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先輩メッセージ:聴能言語学科 - 専門学校 日本聴能言語福祉学院

聴能言語学科

先輩メッセージ

日々こども達とかかわれる幸せ

岩木 晴奈さん

  • 岩木 晴奈 さん
  • 第22期生(平成19年度卒業)
    三重県立草の実リハビリテーションセンター
    • 卒業生の声

私の言語聴覚士という職業との出会いは、大学時代に発達障害のこどもの支援にかかわったことからでした。それをきっかけに学院の見学に訪れ、生き生きとした先輩方の姿をみたことで「私もここで勉強して言語聴覚士になりたい!」という気持ちを強くしたことを覚えています。
実際の学院生活は、講義や実習など次から次へと課題があり目まぐるしく過ぎていきましたが、クラスメイトと同じ目標に向かって支え合い高め合った時間はとても充実感がありました。言語聴覚士が携わる分野は成人から小児までと幅広く、様々な分野の勉強をすすめるにつれてそれぞれの魅力を感じていきました。
現在は、摂食嚥下や言語発達を中心に小児のリハビリテーション施設で勤務をしており、言語聴覚士になりたいと思ったきっかけのこどもの支援に縁あってかかわれていることを幸せに思います。こどもをはじめとする家族の支援者の一人として寄り添うことを大切にしていきたいと考える根本には、学生時代に得た経験があってこそだと考えます。人との出会いを通して日々成長させてもらえる言語聴覚士に魅力を感じ、同じ分野を目指してくれる方が増えることを願っています。

「前進あるのみ」学院での2年間で、私が学んだことです。

稲本 陽子さん

  • 稲本 陽子 さん
  • 第15期生(平成12年度卒業)
    藤田医科大学勤務
    • 卒業生の声

「言語聴覚士になりたい!」と思ってこの学院に入学してからもう何年も経ちますが、今でもあの充実した2年間のことが鮮明に思い出されます。同じ夢を抱くクラスメイトと打ち解けるのに時間はかからず、気がついたら言語聴覚士になるための勉強にのめりこんでいました。
卒業後に勤務した病院でたくさんの嚥下障害の患者さんに出会い、それがきっかけで「もっと嚥下障害について勉強したい!」と思い、アメリカへの留学を決意しました。留学中の1年間は毎日が刺激的で、自分自身がひとまわりもふたまわりも大きくなったような気がします。帰国後は大学院に通い、嚥下障害についての研究を深めています。私の信念は、常に前進すること。思い返せば、学院の先生たちに教えられた「自ら考え学ぶ姿勢」「問題を深く考えていく研究心」を実行している、そんな気がします。
今でも、困ったときには学院の先生に相談にのってもらいます。「この学校で学んでよかった」と、心から思っています。

学院は転職時も強い味方

岡島 久実さん

  • 岡島 久実 さん
  • 第22期生(平成19年度卒業)
    国立病院機構 名古屋医療センター勤務
    • 卒業生の声

STとなってもうすぐ4年が経とうとしています。仕事に就いてからは、この仕事の持つ責任の重さを正直言って大変と思う時もありました。しかしそんな中で、人と触れ合う楽しさ、チームで協力し目標を達成していく喜びなどこの仕事の持つ魅力も身をもって体験し、やりがいも感じています。患者さんについて考え、先輩や同僚、他職種のスタッフと意見を交換することで、新しい見方を発見し、それを再び患者さんに還元し変化が得られたときの喜びはひとしおです。そして、これは学院での授業で培われたものだと思います。夜遅くまで、クラスメイトと課題にあたり、お互いの知識を総動員し、意見を戦わせ更にそこで生まれたものを先生方にぶつけていく中で、知識を得ること・考えることの大切さを身につけることができました。
そして4年目を期に脳血管疾患・回復期以外の分野についても学びたいと考え、職場を替えることを決意しました。転職にあたっては、学院の先生方に相談に乗っていただき、ここで働きたいと思える職場を探すことができました。
「この仕事は学びの連続」と授業や実習の中で繰り返し教わってきましたが、これからもその言葉を胸にSTとして成長していきたいと思います。

