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【2013年11月 アーカイブ】

2013年11月28日

2年生 筋電義手の適合実習が行われました。

今回は筋電義手の仮合わせ後の仕上げから適合実習までの様子をレポートします。

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実際の製作に入る前には、担当の先生が黒板を使って製作のポイントをしっかり教えて下さいます。

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先生のデモンストレーションを見ながら、このあと自分が製作する陽性モデルにどのように反映させるかを考えていきます。学生たちは先生の手元をよく観察し、作業のポイントを見落とさないように真剣です!

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仮合わせで確認した情報を最終的に製作するソケットに反映させ、液体の樹脂を流し込んでいよいよ義手の形に成形していきます。

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液体の樹脂を流し込み、切断後の残存している部分を挿入するソケットを製作しています。学生たちは授業のなかで何度もこの作業を経験していますが、いつも緊張するようです。

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学生たちのソケットが完成しました!
次は、電動ハンドを取り付ける前腕部の製作です。このソケット先端に石膏を盛り付け、使用者の手の長さに合わせて前腕部を形作っていきます。

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徐々に形になってきましたね。筋電義手では電動ハンドを動かすためのバッテリーを取り付けます。どこに付けると使用者が最も使い易いかを考えるのも大切なことです。

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製作途中で学生同士のディスカッションが始まりました。単なるモノづくりではなく、使用者の「生活」や「条件」を考えたモノづくりを学んで下さいね!

次は適合評価の様子をご紹介します。

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仮合わせ後に問題点を修正し、ソケット適合に問題がなければバッテリーを取り付けていよいよ義手を動かしてみましょう!まずは体の前です。
※プライバシー保護のため、画像を一部加工しています。

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次に口元です。口元で電動ハンドがしっかり開閉できるかチェックしています。義肢装具士として使用者に分かり易い説明ができているでしょうか?
※プライバシー保護のため、画像を一部加工しています。

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次は靴ひもを結ぶ位置で電動ハンドの開閉が可能かチェックします。この筋電義手は問題なく操作できるようですね。モデルさんも思わず笑みがこぼれています!
※プライバシー保護のため、画像を一部加工しています。

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義肢装具士として、筋電義手の使い方を分かり易く説明することも大切な役割です。モデルさんの目を見てしっかりとコミュニケーションがとれていますか?

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筋電義手の適合評価が完了し、これで前腕義手の製作実習は終了です。
一生懸命製作してモデルさんに喜んでもらえると、頑張った甲斐がありますね!この楽しさを忘れずに、次の上腕義手の製作実習も頑張りましょう!
※プライバシー保護のため、画像を一部加工しています。

2013年11月21日

義肢装具学科 一般三次 出願募集開始

平成26年度 義肢装具学科 入学試験についてご案内します。
一般三次入学試験の出願を下記の通り受付けます。
受験希望の方はご確認の上、出願手続をお願いします。


◆試験科目
一般入学試験:一般教養(国語・英語)
          適性(ペーパークラフト実技)
          面接

◆試験日程
一般三次:平成25年12月7日(土)
出願期間:平成25年11月18日(月)~平成25年12月2日(月) 必着

2013年11月20日

『夜間学校説明会』のお知らせ

先日もお知らせしましたが、
オープンキャンパスに参加できなかった方のために、
『学校説明・学校見学会』を行っており、
以下の日程で夜間の開催を予定しております。

内容は、オープンキャンパスに準じ、仕事紹介や学科の詳細な説明などで、
個別もしくは少人数で、専任教員が直接対応させて頂きます。
もちろん、ご質問にも直接お答えいたします。 

★聴能言語学科(大卒以上2年コース)

11月21日(木)・12月19日(木) 18:30~19:30

★補聴言語学科(高卒以上3年コース) 

11月28日(木)・12月12日(木) 18:30~19:30

まずはフリーダイヤルかメールにてお問い合わせください。

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またはメール→ st@kzan.jp  にてどうぞ。

お気軽にお申し込みください!
お待ちしています。
 

2013年11月19日

義肢装具製作施設見学ツアーのご案内!

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義肢装具学科では『義肢装具士』への進路を検討中の方への情報提供として、個別での学校見学、義肢装具製作施設の見学ツアーを実施しています。
義肢装具士をもっと知りたい!と興味をもった方はぜひご参加ください!


