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【2011年11月 アーカイブ】

2011年11月30日

「美術」の授業でで芸術性を磨く②…からの!?

早いもので今日で11月も終わり、明日から12月です。12月は冬休みに入るまでに1年生は義肢装具基本工作論の1週間試験、2年生は製作実習で進めてきた製作物の適合、3年生は単位修得と卒業論文の提出と、各学年ともまさに師走の忙しさです(でも、それが終わると恒例のイベント…スキー合宿が待ってます)!
ということで、前回の続き、美術の授業における作品の追加報告です!今回は同級生同士を描きあいました。美の術のセンス…十人十色でいろいろですね!?また、全学生が学校屋上に集まって、全国の臨床実習や就職などでお世話になっている関係各社へ送る年賀状の写真も撮りました!


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被写体①


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被写体①からの肖像画…似すぎていて飛び出してきそうです(笑)


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被写体②


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被写体②からの肖像画…ある意味で似てますね…千差万別と(笑)


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芥川先生の誕生日祝い①…サプライズで2年生が特大プリンを贈呈!?


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芥川先生の誕生日祝い②…美術が反映されてないデコレーション(笑)


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2012年・年賀状撮影…学院屋上にて!


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2年生教室からの夕焼け風景

2011年11月21日

「美術」の授業でで芸術性を磨く…秋!!

義肢装具学科のカリキュラムの一環として、2年生時に美術の授業があります!感性、芸術性、デッサン力を身につけられるように、「手や足、顔」、「構成デッサン(ペットボトルや紙風船)」、「石膏のデッサン(アグリッパ胸像など)、色・形・質を正確に捉えられるよう、普段の授業とは違う雰囲気の中、楽しみながら義肢装具士の礎とも成る「美の術への研鑽」に取り組んでいます!
*次回は出そろった作品の写真をアップして報告します!


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美術の授業の様子①


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美術の授業の様子②


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美術の授業の様子③


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出来上がった作品①

2011年11月18日

製作実習の様子~筋電義手の仮合わせ!~

本学科では、全国の養成校に先駆けて、最先端の義手である「筋電義手(筋電制御式電動義手)」の筋電位の評価、採寸採型、製作、適合まで学生各々が実体験しながら学べる製作実習を取り入れた授業を行っています。よって「“義肢装具士”として、切断をしてしまった方々の可能性を拡げる筋電義手の提案ができるノウハウ」も身につけて卒業できます!また、この仮合わせで得られた情報をもとに、手直しを加えて本義手を完成させた後の授業、適合の様子は後日レポートします!


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義手をコントロールのため筋電位を感知する電極の位置を確かめ中!


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ソケットが不適合だと義手自体がNGしなのでしっかり教わってます!


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筋電義手ハンドを取り付け装着者の思いのまま手が開閉するか確認中!


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義手長も決めて様々なポジションでも使いやすく動くことが大事です!


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もの作りだけでなく要の使用者とのコミュニケーション能力も磨きます!

2011年11月16日

座位保持装置の講義が実施されました!

3年生の専門科目:座位保持装置の授業の一環として、川村義肢㈱(*リンク)のエキスパートである小畑祐介先生(本学科7期卒業生)と藤田晋吾先生(車いす・シーティング課)によって、義肢装具士として必要な“座位保持装置”と“車いす”の知識や技術について授業が実施されました。


姿勢を保持することの重要性を理解するため実例を交えながらの講義に加え、採型機器によるシミュレーションと採型、また、様々な車いすの特徴を理解するための試乗、といった幅広い内容を実体験することによって、より実践に即した学習ができたと思います。


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関西(大阪)人二人の話はテンポ良く、熱い講演をして頂けました!


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特殊採型機器を用いて座位を保持する姿勢をシミュレーション中①!


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特殊採型機器を用いて座位を保持する姿勢をシミュレーション中②!


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車いすの選び方、採寸法、収納法など色んな機能の説明を聞いてます!


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車いすの試乗で利用者の視点で考察…この連帯は今後も大切です(笑)

2011年11月07日

卒業研究発表会が開催されました!

先週末、平成23年度の3年生(第23期生)による卒業研究発表会が開催されました。当日は在校生をはじめ、多くの卒業生や関連企業の方々も出席して下さり、90名を超える聴講者数のなか、連日遅くまでプレゼンテーションの準備をしていた成果も出すことができ、活発な質疑応答も行われました。お忙しいところ参加してくださった来賓の皆様、ありがとうございました。


3年生は、これから論文の作成、就職活動とまだまだ忙しい日が続きますが、終了後に一人一人に記念品(まだまだ頑張って賞!?)である恒例の国家試験合格祈願セットを中川主任から手渡しで頂き、国家試験に向けて弾みがついたことと思います!!
また、発表会後は、在校生を中心とした学生会企画として「卒研発表お疲れ様会」が盛況に催されました!


