言語聴覚士をめざす
コミュニケーションと食べることに困難を抱える人たちを
サポートする医療専門職「言語聴覚士(国家資格)」を
育成します。
カリキュラム
Curriculum
母体病院との強い連携で行う実践教育
補聴言語学科は、母体病院との連携による「実践力育成教育」と一人ひとりの個性や力に合わせた丁寧な指導が特徴です。高卒新卒・短大卒・社会人経験者など様々な経歴の方が集まり、互いに協力し切磋琢磨し合いながら成長できる、そんな3年間を過ごすうちに、卒業後すぐに社会人・医療人として現場で活躍できる人材に成長できます。
母体病院との強い連携で
行う実践教育
補聴言語学科は、母体病院との連携による「実践力育成教育」と一人ひとりの個性や力に合わせた丁寧な指導が特徴です。高卒新卒・短大卒・社会人経験者など様々な経歴の方が集まり、互いに協力し切磋琢磨し合いながら成長できる、そんな3年間を過ごすうちに、卒業後すぐに社会人・医療人として現場で活躍できる人材に成長できます。
1年次は、解剖学や生物学などの医学知識の基礎となる科目や、耳鼻咽喉科学などの医学系、臨床心理学などの心理学系の科目、音声学や言語学など基礎系の科目を中心に学びます。入学してすぐに、鵜飼リハビリテーション病院の言語聴覚士による講義が始まり、6月には失語症の方との会話体験、8月には保育実習、10月には鵜飼リハビリテーション病院での基礎実習もあります。1年次からたくさんの実習を行うことで、言語聴覚士への憧れと、目指す気持ちを強くします。
書道/声楽/心理学概論/コミュニケーション概論/内分泌学/生理学/統計学/外国語Ⅰ/医学総論/解剖学/生理学/病理学/耳鼻咽喉科学/呼吸発声発語系の構造、機能、病態/聴覚系の構造、機能、病態/神経系の構造、機能、病態/臨床心理学/生涯発達心理学/学習・認知心理学/言語学/言語心理学/音声学/音響学/聴覚心理学/言語発達学/社会保障制度/リハビリテーション概論
言語聴覚障害概論/言語聴覚障害診断学/失語症Ⅰ/高次脳機能障害/聴覚障害Ⅰ/聴覚障害Ⅱ(演習)
選択必須
一般臨床医学/解剖学/電子工学
2年次は、言語聴覚士が対象とする障害についての専門的な講義が多くなり、検査の練習などの実技も増えます。また、グループワークも多く取り入れ、卒業後のチームアプローチで必要な協調性も養います。また、8月の見学実習では患者様の観察評価を経験し、2月の評価実習(4週間)では担当患者様への検査・評価を実施します。学内の演習も、この実習に合わせて進みます。
外国語Ⅱ/内科学/小児科学/精神医学/リハビリテーション医学/臨床神経学/脳神経外科学/形成外科学/臨床歯科医学、口腔外科学/心理測定法
言語聴覚障害診断学/言語聴覚障害臨床演習/失語症Ⅱ(演習)/高次脳機能障害/言語発達障害Ⅰ/言語発達障害Ⅱ/音声障害/機能性構音障害/器質性構音障害/運動障害性構音障害Ⅰ/運動障害性構音障害Ⅱ(演習)/嚥下障害Ⅰ/嚥下障害Ⅱ/吃音/聴覚障害Ⅰ/聴覚障害Ⅱ(演習)/聴覚障害Ⅲ
臨床実習
評価実習
選択必須
イヤモルド・補聴器適合/言語聴覚障害臨床演習
3年次は仕上げの一年です。7月までは専門科目を中心に学び、その後は、学内実習や臨床実習(8週間)、聴覚検査実習など多くの実習を経験します。その後は2月の国家試験に向けた勉強を中心に行います。
保健体育/関係法規
失語症Ⅲ/言語発達障害Ⅲ(演習)/音声障害/器質性構音障害/聴覚障害Ⅰ/聴覚障害Ⅱ(演習)/聴覚障害Ⅲ
臨床実習
臨床実習/聴覚検査実習
選択必須
言語聴覚障害臨床演習
1年次は、解剖学や生物学などの医学知識の基礎となる科目や、耳鼻咽喉科学などの医学系、臨床心理学などの心理学系の科目、音声学や言語学など基礎系の科目を中心に学びます。入学してすぐに、鵜飼リハビリテーション病院の言語聴覚士による講義が始まり、6月には失語症の方との会話体験、8月には保育実習、10月には鵜飼リハビリテーション病院での基礎実習もあります。1年次からたくさんの実習を行うことで、言語聴覚士への憧れと、目指す気持ちを強くします。
