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【2015年06月19日 アーカイブ】

2015年06月19日

NEW! 3年生 大腿義足の組み立て実習が行われました。

前回レポートをした陽性モデル修正の後、切断端を収納するソケットの製作を行いました。今回は、ソケット・膝継手・足部をひとつに組み立て、いよいよ大腿義足として完成させます。
「組み立て」といっても、単純に各構成要素を連結するだけではなく、人それぞれが持つ固有の「アライメント※」を正確に再現する必要があります。この固有のアライメントを1本のラインで表したものを“基準線”と言います。基準線が正しく設定されていることが、義足の組み立てではとても重要です。
2年次の下腿義足製作に続き、大腿義足のアライメント理論もしっかりと習得しましょう!

※アライメント:足部に対する膝継手およびソケットの相対的位置関係。作業台の上で義足を組み立てる工程をベンチアライメントといいます。

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まずは足部と膝継手を連結します。義足歩行では、足部に対する膝継手の位置が立位や歩行時の安定性に影響してきます。

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基準線は、膝継手軸の15mm前方を通過させなければいけません。手元の1度のズレはさほど影響が無いように見えますが、距離が離れるとこれが大きな誤差となります。少しのズレも無い、正確な作業が要求されます。

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次に、組み立てた膝継手以下とソケットを連結します。いよいよ大腿義足のカタチができあがってきました!モノづくりの過程の中で、最もワクワクする瞬間ではないでしょうか?

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それぞれのパーツに設定した基準線が、床面に対して垂直になるように調整します。ここまでの作業が一つ一つ正確に行われていないと、固有のアライメントを再現できません。
問題があれば原因を特定し、これについて考察し、解決する手順を把握することが大切ですね!

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組み立てが完了し、先生から最終的チェックを受けます。ドキドキする瞬間ですね・・・・・・
自分では正しく組立てているつもりでも、微妙なズレが生じているようです。基準線を引く時は、物体に対して常に正面から見ることを心掛けましょう!

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採型、陽性モデル修正、ソケット製作を経て、いよいよベンチアライメントが完了しました。これで実際に義足を装着していただく「仮合わせ」の準備ができましたね!
「大腿義足のアライメント」「大腿義足の異常歩行」について、しっかり予習をして仮合わせに臨みましょう!

いよいよ来週から臨床実習です!

 聴能2年生、補聴3年生は、いよいよ来週から臨床実習へ行きます。
今週は希望者のみに以下の特別演習が行われました。
・血圧測定練習
・VF(嚥下造影検査)、VE(嚥下内視鏡)の見方の復習
・トランスファー(移乗動作)の復習
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 言語聴覚士は、理学療法士さんや作業療法士さんに比べてトランス
ファーが苦手です。
 今回はお向かいの中部リハビリテーション専門学校の演習室を
お借りして練習しました。
 両学科とも、1年の時に中部リハビリテーション学校の先生に直接
教えて頂いていますので、最初は患者さん役の学生と一緒に倒れこんだ
りしていましたが、だんだん思い出したのか、それなりになってきま
した。


 実習先でもがんばって下さいね。
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ちょっとへっぴり腰?

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よいっしょっと! 力技ではダメですよ。

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