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【2011年10月 アーカイブ】

2011年10月29日

企業説明会が開催されました!

企業説明会が義肢装具学科の学生(全学年)を対象に開催されました。当日は全国各地、31社(62名)もの関連会社の方々が参加して下さり、盛況な説明会となりました。
学生達も貴重なご意見、情報を伺えたことにより、今後の学校生活における刺激となったと思います。
お忙しいところ参加して下さった各企業の皆様にお礼申し上げます。


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2011年10月24日

日本義肢装具学会学術大会に参加してきました!

第27回日本義肢装具学会学術大会(*リンク)が大阪で開催され、教職員全員と1~3年生の全学生が参加してきました!学会のテーマ「新たな社会ニーズへの対応を考える」に関連した講演の聴講、商業展示での新製品の見聞が行え、一般演題では利田教務副主任が発表しました。


また、勉強はもちろんですが、学会参加のもう一つの醍醐味である卒業生との再会、臨床現場の方と就職・求人の状況や臨床実習のこと、学校教育について話ができたのも大きな収穫でした。


なお、本学科では毎年1回、学生全員で学会に参加しています。来年は日本義肢装具士教会(*リンク)の第19回学術大会が札幌、日本義肢装具学会(*リンク)の第28回学術大会が地元名古屋開催されるので、また学生全員を引率して参加する予定です。


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2011年10月21日

10/29(土)オープンキャンパス&公開講座を行います!

10月29日(土)午後に、
聴能・補聴言語学科 第4回合同オープンキャンパスを開催します。
 
補聴言語学科は今年度最後のオープンキャンパスとなります。
みなさんぜひご参加下さい。
   
オープンキャンパスでは、
言語聴覚士の仕事内容の紹介や体験、
各学科の特色をふまえた学科説明、学内見学、在学生との交流など、
盛りだくさんの内容を予定しています。
 
当日は、ホームページやパンフレットでは伝えきれない、
言語聴覚士の魅力・学院の魅力を存分に感じていただきたい!
そんな思いでみなさんをお待ちしています。
  
  
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   『学科説明』
   カリキュラム・就職・国家試験などについて詳細にご説明します。
  
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   『学生と話そう』
   在学生たちの生の声が聞けます。気軽に質問してください。 
  
また、今回も『公開講座』も同時開催します。
言語聴覚士の世界をちょっぴり実践的に知ることができる講座です。
 
今回のテーマは
『挑戦しよう!高次脳機能の検査』です。
 
私たちSTが現場で用いる検査はたくさんあります。
そのうち脳機能を調べるいくつかの検査、いわゆる「脳トレ」?にも通じるチェックもの。
みなさんに体験していただくとともに、わかりやすく解説します。
 
すでにオープンキャンパスや学校見学にいらしたことのある方は、
ぜひこちらに参加してみてください。
もちろん、初めての方でもOKです。
 
13:00~14:20の予定ですので、
終了後にオープンキャンパスへ参加することも可能です!
 
なお、オープンキャンパス・公開講座のお申し込みは同一フォームです。
 
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2011年10月20日

㈱松本義肢製作所様に見学実習に行ってきました!

本学科では1年次に見学実習として、2つの会社に伺って、義肢装具士の働いている現場を見学させて頂いています。先日は愛知県小牧市にある㈱松本義肢製作所(*会社HPリンク)に見学に行ってきました。


各部署を回りながら説明を受け、また、担当の佐口さんには業界の歴史かについてもプレゼンを行って頂きました!参加した1年生も幅広く、しかも専門性の高い義肢装具士として仕事に携わる姿勢に感銘し、良い刺激を受けて帰ってきました。担当者の方をはじめ会社の皆様に感謝致します。お忙しいところ、貴重な体験をさせて頂きありがとうございました。


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特別支援教育専門家チームで幼稚園を訪問しました

先回ブログでご紹介した、専門家チームの活動報告です。
 
先日、教員Tは幼稚園の依頼を受け、
訪問&アドバイス業務を行なってきました。
 
幼稚園の3歳児~5歳児の自由遊び場面を観察した後、
あらかじめ依頼を受けていた対象のお子さんについて指導主事の先生とともに園側にアドバイスしました。
 
対象のお子さんは、
集団場面でうまく適応できなかったり、先生の指示が理解できなかったり、
その他行動面や言語面などで気になるお子さんが中心です。
 
言語聴覚士の立場から、
集団場面で役立つ個別的関わりをアドバイスさせて頂きました。

今回の訪問でまず感じたことは、
幼稚園の先生方は子どもの個性を見極めながら本当にきめ細やかな保育をされているなあということです。
 
その上で、
集団場面では行動面の問題が目に付きやすいけれど、
ことばの理解面(子どもが十分にことばを理解しているか)はやや見逃されがちなのかも知れない、ということも感じました。
 
