です。
松本義肢の関連会社では、人間の義肢装具を製作する理論を応用し、動物用の義肢装具も製作されています。

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本校OBであり、現在、生産課に所属されている武内先輩のお話をお聞きしました。義足ユーザーでもある武内先輩からは、義足で生活することの大変さや義肢装具士の仕事の面白さを分かり易くご説明いただきました。

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工場内では、現在製作されている義肢や装具を数多く見ることができました。学生たちは戦前から作られているアルミニウム製の義足がまだ処方されていることを聞き、驚いていました!

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学校では見ることの少ない、座位保持装置も見せていただきました。座ることをサポートするのも義肢装具士の仕事と教えていただき、学生たちの興味はどんどん広がっているようでした!

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ここはCAD/CAMで体幹装具のモデルをスキャンし、陽性モデルを製作している部署です。次々と陽性モデルが出来上がっていく様子に、ただただ学生たちは驚いていました!

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足底圧を計測するフットプリントの体験です。
2種類のフットプリントを採ってもらい、違いを比べてみました。
靴型装具を専門に製作されている方に教えていただきました。

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こちらは模擬義足を装着しての歩行体験です。
義足の足部で初めて歩いてみると、学生たちはいろんな感想を持つようです。まずは義足ユーザーの気持ちになって考えるところから始めましょう!

1年生は学会や企業説明会に参加し、日ごろの講義や製作実習以外でも少しずつ義肢装具士の仕事について理解し始めたところだと思います。今回の施設見学で、より義肢装具士の仕事がより明確になったのではないでしょうか。

お忙しいところご案内いただきました佐口先生、社員の皆様に心からお礼申し上げます。
ありがとうございました!

2016年10月29日

10月29日(土)足の構造を分析してみよう!

第9回オープンキャンパスを10月29日(土)に開催いたします!

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体験授業では「足部の機能解剖」について講義を聞いていただきます。そして、足の採型用の特殊なスポンジ「トリッシャム」を使って自分の足の型を採ってみましょう!
さらに、立位時の足の荷重状況を反映する「フットプリント」を採って、自分の足を分析してみましょう!

入試情報や学生生活など、どんどん質問して義肢装具士のつくる楽しさと、学ぶ楽しさを発見してください!

義肢装具士を体感する1日
OPEN CAMPUS 2016
実学が未来のキミを強くする!

★☆当日のスケジュール☆★
◇10:00 受 付
◇10:30 学科説明
◇11:30 休 憩
◇12:00 体験授業(自分の足を分析してみよう!)
◇13:35 学校見学(教室や実習室をのぞいてみよう!)
◇13:35 個別相談(入試のこと、一人暮らしのことなど何でも相談!)
◇14:00 終 了(予定)

★POINT
お昼休憩に軽食をご用意いたします。
※採型を体験していただきますので、汚れてもよい服装でご参加ください。

義肢装具士という資格やその仕事について詳しくご説明します!
ホントの授業に参加して、義肢装具士を体感するチャンス!

義肢装具士は『モノづくり』と『コミュニケーション』の仕事です。
自分のつくりだしたモノが、目の前で喜ばれる
そんな仕事にやりがいを感じるキミを応援します!

2016年10月24日

NEW! 第32回日本義肢装具学会学術大会(札幌)参加レポート!

10月15(土)、16日(日)、札幌コンベンションセンター(札幌)で開催された第32回日本義肢装具学会学術大会に、全学年で参加をしてきました。学生たちは最先端の義肢装具分野の講演、研究発表を聴講し、多くの刺激を受けて帰って来ました!
2日間の学会参加の様子をレポートします!

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中部国際空港セントレアでの出発前の様子です。
義肢装具学科の学生らしく、いつもの元気でいよいよ札幌に向けて出発です!

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2日間の学会会場となった「札幌コンベンションセンター」です。
学生たちは会場に到着すると、直ぐに目的の教育講演、特別講演の会場に入って行きました。また、教務の先生方も日頃の研究の成果を発表しました。

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「義足膝継手における立脚相制御の新たな分類の考察」
芥川雅也 先生

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「本校における臨床実習の試み」
名和大輔 先生

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「本校における側弯症装具の教育カリキュラム導入について
~第2報~」 唐澤佑梨子 先生

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今回の学会のなかで「パラリンピアンと義肢装具士が語る」という企画があり、演者として本校OBである、リオデジャネイロ・パラリンピック銀メダリストの 山本 篤 先輩が来られていました。山本先輩から後輩たちに「患者さんをサポートすることを最後まで諦めない義肢装具士になって下さい!」と熱いエールをいただきました!