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緊張しながらも大きな声で聞き取りやすくプレゼンしています!


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90名を超える多数の聴講者のなか発表会が開催されました!


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座長は2年生です!2年生も年明けから卒業研究が始まります!


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発表後の質疑応答の様子!活発な質問が多かったのは賜物です!


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質疑応答では来賓の方からも貴重なアドバイスを沢山頂けました!


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発表後の質疑を待つ時間…この時間の緊張感は何ともいえません!


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卒業研究活動で作った製作物、実験道具や器具なども各班が展示!


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恒例の国家試験合格祈願セットを中川主任からもらっています!


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23期生の記念撮影。お疲れ様でした!あと数ヶ月…頑張っていこう!


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お疲れ様会の模様。3年生は寝不足からか妙なテンションでした(笑)

2011年11月02日

義肢装具製作会社見学ツアーのご案内!

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義肢装具学科では、本年度も進路を検討中の皆様にオープンキャンパスに加えて(本年度分は全て終了)、個別での学校見学、義肢装具製作施設の見学ツアーを実施しています!


あなたのご都合の良い時間を利用して、義肢装具士が実際に働いている職場を見学してみませんか?本校の専任教員が義肢装具製作施設まで案内します!見学日や集合時間などは個別に調整させていただきますので、参加ご希望の方は担当者(義肢装具学科教務主任:中川)までご連絡ください(*当日はご本人だけでなく、保護者の皆様の同伴も可能です)。


見学日時 : 個別に調整をいたします(日曜日以外)。
集合場所 : 本校(日本聴能言語福祉学院)
        *学校に来て頂き、そこから専用車で施設まで送迎します。
見学施設 : ㈱松本義肢製作所(愛知県小牧市 *ホームページ
所要時間 : 約2~3時間(見学1時間+移動1時間30分)。
その他等 : 参加費は不要です(本校までの交通は自己負担願います)。



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2011年11月01日

臨床歯科医学の特別講義『講義でライブ♪』がありました。

先日もブログでご紹介しましたが、
臨床歯科医学の特別講師「NORI(のり)さん」による講義&ライブが行われました。
過去ブログはコチラ
 
学生たちは皆、
NORIさんの体験談とその迫力ある歌声を聴き、
言語聴覚士の道を目指すものとして、また1人の人間として、
さまざまなことを感じたようです。
  
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     演奏するNORIさん
 
以下に、学生たちの感想を紹介します。

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NORIさんの歌声は、あたたかくてかっこよくて、とても感動しました。
子供のころ、言語訓練をやめてしまったこと、
聞き返されると話しづらくなってしまうこと、
NORIさんのお話を聞いて考えることがたくさんありました。
訓練はもちろん大切だけれど、
それ以上に、相手の気持ち(心)の部分はもっと大切。と改めて思いました。
もっと勉強して、良い言語聴覚士になれるよう頑張りたい!
と思えた最高の講義でした。
 
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学校に入学してから、忙しさや時間配分がうまくできないせいで、
大好きな音楽を聴くことが少なくなっていました。
今回、マイクもなくギター一本での弾き語りを目の前で聴くことができ
とても感動し、1曲目の途中から涙がこぼれそうになりました。
(中略)
NORIさんは、歌うときの口の動きを見せてくださいました。
私の席が少し遠かったせいもあり、何か分かったという事はありませんが、
口の動きも、声も、構音も、全部含めてNORIさんの歌でありNORIさんの作品であり、
その作品がとても素敵だな、私は好きだな、と思って聞いていました。
 
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(前略)
いざ演奏が始まると、その人柄と演奏のすばらしさにとても感動しました。
NORIさんにとって
「言語訓練に通うことは苦痛だった」とおっしゃっていましたが、
確かに小学生のこどもにとって、「友達と遊べない」ことや、
「みんなの前で早退を告げる」ことは、嫌なことでしかないですよね。

今の私は、言語聴覚士になるため、
覚えること、やらなければいけないことに追われ、
自分のことしか考えられていませんでした。
が、大切なのは患者さんの気持ちである、と改めて感じました。
知識をつけて患者さんに安心感を持ってもらう、
その上で、患者さんの不安や負担が大きくならないように考える。
当たり前のことですが、
向き合う患者さんにも様々な想いがあることを再認識しました。
「今、こうしていられるのは、逃げた教室(言語訓練)のおかげ」と、
NORIさんがおっしゃったように、私も患者さんの役に立つSTになります!

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学生たちにとって、言語聴覚士を目指すものとして、
「本当に大切なこと」が学べた、また、力をも与えていただけた、
まさに生きた「講義」であったように思います。
  
NORIさん、本当にありがとうございました!
 

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