言語聴覚士をめざす
コミュニケーションと食べることに
困難を抱える人たちをサポートする
医療専門職「言語聴覚士(国家資格)」を
育成します。
Speech-Language-Hearing Therapist
言語聴覚士
生きていく上で欠かせない
コミュニケーションと食べること。
「その人らしい人生」をサポートします。
私たちはことばによって想いを伝え、人と関わり合いながら生きています。私たちは毎日おいしく食事をして、生きていくためのエネルギーを得ています。このような、生きていく上で欠かせない「コミュニケーション」と「食べる」ことを、お一人おひとりの生活に合わせて支援する、医療専門職です。
コミュニケーションの障害 って?
人のコミュニケーションは、言語、聞こえ、発声、発音など、様々な機能が関わっています。これらが、病気やケガ、発達上の問題などで損なわれると、うまくコミュニケーションがとれなくなります。
食べることの障害 って?
食べ物や飲み物を口の中に入れて飲み込む、この一連の動作には、たくさんの神経や筋肉が関わっています。この動作のどこかが損なわれると、うまく飲み込めなくなります。
失語症
脳の病気や事故などの後遺症などで、ことばがうまく理解できなくなったり、話せなくなる障害です。話すことと同じくらい書くことも難しくなるため、コミュニケーションがとりにくくなります。
言語発達障害
ことばの発達には、「聞いて理解する」ことと「話す」ことの二つの側面があります。これらが様々な原因により障害されると、お子さんのことばの発達が遅れます。
嚥下障害
脳の病気や事故などの後遺症、また口や舌などの病気などによって、うまく食べたり飲んだりすることができなくなる障害です。栄養が摂れなくなるだけでなく、誤嚥性肺炎など命に関わることもあります。
言語聴覚士の仕事
言語聴覚士の3つの役割
言語聴覚士の業務は、大きく分けて、その方の問題点を明らかにするための問診や検査、実際の治療、ご本人やご家族、関係者へのアドバイス、があります。障害名は同じであっても、障害の様相や生活環境はお一人おひとりにより異なります。丁寧な評価と、その方の今後の生活を考えた治療、関係各所へのアドバイスにより、その人らしい生活ができるようにサポートします。
01
問診・検査
その方の問題点を正確に把握するために、丁寧にお話を聞き、必要な検査を行います。
02
治 療
検査結果などをもとに、お一人おひとりに合った治療プログラムを立案し、実施します。
03
アドバイス
ご家族や会社の方、学校の先生などに、障害の説明や生活上の工夫、必要な配慮などをアドバイスします。
言語聴覚士は
どんな分野で活躍している?
病院やクリニックなどの医療機関はもちろん、デイケアや訪問などの保健分野、高齢者やお子さんの施設などの福祉分野、小中学校や特別支援学校などの教育機関で、幅広く活躍しています。
言語聴覚士は
どんな人に向いている?
「人」が好き。「人」を助けたい。という両方の気持ちがある人に向いています。また、言語聴覚士はたくさんの他職種と一緒に働いていますので「協調性」も必要です。さらに、常に新しい情報を得るために、生涯学び続ける意欲も必要です。
言語聴覚士は
どうやったらなれる?
高校または大学卒業後、言語聴覚士養成校(専門学校・大学)に入学し、全単位を取得することで言語聴覚士国家試験(例年2月実施)の受験資格が得られます。国家試験に合格することで、言語聴覚士としてのキャリアをスタートすることができます。
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