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その後、山本先輩が世界の舞台で勝ち取ったメダルを学生全員に持たせていただきました。
実物のメダルを手にし、学生たちはとても感激していました!

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学生時代の恩師である中川教務主任と記念撮影。
中川先生との久しぶりの再会に、山本先輩はとても喜んでおられる様子でした!

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最後に学会会場前で 山本 篤 先輩と一緒に記念撮影。
学生たちにとって、忘れられない学会の思い出となりました。

帰国後もまだまだお忙しい山本先輩、後輩たちのためにお時間を作っていただき、ありがとうございました!
これからも義肢装具学科の在校生、卒業生全員で応援して行きます!

2016年10月23日

NEW! 「オールトヨタビッグホリデイ 2016」で義足装着体験!

トヨタ自動車株式会社のイベント企画「オールトヨタビッグホリデイ 2016」が、10月23日(日曜日)に開催されます!
このイベントに義肢装具学科の「模擬義足(もぎぎそく)装着体験コーナー」を出展しますので、皆さん是非ご参加下さい!このイベントは、一般の方も自由に参加することができますので、どうぞお気軽にご参加下さい!

義足装着を体験したい方、義肢装具士(ぎしそうぐし)という仕事、資格にご興味のある方、あるいは将来、義肢装具士の進路をお考えの中学生、高校生、大学生の皆さんは、是非この機会に義肢装具学科のブースにお越し下さい!

オールトヨタビッグホリデイ 2016
日 時:平成28年10月23日(日曜日)午前10時00分~14時00分
場 所:トヨタスポーツセンター第4駐車場(福祉貢献ふれあいプラザ)
     愛知県豊田市保見町井ノ向57−230   
※「模擬義足体験コーナー」は第4駐車場(福祉貢献ふれあいプラザ)の中に設置されています!

2016年10月13日

NEW! 3年生 坐骨収納型ソケットの適合実習が行われました。

9月にスタートした大腿義足(実習)『坐骨収納型ソケット』ですが、いよいよ適合実習の日となりました。
前期に製作した四辺形ソケットよりも、さらに厳密なソケット適合を求められ、難易度が高くなりますが学生たちはうまく適合させることができたでしょうか。

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まずは、香川先生にソケット適合のデモンストレーションを行っていただきました。ソケットの名称の通り、“坐骨”が正しい位置で“収納”されているかが重要なポイントになります。

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チェックソケットという透明なソケットで、適合状態を確認します。局所的に皮膚の色が変わっている部位はないか、断端との間に隙間ができていないか、しっかり観察します。
大腿義足ソケットは、“コンプレッション値”を設定し、実際の断端周径よりも若干小さくなるように陽性モデル修正を行います。この修正が、断端との隙間やソケットが断端に吸い付く“吸着作用”に影響します。

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香川先生からソケットが緩かった場合の具体的な修正方法について説明を受けます。皮革を貼り付ける、パテを盛り付けるなど、色々な方法がありますが、断端の様子を目視で確認しながら調整できるところがチェックソケットの利点です。

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では、製作した義足を装着して頂きましょう!
義足を引っ張っても、しっかりと吸着して抜けませんね。この学生のソケットはなかなか良い適合を得られたようです。

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続いてアライメント調整に移ります。臨床実習を経て、2回目となる大腿義足の調整ですので、慣れた手つきで行っていますね!
この時期の3年生は、モデル様対応、製作実習、終了後の清掃など、とても段取り良く行ってくれるので頼もしく感じます。

これで大腿義足の製作実習が終了しました。
臨床では、坐骨収納型ソケットはもちろん、四辺形ソケットも主流として製作されています。この先、義肢装具士として大腿義足ユーザーを担当するときには、香川先生に教えて頂いたことを思い出して、良い義足を提供できるように頑張りましょう!!

