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【2011年02月 アーカイブ】

2011年02月21日

また×5!!!!!の5年連続で卒研が受賞!

第7回日本整形靴技術協会学術大会IVO JAPAN(*リンク)が宮城県塩釜市で開催(2011/2/19)され、ポスターセッションに今年も本学から4班の「「踵骨部の靴擦れを軽減させる靴の提案」をエントリーして発表しました。
そして医師、義肢装具士、看護師、理学療法士、整形靴技術者など多くの参加者から、この研究成果が評価され、これまでの卒業研究に引き続き5年間連続で受賞(最優秀賞!)しました(*過去の受賞歴はコチラ)。
3年間で義肢装具士養成課程のカリキュラムをこなしながら、プラスαでの研究活動の成果は、今回の受賞も発表した学生だけでなく、後に続く後輩達にとっても大きな目標、自信に繋がったことと思います。
4班の皆さん、国家試験前で多忙な時期での準備、大勢の聴講者の前での発表、ご苦労さまでした!


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発表&受賞後の記念撮影!おめでとうございました!


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全学年の学生が揃って、受賞の報告会を催しました!


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中川教務主任(代読)による表彰状の授与(再び)!


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卒研4班と指導教員の芥川先生(中央)で記念撮影!


なお、毎年、恒例となっている日本義肢装具士協会が主催する学術大会での卒業研究発表を本年度も継続して行います。来る平成23年6月18日・19日に開催される「第18回日本義肢装具士協会学術大会(大阪)*リンク」に一般演題として、その他すべての班のエントリーが済んでおり、発表予定となっています!


2011年02月15日

卒業生からの贈り物-言語聴覚士専門学校教員のつぶやき(24)-

先日、卒業生Aさんから贈り物が届きました。
中身はAさんが学術雑誌「神経心理学」に掲載した論文の別刷りと
所属している大学院の先生方と翻訳出版した本でした。

Aさんは、2年生半ばで「もっと研究がしたい」と
神経心理学の研究で有名な東北大学大学院に進学することに決め、
言語聴覚士の国家試験勉強と受験勉強を並行していました。
そして、両方とも見事合格したのです。

学院卒業後もちょくちょくやりとりをして、
体調と相談しながらも研究に臨床に頑張っている様子が分かりました。

博士課程を卒業する今年、
「ようやくちょっとご報告できる形にまとまりました」との手紙とともに送られてきた本。
後輩達のために「図書室にでも置いて頂けますでしょうか」とありました。

ちなみに本は・・・
Cambridge大学のJohn R.Hodges教授が書かれた「小さな赤本」
「Cognitive Assessment for Clinicians SECOND EDITION」
 
の日本語版として
 
「臨床家のための高次脳機能のみかた」
          東北大学教授 森 悦朗先生監訳 
 
新興医学出版社から出ています。 
 
当然森先生主導だと思ったのですが、
東北大学大学院学生や博士研究員から、
この本を翻訳して、できれば出版したいと森先生に監訳依頼があったそうです。
学問に対する素晴しい情熱ですね。
 
脳の局所損傷による症候と神経変性疾患による認知症などを
概論から評価方法、症例提示まで臨床的視点からまとめた入門書としてお薦めです。
後輩達もきっと大切に読むことでしょう。
ありがとう、そして頑張ったね。Aさん。
 
その頑張りが何よりの贈り物です。
 
それにしても・・Aさんから贈り物が届いたのは前回のブログ(コチラ)を書いている最中です。
まるで原稿を読んだかのように。
これって以心伝心でしょうか?
 
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聴能教員P

2011年02月14日

もうすぐ国家試験です!

来たる2月19日(土)に、
第13回言語聴覚士国家試験が開催されます。
 
受験生である聴能言語学科2年生&補聴言語学科3年生は、
本当に最後の最後の追い込みに必死の毎日です。
 
本学院では、毎年、学科ごとに独自の国家試験対策を実施し、
模試の成績や各自の勉強の進行状況に応じて、
担当教員による個別アドバイス・指導も行なっています。
 
学生達同士でも、
お互いに問題を出し合ったり、苦手な分野は友人に聞いたりと、
自主的に勉強を進める姿が毎年のように見られます。 
 
本ブログでは何度か国家試験勉強の様子をお知らせしてきましたが、
過去ブログで一部紹介したような気の弛んだ学生の姿は今はどこにもありません・・・!
さすがに目前に試験を控え、
学生達はやや乱れた髪に寝不足の顔をしながらも、
朝早くから黙々と勉強に取り組む日々です。
 
苦しい受験勉強の中、
ともすれば忘れがちになるかも知れませんが、
国家試験に合格して晴れて言語聴覚士となって働く春はすぐそこです。
一人一人の夢を叶えるための最後のひと頑張りですね。
(ただし、スタートはそこから。いつも言っていますね。)
 
今週末に試験本番を迎えた今、
今まで頑張ってきた自分の歩みを信じて、
あとは体調管理をしっかりとし、
最後の最後まであきらめずに勉強に励んでもらいたいと思います。
 

2011年02月07日

心温まる差し入れ…国試&進級!?まであと僅か!!

『第24回義肢装具士国家試験(*リンク)』まで残り後25日となりました!3年生は全てのカリキュラムを終え、現在は国家試験対策として特別講義や集中講義、各班で問題を作って実施して検討を行う学習に加えて、早朝勉強や夜遅くまで自習にも励んでいます(どうしても下宿組は学校の方が落ち着いて!?勉強できるらしいです…)。


そして、毎年この時期になると、一昨年や去年・一昨年の卒業生(3年生と被っていた期生)が受験生のために合格グッズ(合格祈願バージョンのお菓子や滋養強壮ドリンク、今年は消毒液や目薬なども)を差し入れてくれ、もう一踏ん張りの“元気”を貰っています。こういった心遣いには「良い伝統が受け継がれているな~教員やっていて良かった」と、実感する一幕でもあります(教員分もあれば言うことありません(笑)。差し入れをしてくれた卒業生の皆さん、本当にありがとうございました!


「この学校・学科のウリは何ですか?」と、よく学校見学の方に聞かれるのですが、授業カリキュラム、就職率や国家試験合格率といった実績はもちろん、それをサポートするコノ“ひととひとの繋がりのある温かい環境”こそが日聴・義肢装具学科のカラー、一番の誇りだと思っています!


また、2年生は週に3日、下腿義足&長下肢装具&上腕義手のハードスケジュールで実習、1年生は基本工作論を年末に終えて、初めての専門科目の実習である体幹装具がスタートしているため、学科全体の雰囲気はほど良い緊張感に包まれています。


しかし、ここ数週間、季節性のインフルエンザの流行、風邪などで体調を崩す学生が多くなってきているので、皆さん体調管理・自己管理に務めるのも大切なことなのでしっかり手荒い&うがいをして対策して下さいね!


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安心環境で!?自習する3年生!!チームワークが合格の秘訣です!!


ということで、
本年度の入学試験も残り1回となりました(第5次一般入試)。出願期間は1月31日~2月14日・試験日は「2月18日(金)」となっていますので、受験をされる方・検討中の方は、今年最後のチャンスなので宜しくお願いします。
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また、個別での学校見学は随時受付ていますので、来年に受験を考えている方はもちろん、義肢・装具、義肢装具士に興味のある方、医療系、技術系で進路を検討中の方(中学生、高校1,2年生、大学2,3年生、社会人の方も、もちろん大丈夫です!)、保護者の方や友人とご一緒でも構いませんので、お気軽に申し込みをして頂き情報収集をして進路を検討して頂ければと思います。
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