資格習得までのプロセス
国家試験合格率
学院(%) | 全国(%) | |
---|---|---|
2001年度 | 100.0 | 87.3 |
2002年度 | 100.0 | 100.0 |
2003年度 | 100.0 | 97.1 |
2004年度 | 92.6 | 87.6 |
2005年度 | 96.6 | 92.4 |
2006年度 | 100.0 | 98.3 |
2007年度 | 100.0 | 98.5 |
2008年度 | 100.0 | 93.2 |
2009年度 | 100.0 | 87.4 |
2010年度 | 94.4 | 88.4 |
2011年度 | 100.0 | 80.3 |
2012年度 | 100.0 | 86.0 |
2013年度 | 95.7 | 82.8 |
2014年度 | 96.4 | 90.2 |
2015年度 | 100.0 | 84.1 |
2016年度 | 100.0 | 87.0 |
2017年度 | 100.0 | 85.3 |
2018年度 | 92.9 | 89.4 |
2019年度 | 90.0 | 78.8 |
2020年度 | 100.0 | 72.7 |
2021年度 | 90.0 | 68.5 |
- ※1 翌年の受験で合格しているので取得率は100%となっています。
- ※2 (財)テクノエイド協会 http://www.techno-aids.or.jp/
志の高い同級生と
助け合って合格を目指しました
大内 香澄 さん
第24期卒業生
株式会社松本義肢製作所勤務
3年生では国家試験の他、臨床実習や卒業研究、就職活動があり、とても忙しい1年間でした。しかし、本学科では全員が「義肢装具士」を目指して入学しているため、同級生たちはとても志が高く、忙しい中でもモチベーションを保ち続けることができました。
また、授業後まで指導して下さった先生方や貴重な資料を提供して下さった先輩方の存在も大きかったです。本学科の学生は様々な年齢、経歴を持ち、得意な分野も様々です。そんな同級生たちと学び、助け合うことを大切にする本学科だからこそ全員で義肢装具士国家試験に合格できたのだと思います。
就職した今、助け合うことを教えてくれた本学科に感謝しています。これからも様々な分野に挑戦し、精進していきたいと思います。
国家試験対策
長い時間をかけて培ってきた「国家試験合格のノウハウ」を活かして、3年生では義肢装具士養成課程の単位習得とは別に(※カリキュラム以外として)、国家試験対策の一部として医師、エンジニア、コメディカルの先生方による「特別講義」を実施しています。また、専門科目においては、復習と実施問題への読解能力を高めるため専任教員が「集中講義」を実施、「全国統一模擬試験」など、国家試験合格に向けた対策を行っています。もし、残念なことに国家試験に不合格となったしまった場合でも、翌年の再挑戦に向けた特別講習や対策問題の配布など(無料)、合格までを完全にフォローアップします。
義肢装具士国家試験の指導体制
2年生の10月より、義肢装具士国家試験対策が本格的にスタートします。本学は定員30名の少人数クラスなので、教員と生徒がきちんと向き合い、一人ひとりにキメ細かな対応ができます。まずは、これまでに蓄積された国家試験対策データをもとに、学生の学力を客観的に分析、把握したうえで、「グループを決め対策」を行っていきます。
義肢装具士国家試験受験までの学習スケジュール(学内グループ対策)
課題や目的に応じて、年間や学期ごとの「スケジュールを作成」します。これにより、3月に実施される義肢装具士国家試験受験に向けての具体的な年間計画、定期模擬テストに向けての準備など、先を見すえた学習を目指します。
4月から年内
過去問題を中心に分野に問題をカテゴリー分けした「まとめノートの作成」を行います。数人のグループごとに担当問題を割り振り、毎回その解説をプレゼンしていく学習を繰り返していきます。義肢装具士国家試験の分野ごとの出題傾向を掴み、まとめたノートは後の学習にも役立つことになります。
年末
11月には「学内模擬試験」を定期的に実施。グループ学習による成果や弱点を確認をするとともに、苦手な科目を明確にし、冬休み中に時間をかけて克服できるように対策を練り直します。
年末から2月中旬
グループごとに練習問題と解説を作成し発表します。これを続けることによって「出題者が何を出題のポイントにしているのか?」といった意図が探れるようになります。「義肢装具士国家試験の問題を作る」ということを繰り返すことにより、重要なキーワードに気がつくため、この時期からの復習にも最適です。
2月下旬から義肢装具士国家試験当日
これまでに学習した実力を、義肢装具士国家試験本番で発揮できるように「復習」を中心に行います。
学習環境
図書室に併設されている自習室がいつでも使えます。机はパーティションで仕切られており、学校の中に「プライベートスペース」を作ることで、学習に集中しやすくし、また、教務室の隣にあるため、義肢装具士国家試験の問題について、すぐに先生に質問できる環境を整えています。