書道/声楽/心理学概論/コミュニケーション概論/内分泌学/生理学/統計学/外国語Ⅰ/医学総論/解剖学/生理学/病理学/耳鼻咽喉科学/呼吸発声発語系の構造、機能、病態/聴覚系の構造、機能、病態/神経系の構造、機能、病態/臨床心理学/生涯発達心理学/学習、認知心理学/言語学/言語心理学/音声学/音響学/聴覚心理学/言語発達学/社会保障制度/リハビリテーション概論
言語聴覚障害概論/言語聴覚障害診断学/失語症Ⅰ/高次脳機能障害/聴覚障害Ⅰ/聴覚障害Ⅱ(演習)
選択必須
一般臨床医学/解剖学/電子工学
2年次は、言語聴覚士が対象とする障害についての専門的な講義が多くなり、検査の練習などの実技も増えます。また、グループワークも多く取り入れ、卒業後のチームアプローチで必要な協調性も養います。また、8月の見学実習では患者様の観察評価を経験し、2月の評価実習(4週間)では担当患者様への検査・評価を実施します。学内の演習も、この実習に合わせて進みます。
外国語Ⅱ/内科学/小児科学/精神医学/リハビリテーション医学/臨床神経学/脳神経外科学/形成外科学/臨床歯科医学、口腔外科学/心理測定法
言語聴覚障害診断学/言語聴覚障害臨床演習/失語症Ⅱ(演習)/高次脳機能障害/言語発達障害Ⅰ/言語発達障害Ⅱ/音声障害/機能性構音障害/器質性構音障害/運動障害性構音障害Ⅰ/運動障害性構音障害Ⅱ(演習)/嚥下障害Ⅰ/嚥下障害Ⅱ/吃音/聴覚障害Ⅰ/聴覚障害Ⅱ(演習)/聴覚障害Ⅲ
臨床実習
評価実習
選択必須
イヤモルド・補聴器適合/言語聴覚障害臨床演習
3年次は仕上げの一年です。7月までは専門科目を中心に学び、その後は、学内実習や臨床実習(8週間)、聴覚検査実習など多くの実習を経験します。その後は2月の国家試験に向けた勉強を中心に行います。
保健体育/関係法規
失語症Ⅲ/言語発達障害Ⅲ(演習)/音声障害/器質性構音障害/聴覚障害Ⅰ/聴覚障害Ⅱ(演習)/聴覚障害Ⅲ
臨床実習
臨床実習/聴覚検査実習
選択必須
言語聴覚障害臨床演習
実践力育成教育
補聴言語学科では、隣接する鵜飼リハビリテーション病院との連携で、入学してすぐの1年次から多くの実習を行っています。
現場で即戦力となる人材育成のために、より実践的な教育に力を入れています。
3年間で多くの義肢装具を製作し、その製作理論を学ぶことができます。
全国の養成校に先駆けて「筋電義手」の製作実習も行っており、「整形靴」の製作実習では採型、木型作成から仕上げまで行い、靴づくりの技術を身につけることができます。
鵜飼リハビリテーション病院との連携
「障害」だけでなく「人」を見る!
補聴言語学科では、「患者様の全体像を捉える」ことを大切にしています。
同じ障害を持つ患者様でも、生活環境や家族構成、退院後に望むことはお一人おひとり異なります。その方の「障害」だけを見ていては退院後のより良い生活につながる支援はできません。「障害」だけでなくその方の「全体」を見て評価できる力は、信頼される言語聴覚士として活躍するために必要な能力です。隣接する鵜飼リハビリテーション病院との連携により実現できる早期からの実習により、これらの能力を養います。
在校生VOICE
補聴言語学科(第30期生)
松永 悠那さん
同じ目標を持つ仲間と共有できるからこそ、
乗り越えられる。
私は、高校生の時にテレビ番組を見て「失語症」を知り、そのような障害で困っている方々をサポートしたいと思い、言語聴覚士を志しました。大学に興味があるとかないとかでなく、「やりたいことをやりたい」と思っていた私は、迷わず3年間で資格のとれる専門学校を選びました。
入学後は初めて学ぶ医療系の科目に戸惑い、試験勉強や課題に大変な毎日でしたが、クラスのみんなの仲がよく、試験勉強やグループワークではお互いに協力し合いながら、自分たちで考えて、教え合い、高め合っている、という充実感があります。サポートしてくださる先生方はすごく優しく、いつも話を聞いて下さり、勉強でわからないところあればわかるまで教えて下さいます。同じ目標を持つ仲間と、近くでサポートしてくださる先生がいるからこそ乗り越えられる、そんな環境がここにはあります。本当に言語聴覚士になりたい人に、ぜひおすすめします。
コミュニケーション概論
患者さんとの会話って、何に気を付ければいいの?