初めて出会った言語聴覚士の方からこの学校を薦められました

丹羽 亜純さん

  • 丹羽 亜純 さん
  • 第22期生 ※2年生在学時
    • 在校生の声

私は大学で子どもの発達について学び、卒業後は就学前の障害児へ関わる仕事に就きたいと考えていました。サークル活動で訪問した障害児施設で、初めて言語聴覚士の方に出会いました。その方はベテランの方でしたが、この学校の卒業生に会う機会も多く、知識はもちろん、技術や熱意も兼ね備えた信頼できる方ばかりだ、とこの学校を薦めて下さいました。学校選びを始めたときにその方の言葉を思い出し、オープンキャンパスに参加しました。そこで、先生の熱意、先輩の生き生きとした表情を見て、私もこの学校で学び、言語聴覚士としての一歩を踏み出したい!と強く思い、受験を決意しました。
入学後は、履修科目が多いこともあって、1年目は課題やテスト勉強に追われて大変でした。しかし、授業は基礎科目から段階的に学べるカリキュラムで、さらに座学のみならず検査演習や模擬訓練なども豊富で実践的であり、学ぶ楽しさを実感しながら進んできたように思います。
2年生になった今、臨床実習に向けて検査や訓練の練習に励んでいる毎日です。1年時とはまた違った忙しさではありますが、今まで得た知識を総動員し臨床につなげていく作業は大変楽しいもので、先生方やクラスメイトと議論し、刺激を受けながら充実した日々を送っています。

自分自身も成長しながら、人の支えになる。魅力的な仕事です。

林 正弘さん

  • 林 正弘 さん
  • 第2期生(昭和62年度卒業)
    中津川市民病院勤務
    • 卒業生の声

私が学院に入学したのはもう20年以上も前のことで、言語聴覚士(当時で言う言語療法士)の養成校は全国に数校しかありませんでした。
実は、大学4年生在学当時の私は一般企業への就職を決めていました。しかし、卒業を間近に控えた頃、ふと目に留まった小さな新聞広告が私の人生を大きく変えたのです。それは言語療法士の養成を始めたばかりのこの学院の広告でした。どんな仕事なのだろうか…と興味を持ったのが運のつき…で、何かに惹きつけられるようにこの学院に入学していました。当時の学院は少人数で和気あいあいと勉強に励みました。もちろんまだ国家試験もありませんでしたから、カリキュラムも今より少なく、新築の匂いの残る学院で夜遅くまで仲間と勉強したり議論をした日々を懐かしく思い出します。卒業から20余年、当時の仲間は言語聴覚士としても人間としても尊敬できる大切な友人として今でもつきあいがあります。また地元の急性期総合病院で言語聴覚士として勤務していますが、毎日多くの方と向き合いながら自分の存在意義を感じ、あのときの決断は正しい選択であり、「天職」に就いたと実感しています。自分自身も成長しながら、人の支えにもなれる、そんな魅力がこの仕事にはあると思います。一人でも多くの方が言語聴覚士を目指してくれることを願っています。

今の私にかけがえのない財産

井口 幸子さん

  • 井口 幸子 さん
  • 第13期生(平成11年度卒業)
    元 国立病院機構東名古屋病院勤務
    • 卒業生の声

学院で学んだ2年間は、今振り返ってみればあっという間の2年間でした。たくさんの講義に演習、そして実習や国家試験勉強…。息つく間もなく駆け巡ったような気がしますが、とても充実した日々でした。そしてそこにはいつも同級生や先生方の存在があり、夜遅くまで勉強したり、議論したり語り合った思い出は、今の私にとってかけがえのない財産となっています。同級生の出身地や年齢は様々で、先生方との距離も近く、授業以外で人間としても多くのことを学び成長した時期でもありました。言語聴覚士の仕事には、人とのコミュニケーション能力と豊かな人間性が重要な役割を果たします。授業や実習で学べる理論や技術はもちろんですが、同級生や、先生方との出会いの中から学んだことが、今の言語聴覚士としての私の礎となっています。

