からだの不自由な方たちの生活やリハビリテーションを、技術でサポートする医療専門職 “義肢装具士” を育成します。
義肢装具学科は、開学以来、長年にわたって国家試験合格率、就職率ともに優秀な成績をおさめています。経験と実績に基づいたカリキュラム編成と、めまぐるしい進歩を遂げている義肢装具の世界の動向を積極的に講義に導入し、常に最新の義肢装具を実際に手にとって学べる環境が整っています。義肢装具に関連する学会への参加を通し、義肢装具士を志す学生としての見聞を広め、自ら進むべき専門性を高めることにも積極的に取り組んでいます。
また、全国各地で活躍する卒業生には、臨床実習や就職先の選択において、信頼できるアドバイザーとして協力頂いています。
- 1 日本一多い卒業生のネットワーク
- これまでに義肢装具学科を卒業したOBは500名を越えています。この卒業生の人数は、全国にある義肢装具士養成校の中で最も多く、OBが全国各地で義肢装具士として活躍しています。卒業生が多いということは臨床実習や就職などあらゆる場面でOBの協力が得られます。これから義肢装具士を目指す皆さんにとって、“心強いサポーター”がたくさんいるということは大きなメリットです!
- 2 全国に多くの臨床実習施設を持つ学科
- 全国に約100施設の臨床実習施設を持っています!ですから、2、3年次の臨床実習では、自分が集中的に学びたい分野に合わせて実習施設を選ぶことができます。また、実習施設では本学科のOBがたくさん活躍していますので、本校のOBから直接指導を受けることができます。この他、出身地に近い施設での実習実施も可能です!
- 3 臨床のスペシャリストによる講義
- 本学科では、学外から各分野の「臨床のスペシャリスト」を招いて特別講義を行っています。義肢装具士に求められるスキルや臨床における役割といった職業倫理のほか、本校独自の実習カリキュラムとして、「筋電義手」の製作実習など、義肢装具士としての幅広い視野を養うための特別講義を実施しています。
- 4 臨床のニーズに即した充実の製作実習
- 義肢装具を製作するための最新の工作機械をドイツから導入し、安全で高度な製作実習ができる設備を整え、臨床のニーズに応えるために、整形靴の製作実習を本格的に行っています。学生それぞれがお互いの足の型を採って、木型から製甲、仕上げまで全て製作します。卒業時には健常者や障害者の足を問わず、「靴を作る技術」を身につけることが可能です。
- 5 都会の真ん中にある便利さ
- 名古屋駅から徒歩でも約15分。また、地下鉄を利用すれば名古屋駅から乗車時間約1分で学校近くの最寄り駅(中村区役所)に到着します。この駅から学校までは徒歩2~3分です。学校がある中村区若宮町周辺は、名古屋の中でも古い町並みが残るエリアです。学校の周りにはワンルームマンションもたくさんありますので、学生がひとり暮らしをするにはとても住みやすい環境です!