聴能言語学科

実習

1年次の夏に基礎実習、冬に見学実習を実施し、2年次の6月下旬頃までに国家試験対策を除く全ての科目の講義を終了します。2年次の6月下旬から11月までのおよそ半年間で12週間の臨床実習を行います。
現在、実習指導者の資格を持つ本学院の卒業生は数百名おり、それら卒業生はもちろん、長年のお付き合いで実習を受けてくださる病院・施設が多数あります。これにより他校では経験しがたい、きめの細かい実習指導を受けることができます。また聴覚検査実習も実施しており、多方面への就職に対応できるようになっています。

実習体系

基礎実習

期 間 実習対象 実習時期
1日 成 人 1年次8月
内 容
言語聴覚士の業務を知り、コミュニケーション力を養う

見学実習Ⅰ

期 間 実習対象 実習時期
約1週間 小 児 1年次2月
内 容
言語聴覚士の業務を知り、観察力を養う

見学実習Ⅱ

期 間 実習対象 実習時期
約1週間 成 人 1年次3月
内 容
言語聴覚士の業務を知り、観察力を養う

学内実習

期 間 実習対象 実習時期
約8ヶ月 小児・成人 2年次4月~11月
内 容
小グループで1症例担当し、評価から訓練まで実践

臨床実習

期 間 実習対象 実習時期
6週間×2施設 小児・成人 2年次6月~11月
内 容
実際に患者様を受け持ち、評価から訓練まで、臨床の流れを全て実践

聴覚検査実習

期 間 実習対象 実習時期
1週間 小児・成人 2年次6月~11月
内 容
耳鼻科で実際の聴覚検査を実践
1 実習先と学院の信頼関係の上に成り立つ、質の高い実習

実習先と学院の信頼関係の上に成り立つ、質の高い実習

本学院では、実習先との長年のお付き合いによる関係を大切にしています。どのような内容の指導が受けられるのかを把握していますし、実習先にも学院の教育内容を把握していただいており、そこには強い信頼関係が成り立っています。実習先の質・量をみればその学校の実力がわかる、とも言え、本学院ではただ「こなせばいい」のではない、質の高い実習を行っています。
2 実習先が豊富で、安心して実習に臨めます

実習先が豊富で、安心して実習に臨めます

全国各地に多数(二百施設以上)の実習先を確保しております。
その中には卒業生のいる病院や施設も多く、充分な指導のもと実践力を養っています。
3 通学事情・個性・希望等を考慮して
実習先を決定

通学事情・個性・希望等を考慮して実習先を決定

各自の通学事情・個性・希望(例えば、子どもの施設への就職希望の場合、小児施設で実習する…など)等を考慮して実習先を決定します。
実習先は全国各地にわたるため、遠方の学生でも地元での実習を検討します。
4 無理のない段階設定

無理のない段階設定

実習に合わせて学内での学習が進行します。とくに、「言語聴覚障害診断学・臨床演習」では、実際に実習で行う内容を模擬的に演習し、無理なく実習に臨める構成になっています。
また、1年次に基礎実習・見学実習、2年次に学内実習、臨床実習、と実習内容も段階的に進行し、観察から評価・訓練へとスモールステップで進む設定になっていますので、安心です。
5 総合的な実習内容

総合的な実習内容

聴能言語学科では、各実習の目的に見合った実習期間で、基礎実習1施設、見学実習Ⅰ(小児)1施設、見学実習Ⅱ(成人)1施設、臨床実習2施設、聴覚検査実習1施設、学内実習1施設の合計7施設(原則)で実習を行います。これらの実習を特徴の違う施設でそれぞれ経験することにより、知識や技術の偏りを防ぎ、言語聴覚士として必要な能力を総合的に獲得できます。つまり本学院の実習では、どこに就職しても即戦力となり得る力を身につけることができるのです。なお、基礎実習・見学実習・聴覚検査実習・学内実習は、指定時間数に加えて実施する実習で、本学院独自のカリキュラムです。
6 個人交渉不要

個人交渉不要

すべて、学院が探しますので、個人で探していただく必要は一切ありません。


7 学内実習の充実

学内実習の充実

「若宮ことばの支援室」と連携して、教員の指導のもと言語障害の相談・訓練を学生がグループに分かれて実習します。3~6人程度のグループで8ヶ月ほど行ないますので、お互いに協力し合いじっくり考えることのできる実習になっています。

実習施設

見学実習

  • 愛知県青い鳥医療福祉センター
  • あいち小児保健医療総合センター
  • 鵜飼リハビリテーション病院
  • 小木こどもファミリークリニック
  • 岐阜県立希望が丘こども医療福祉センター
  • 岐阜市福祉型児童発達支援センター みやこ園
  • 桑名市療育センター
  • セブンベルクリニック
  • 鈴鹿市療育センター
  • 多治見市発達支援センターひまわり
  • 豊田市こども発達センター
  • 名古屋大学医学部附属病院
  • 南部地域療育センター そよ風
  • 三重県立草の実リハビリテーションセンター
  • 四日市市こども未来部
  • …ほか

臨床実習

  • 相生山病院
  • 愛生病院
  • 朝日大学病院
  • 飯田市立病院
  • ヴォーリズ記念病院
  • 鵜飼病院
  • 鵜飼リハビリテーション病院
  • 小山田記念温泉病院
  • 春日井市民病院
  • 刈谷豊田総合病院
  • 岐阜県立多治見病院
  • 岐阜市福祉型児童発達支援センター みやこ園
  • 桑名市療育センター
  • 国立長寿医療研究センター
  • 国立病院機構 名古屋医療センター
  • 国立病院機構 東名古屋病院
  • こども発達センター(豊橋市)
  • JA愛知厚生連 安城更生病院
  • JA愛知厚生連 海南病院
  • JA愛知厚生連 江南厚生病院
  • JA愛知厚生連 知多厚生病院
  • JA愛知厚生連 豊田厚生病院
  • JA岐阜厚生連 揖斐厚生病院
  • JA岐阜厚生連 久美愛厚生病院
  • JA三重厚生連 松阪中央総合病院
  • 白山リハビリテーション病院
  • 新城市民病院
  • 諏訪中央病院
  • 総合大雄会病院
  • 大同病院
  • 千葉西総合病院
  • 中部労災病院
  • 土岐市立総合病院
  • 常葉リハビリテーション病院
  • 豊川市民病院
  • 豊田市こども発達センター
  • 名古屋市総合リハビリテーションセンター
  • 名古屋市立大学病院
  • 名古屋セントラル病院
  • 名古屋大学医学部附属病院
  • 羽島市民病院
  • 藤田医科大学病院
  • 松波総合病院
  • 三重県立草の実リハビリテーションセンター
  • 大和市立病院
  • 横浜市立脳血管医療センター
  • ヨナハ総合病院
  • …ほか

聴覚検査実習

  • 愛知医科大学病院
  • 飯塚耳鼻科
  • 大垣市民病院
  • 岐阜県総合医療センター
  • 国立長寿医療研究センター
  • 国立病院機構 名古屋医療センター
  • 関谷耳鼻咽喉科
  • 津島市民病院
  • 名古屋大学医学部附属病院
  • 半田市立半田病院
  • 三重大学医学部附属病院
  • …ほか

以上は、実習施設のほんの一部です。このほか、全国各地の200以上の施設で実施しています。