授業の大変さの意味が少しずつ分かってきました

細見 梓さん

  • 細見 梓 さん
  • 第26期生 ※2年生在学時
    • 在校生の声

「憧れのSTになるために!」と入学して以来、学校での課題に対して1つ1つ無我夢中に取り組んできたら、あっという間に今に至ったように感じます。振り返ってみると、それぞれの課題をクリアしていくことが「基礎から専門へ」また「理論から実践へ」のステップアップにつながっていったのだと思います。
授業では、基礎科目から専門科目へと段階的に勉強を進めていくので、馴染みのない分野でも無理なく理解を深めることができました。高度の専門知識も実際に応用して使うことができなければ、臨床現場で役立てることはできないと思います。この学院の診断学の授業は特徴的で、これまでに勉強してきた専門知識や技術を駆使して、実践的な課題が行われます。この授業を通して、「臨床家としてのベース」を学ぶことができたと思います。
授業で学んできたことの集大成として、1年時には見学実習、2年時には学内実習、臨床実習、聴検実習があります。実習と授業のカリキュラムの時期も、お互いが効果的になるように組まれていると思います。
学内実習では、グループで患者様を担当し「評価→訓練→考察」という臨床の一連の流れをみんなで考えながら進めていくという経験ができます。臨床実習では、初めて自分一人で患者様を担当させて頂き、他職種との協業を含めた臨床の全ての過程を学ぶことができます。実習に関しても、自分の力を試しながら、一歩一歩、段階を経て一人前の臨床家へと近づけるようなカリキュラムになっているのが特徴だと思います。初めての見学実習では、患者様とお話しすると頭の中が真っ白になっていた私ですが、学内臨床や臨床実習の経験を重ねることで、少しずつですが、患者様と楽しくコミュニケーションをとることや、患者様の症状を分析し訓練へとつなげることができるようになってきました。
道のりは長いと思いますが、一歩一歩成長していくことで、いつか素敵なSTになれるように、これからも日々精進していきたいと思います。

先生や先輩方が強い味方です

平田 恵美さん

  • 平田 恵美 さん
  • 第27期生 ※2年生在学時
    • 在校生の声

私が大学で参加していた部活動には、医療系の学部の人が多く在籍しており、彼らの話を聞く中で、医療職に興味を持ちはじめ、またマネージャーの仕事に楽しさとやりがいを感じていたことから、人に直接かかわる仕事、その中でも医療職に就きたいと考えはじめました。医療職もさまざまなので、調べていた際に、新聞の記事で言語聴覚士という職業とともに、この学校の存在を知りました。
大学3年の冬に、オープンキャンパスに参加すると、先生方も先輩方も笑顔で優しく、丁寧に接していただき、とてもよい印象を受けたので、ここで2年間がんばろうと決意し、1年後受験しようと決めました。
入学すると、まず先生方に複数回面談をしていただき、不安や悩みなどを丁寧に聞いただける機会がありました。先生方に話していく中で、自分の頭の中が整理されたり、先生方から具体的なアドバイスをいただけました。また、面談ではなくても、忙しい合間をぬって相談にのってくださり、とても安心しました。また、先生方だけでなく、先輩とお話できる機会が多く、私たちの不安や悩みを熱心に聞き、アドバイスをしていただいたり、身近な実体験もお話してくださるので、とてもよい刺激になっています。このように、先生方や先輩方の存在が身近であることは、この学校の魅力であると思います。
学校でのカリキュラムは内容がとても濃く、基礎科目から専門科目へとステップアップしてくように組み立てられているため、最初はわからなくても、他の科目で重なっている部分があると、その中で理解を深めていくことができました。また、見学実習に赴くと、学校の授業内容と結びつけて考えられる場面が多く、実際の臨床の現場と非常につながっている教え方をしてくださっているのだと、気づきました。もうすぐ濃い1年が終わろうとしていますが、日々の学習と実習という両者をつなげて、毎日の学校生活を実のあるものにしていこうと思っています。

長い伝統と実績は卒業生を見れば分かります

渡邉 浩行さん

  • 渡邉 浩行 さん
  • 第27期生 ※2年生在学時
    • 在校生の声

私は大学(人文・社会科学系学部)を卒業後、社会人として十数年働いていましたが、息子が生後まもなく難聴と診断を受けたことをきっかけに、言葉や聞こえに障害を持つ方の支えになる仕事をしたいという思いが強まり、言語聴覚士を志しました。
言語聴覚士の養成校を探す際に、自分の卒業した大学の先輩で言語聴覚士になられた方がいないか調べたところ、失語症に関する研究論文や書籍を多く著されている言語聴覚士の方が、同じ大学・学部の大先輩であり、この学院の卒業生であることを知りました。この学院に入学を希望したのは、国家試験の高い合格率や就職実績に加え、上述の先輩をはじめ多くの卒業生の方々が言語聴覚療法の臨床はもちろん、教育・研究といった幅広い分野で活躍されているということも大きな理由の一つとなりました。
父親である自分が再び学生になることを理解してくれた家族に感謝しつつ、背景や年齢も多様な同級生と共に学んでいます。この学院の先生が「勉強は大変と感じるかもしれないけれど、いま学んでいることが将来、患者様の笑顔に還元されるから頑張って」とおっしゃったことが日々の励みになっています。患者様の笑顔のために働くことができる、知識・技術・心を備えた言語聴覚士になれるよう、学びを深めたいと思います。