3年生の製作実習は、残すところ上肢装具のみ、となりました。
国家試験対策がいよいよ本格的となり、合間を縫っての製作実習になりますが、学生たちは気分転換になるのか、いつも以上に楽しそうなのが例年の実習風景です。
次回は、そんな上肢装具の製作実習をレポートします!

2016年10月09日

ニッチョー ビリギャル!?

 先日、卒業生がまたまた遊びに来てくれました。ST 2年目の子たちです。


教員室でお茶を飲み、ひとしきり話した後、国試対策講座をやっていた補聴3年生の教室に乱入して(?)、杉浦先生の「学習認知心理学講座」を一緒に受けていきました。


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卒業生乱入中。 違和感がありません


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杉浦先生の犬の絵。 はいだしょうこ画伯かと思いました


 杉浦先生から「補聴3年生へ何かアドバイスを」と言われた二人。あろうことか「国試勉強は12月からで大丈夫ですよ~」とおふざけを…!!


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こらこら!適当な事を言うんじゃありません 笑


 補聴3年生の皆さん、だまされてはいけません彼女はビリギャル的存在なんですよ。春の模試では絶望的な成績でしたが、8月までに国試用ノートをまとめ上げ、9月から8週間の臨床実習に行き、12月末頃には「STテキストはもう覚えつくした!何か問題ちょうだい!」と教員につめよっていたのですから。


 彼女たちの努力は素晴らしいものでした。そして、もちろん余裕で言語聴覚士国家試験に合格しました。努力は報われるのです! 
3年生がんばって!!


2016年10月08日

補聴2年生の講義紹介 スクリーニング

言語聴覚障害診断学という科目があります。


 観察する力を養い、CT・MRIの読影、検査バッテリーの組み方、症例報告書の作成などなど、実際に言語聴覚士が現場で行っている事を学ぶ大事な授業です。


 その中に「初回面接・スクリーニング」という演習があります。
スクリーニングとは、患者さんの(ST的な)問題点を短時間で見つけるものです。その結果によって、検査を組んだり、場合によってはそのまま訓練に入ったり、また、患者さんが現在うまくコミュニケーション取れる方法を見つけたりもします。


 熟練した言語聴覚士なら、ベッドサイドで雑談をしているだけ(に見える)で、スクリーニングを行っていたりします。このスクリーニング、病院、言語聴覚士によって様々なやり方がありますが、臨機応変さが必要になるので学生には難しいものです。
 そのため、当学院では、学生がオリジナルのスクリーニングシートとキットを作り、学生同士練習し、教員が評価する演習があるのです。


 その「初回面接・スクリーニング」演習が始まりました。
最初の講義は、教員が患者役になって、2年生に当てていきます。2年生もSLTA演習が終わっているので、それなりに様になっていますが・・・


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まずは自己紹介…だよね?



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どの絵カードを使えばいいのかな…



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私は…、お皿と、ミカンと…、カエル! を選んでみました



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お口の中を拝見


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鼻から息が漏れてませんか…



  その後、臨床実習を終えた3年生がデモストレーションを行いました。
2年生は目が釘付けです。
2年生の感想は
「見学実習で見たバイザーの先生のように、患者さんを盛り上げて、まるで本当のSTのようだった」
「患者さんの最大限の力を引き出せるよう励ましがすごかった」


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3年生のデモ。 実習先でたくさんやらせて頂きましたからね


大丈夫、大丈夫(某先生の口癖です)。来年の今頃には皆さん、こんな風にできているはずですよ。



平成29年度 推薦一次・一般一次入学試験 出願期間のご案内

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平成28年度 義肢装具学科 入学試験についてご案内します。
推薦一次・一般一次試験の出願を下記の通り受付けます。
受験希望の方はご確認の上、出願手続をお願いします。

◆試験科目
推薦入学試験
一般教養(国語・コミュニケーション英語ⅠⅡ・適性(空間把握))・面接
一般入学試験
一般教養(国語・コミュニケーション英語ⅠⅡ英語)・適性(ペーパークラフト実技)・面接

◆試験日程
推薦一次:平成28年10月8日(土)
出願期間:平成28年10月1日(土)~平成28年10月6日(木) 必着

一般一次:平成28年10月8日(土)
出願期間:平成28年10月1日(土)~平成28年10月6日(木) 必着


義肢装具学科では随時、学校見学および義肢装具製作施設見学ツアーを行っています。大切なあなたの進路決定のために、ぜひご参加ください!ご連絡お待ちしています!