たとえば、
ことばの理解の発達がゆっくりなお子さんに対して、
「何となく周りを見て真似しているから・・・(できている)」という判断から、
理解の遅れに気付きにくいことがあるようでした。
 
こういう時は我々STの力の見せどころ!?で、
このようなお子さんには、クラス全体への指示だけでなく、
さりげなく名前を呼んでもう一度指示を簡単に言い直す、などの工夫が有効です。
そのようなアドバイスもさせていただきました。

ところで、幼稚園のお子さんたちは皆さん本当に可愛かったです。
見知らぬ観察者である教員Tにも、
次々と寄ってきて自分のおもちゃを見せてくれたり・・・ 
3歳、4歳、5歳と年齢によってアピールの仕方が違うのも面白いものです。
 
今後も活動は続きます。報告をお楽しみに。

 
※内容は、個人情報が特定されないよう十分な配慮の下で編集されています。
 

2011年10月14日

臨床実習報告会が開催されました!

本学科では2年生時に6週間、3年生時に8週間と臨床実習(学外授業)として、全国各地の提携施設へ赴いています。その報告会が在校生および関係企業の方々にもご出席頂き開催されました。1,2年生は来年の実習先の選定のアドバイスとして、3年生はこれからの就職活動における貴重な情報収集が行えたものと思います。


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2011年10月04日

若宮ST同窓会「講演会&Re-Learningセミナー2011」がありました。

先日、本学院の聴能・補聴言語学科の卒業生で構成する
「若宮ST同窓会」のイベントが開催されました。
 
同窓会の活動目的のひとつに、
各種イベントを通じて、卒業生たちの学びを支援することにあります。
 
今回は、タイトルの通り、
①卒業生による講演と②Re-Learningセミナーが行われました。

①の講演は、
小児の臨床を通じて継続的に研究を続けている卒業生の発表、
②のRe-Learningセミナーは、「学びなおし」ということで、
学院で講義をしていただいている先生による
『小児の摂食・嚥下障害について』でした。
 
小児に関連した勉強の機会は、成人領域に比べると少ないこともあり、
参加した卒業生たちはみな熱心に聞き入っていました。
 
以下は、参加した卒業生の感想です。
この春に卒業した卒業生に同窓会のホームページ用に書いてもらったのですが、
せっかくですので。
 
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
 
まず、山田先生の講演を拝聴し、私が感じたこと・・・。
それは、おそらく「研究の余地は日々の臨床のなかにいくらでもある」ということです。
経験や知識からのふとした気づきがきっかけとなり、
薄ぼんやりとした何かが見えてくる。
そして、積み重ねたデータでそのかたちが明らかになっていく。
過程はドミノを並べるような地道な作業でも、
結果はまるで透明人間にペンキをぶっかけて姿を暴くような爽快感!
  
また、小児領域であれ成人領域であれ、
嚥下領域では耳鼻科医の先生方との関わりは大変重要な役割を占めています。
特に小児の嚥下障害については精力的に関わっている医師がまだ少ないとのことで、
そういった意味でも貴重なお話でした。
VFの映像も豊富で、
普段小児のVFをみる機会がないため、
思わず見入ってしまいました。
  
お二方とも長くその道で、というよりその道を切り開いてこられた方々。
日々の臨床で悩み迷いながらの私にとっては遠い存在・・・。
ただ、よく考えてみれば山田先生は学院の先輩なんだなぁ、
と当たり前のことに気づいてみたり。
きっとどれだけ経験を積んでも迷うことはあるのだとは思いますが、
経験の浅い私にとってはまだまだ計り知れない境地のようです。
  
専門家として働き出してもどうにも壁にぶつかってばかりですが、
その壁の感触を直接感じられるようになったことが学生時代との大きな違い。
壁にぶつかっているうちは脱線しない。
その繰り返しが言語聴覚士としての道を作っていくのだと信じ、
明日も早起きして頑張ります。
まずは自分の目の前にいる方々に対して最大限のことをしないと。
  
そんなことを考えつつ、
他の勉強会や講演会では得られないような
「勇気」やら「向上心」やらを胸に、
久々に訪れた学院を後にしました。

(平成22年度卒業生 Aくん)
  
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
 
同窓会のイベント、
少しでも卒業生のみんなに役立てば、と願ってやみません。
 
この感想からも、
「学ぶ」ことはもちろんなのですが、
先輩のすばらしさを知ったり、自分も頑張ろうと思えたり・・・。
 
「学ぶ」こと、そしてそれ以外の面でも卒業生のみなさんを支援したい、
そんな同窓会の想いが少し伝わったかな、と思えた感想でした。


 

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