失語症があると、どんなコミュニケーションになるの?
言語聴覚士が対象とする方々には、コミュニケーションに何らかの困難を抱える方が多くいらっしゃいます。そのような方々のお気持ちを引き出し、コミュニケーションの楽しさを取り戻すサポートをするためには、言語聴覚士こそ、コミュニケーションのプロにならなければなりません。この授業では、コミュニケーションとは?という基礎的な内容から、実際に高齢者や障害のある方とのコミュニケーションに必要なスキルまで、ロールプレイや演習を通して学びます。
ロールプレイ①
まずは入学したての学生同士でコミュニケーションをとります。そのときの様子をお互いに評価し合い、自分のコミュニケーションを客観視します。
ロールプレイ②
先生から与えられた場面設定に沿って、学生同士で患者さん役と言語聴覚士役になり、コミュニケーションの方法を考えます。
会話テスト
教員がコミュニケーションに障害のある患者さん役になり、授業で習ったコミュニケーションスキルを活用し、20分間の会話を行います。
会話演習
失語症者の方々と、実際に会話を行います。初めてお会いする失語症の方々との会話は緊張しますが、楽しく会話できることが目標です。
臨床実習
段階的かつ総合的な実習内容
補聴言語学科では、1年次の入学直後から3年次までの間にたくさんの実習を行います。まずは隣接する関連病院での実習で病院に慣れるところからスタートし、徐々に外部施設での実習へと進めていきます。実習指導者の資格を持つ本学院の卒業生は数百名おり、卒業生はもちろん、長年のお付き合いの中で快く実習を受け入れてくださる病院・施設が全国に多数あります。
まずは患者様を「知る」段階
学内での演習を経て隣接する母体医療機関の鵜飼リハビリテーション病院にて基礎実習に臨みます。初めて言語聴覚士の仕事を見学して職業への憧れを強くし、患者様との会話を実践して患者様を「知る」ことができます。
次に患者様を「理解する」段階
8月に、言語聴覚士の仕事の流れを見学し患者様の全体像を捉える「見学実習」を実施。2月には、実際に検査等を行い患者様の障害を評価する力を育てる「評価実習」。これらを通し、患者様を「理解」する力を育てます。
いよいよ患者様を「支える」段階へ
リハビリテーションの計画実施等も含め、言語聴覚士業務の全般について学び考える「臨床実習」を実施。入院中の今だけでなく退院後の生活を含めた視点で、患者様を「支える」視点を身につけます。
実習施設
鵜飼病院
鵜飼リハビリテーション病院
宇野病院
小山田記念温泉病院
尾張温泉リハビリかにえ病院
介護老人保健施設かなやま
春日井リハビリテーション病院
上飯田リハビリテーション病院
刈谷豊田総合病院
国立病院機構 名古屋医療センター
済衆館病院
榊原温泉病院
三九朗病院
JA岐阜厚生連 西美濃厚生病院
静岡市立清水病院
白山リハビリテーション病院
瀬口脳神経外科病院
豊川市民病院
松波総合病院
弥生病院
ヨナハ総合病院
ほか
愛生病院
朝日大学病院
飯田市立病院
鵜飼病院
鵜飼リハビリテーション病院
大垣徳洲会病院
上飯田リハビリテーション病院
輝山会記念病院
木村病院
JA愛知厚生連 海南病院
JA愛知厚生連 江南厚生病院
JA岐阜厚生連 久美愛厚生病院
静清リハビリテーション病院
常葉大学リハビリテーション病院
中伊豆リハビリテーションセンター
名古屋徳洲会総合病院
みたき総合病院
名鉄病院
ほか
愛知医科大学病院
荒尾内科耳鼻咽喉科
飯塚耳鼻科
岐阜県総合医療センター
国立病院機構 名古屋医療センター
関谷耳鼻咽喉科
トヨタ記念病院
名古屋大学医学部附属病院
半田市立半田病院
三重大学医学部附属病院
国立長寿医療研究センター
ほか
以上は、実習施設のほんの一部です。このほか、全国各地の200以上の施設で実施しています。
笑顔の授業
脳梗塞の後遺症で失語症になった、大手企業に勤める池田博之さんによる「笑顔の授業」。失語症について、言語聴覚士とのリハビリの日々、言語聴覚士に望むことなどを語っていただきます。
学外研修
2年次の夏には、見学実習の報告会を兼ねてクラスのみんなで研修旅行に行きます。学生たちでゲームなどの企画も考え、クラスの仲間意識も高まります。
縦割り交流会
学年を超えた交流の機会もあります。新入生歓迎会や、実習壮行会など、全学年が参加するイベントを開催。勉強はもちろん、学校生活のアドバイスを聞いたりでき、先輩後輩のキョリがぐっと近づきます。
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