見学日時 : 個別に調整をいたします(日曜日以外)。
集合場所 : 本校(日本聴能言語福祉学院)
        *学校に来て頂き、そこから専用車で施設まで送迎します。
見学施設 : ㈱松本義肢製作所(愛知県小牧市 *ホームページ
所要時間 : 約2~3時間(見学1時間+移動1時間30分)。
その他等 : 参加費は不要です(本校までの交通は自己負担願います)。



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2016年10月04日

中部リハビリ教室で地域に貢献

 10月1日(土曜)に姉妹校の中部リハビリテーション専門学校(お向かいにあります)で、中部リハビリ教室が行われました。


 中部リハビリ教室は、誰でも無料で参加ができる「カラダとアタマを鍛える健康教室」です。鵜飼リハビリテーション病院・鵜飼病院でリハビリを受けた方だけでなく、近隣にお住まいの方など、沢山ご参加下さいました。


 最初に「伸ばそう!健康寿命!」という題で、鵜飼リハビリ病院の粕谷PTの講演があり、みんなで運動しました。


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まずはストレッチ
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ボランティア学生も一緒にストレッチ
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足踏みしながら計算! 運動しながら頭を使う事が大事です。


 その後は「カラダの健康度の測定」。血圧測定、肥満度、健脚度など一人一人チェックしていきます。


 今回、当学院からはアタマを鍛える部門として「聞こえのチェック」を行いました。認知症の危険因子のひとつに難聴があるからです。聞こえに心配のある人には個別で相談に応じました。ボランティア学生も丁寧に参加者のお話を聞き、活躍してくれました。当学院も地域貢献できたと思っています。


 次回は1月14日(土曜)に開催されます。講演は当学院教員の坂下亜希子が 「いつまでもおいしく食べよう!」 と題し、年をとると衰えがちな「食べる機能」を維持するコツをお話しします。またのご参加をお待ちしています。



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5月に行われた中リハ教室のボランティア学生たち。差し入れを頂き、幸せそうです。


中部リハビリテーション専門学校のぶろぐより
http://blog.livedoor.jp/luka1215chuchu/archives/52127717.html

2016年10月03日

補聴3年生 実習報告会が始まりました

  補聴3年生の一大イベントである臨床実習も、前半組を中心に大勢帰ってきています。
残すところは国家試験だけ・・・となりそうですが、実習の振り返りも兼ねて、実習報告会を行っています。


 実習報告会は、臨床実習で担当させていただいた患者さんの評価や訓練経過(場合によっては再評価)を発表し、学生や教員から質問や意見を交換する会になります。臨床実習で学んだことを話しあうことにより、自分の理解にも、他の学生の理解にもつながります。


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発表前に緊張している学生


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質疑応答の時間



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は~い、質問があります


 担当させていただいた患者さんのためにも、しっかりとした発表を期待しています!!



2016年10月01日

補聴1年生の「言語聴覚障害概論」発表!

  補聴言語学科1年の言語聴覚障害概論の後半は、言語聴覚士が関わる10種類の言語障害を調べて発表するグル-プワークとなっています。


  数名のグループで進めますので、言語聴覚士に必要な協調性も養います。夏休み中から少しずつ準備を進めてきました。自分達でレジュメを作成するところから始まるのですが、担当教員の指導で何度か出し直します。


当日の発表はパワーポイントというプレゼンテーションソフトを使用する班が増えてきました(昔実施した経験がある現教員に聞くと、十数年前は模造紙に手書きで作っていたそうです。時代は変わりましたね)。


先日は「失語症」の発表でした。初めに「失語症」と言う文字がアニメーション機能でピョンピョン動いており、かわいいイラストもたくさん出てきました(Kさんの力作だそうです)。失語症の言語症状では、「発語失行」と名前を聞いてもわかりにくので、ブローカ失語の患者さんのビデオを使用していました。また、標準失語症検査(SLTA)や訓練を模擬的に実施するなど、わかりやすくするための工夫をしていました。
百聞は一見にしかず、ですね。最後はまとめの小テストを行い、無事終了しました。


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失語症発表班メンバー


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