あなたのご都合の良い時間を利用して、義肢装具士が実際に働いている職場を見学してみませんか?本校の専任教員が義肢装具製作施設まで案内します!見学日や集合時間などは個別に調整させていただきますので、参加ご希望の方は担当者(義肢装具学科教務主任:中川)までご連絡ください(*当日はご本人だけでなく、保護者の皆様の同伴も可能です)。


見学日時 : 個別に調整をいたします(日曜日以外)。
集合場所 : 本校(日本聴能言語福祉学院)
        *学校に来て頂き、そこから専用車で施設まで送迎します。
見学施設 : ㈱松本義肢製作所(愛知県小牧市 *ホームページ
所要時間 : 約2~3時間(見学1時間+移動1時間30分)。
その他等 : 参加費は不要です(本校までの交通は自己負担願います)。



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就職活動真っ最中・・・です。

「遅い・・遅すぎる。」


何がって、今年の聴能言語学科2年生の就活です。
毎年、その期ごとに学生達のカラーがあるのですが、
今年の2年生達は、良く言えば「おっとり、おおらか」、
“普通”に言えば「なんでもゆっくり、適当加減」(←言いすぎ?)なのです。


そんな2年生達ですので、就活も然り・・・。
例年の同時期に比べ、半分しか就職が決まっていません。
ここ数年、求人数が右肩上がりで増えているのに反比例して
学生の就職活動のペースが遅くなっていて、やきもきしているのですが、
それでもいつもはクラスに数人は妙にあせって動いている学生がいて、
それにつられてみんなが動くのですが、
今年はそういう学生もいないようで・・・。


とにかく提出物の期日は遅れる、
ほうっておくとなかなか就職活動をしない、
情報収集がおざなりで後から「条件が合わない」と大騒ぎする・・・など、
毎日なにやら大変な2年生達にカツを入れ続ける日々です・・。


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聴能教員P  

1年生 PTB式下腿義足(殻構造)の「型出し」を行いました。

1年生の基本工作論の実習では、現在、PTB式下腿義足(殻構造)を製作しています。今日はこのプロジェクトで学生たちがもっとも楽しみにしている「型出し※」の作業をレポートします!
※型出し:連結したパーツを人体の脚の形状に仕上げていく作業

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ここでは、切断した脚に装着するソケットといわれる部分を製作し、義足の長さを調節するために3つの部品を製作します。
義足の組み立ては、すべて決められた製作理論に基づいて行われています。

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すべての部品に引いたラインが1本につながるように義足を組み立てていきます。
ブロックが組み上がったところでそれぞれを接着し、いよいよ型出しの工程へと進みます。

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先生が実際の脚をモデルに、解剖学的に見た下肢の形状について細かく説明をしています。

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いざ、実践!削っては何度もデッサンを繰り返し、脚のイメージを明確に表現できるようにしていきます。

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おおよそ満足のいく形に仕上がった時点で、クラスメイトに客観的に評価してもらいます。クライスメイトに評価してもらうと、自分では気が付かなかった点が見えてきますね。

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右脚、左脚、間違えないように!
頭でイメージした形状を実際に機会を使って削り出していく作業はなかなか難しいようですね。

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ようやく脚の形になってきましたね!
患者様が装着したくなるような仕上がりを目指しましょう!

2013年11月12日

1年生 芸術の秋 自分の感性と向き合う講義?

いよいよ秋から冬へと変わってきましたね。
現在、1年生は基本工作論の実習でPTB式下腿義足を製作しており、来週からはいよいよ「型出し※」の作業に入ります。その前に、まずは人体の脚の形状をより理解してもらうためのデッサンの講義がありましたので、レポートします!
※型出し:連結したパーツを人体の脚の形状に仕上げていく作業

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モデルの脚をしっかり観察して、立体的にデッサンすることを学習します。

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解剖学で学んだ知識もデッサンに盛り込んでいきます。
筋腹の位置、曲線の頂点、陰影の表現方法など学ぶことが沢山あります。

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デッサンが完成しました!脚をしっかりイメージすることができたでしょうか?

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次は粘土で実際に脚を造形してみます。
デッサンでしっかり脚のイメージができれば、立体的に造形することもできるようになります!

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完成したミニチュアの脚です。

次回は、いよいよ義足を実際の脚の形に仕上げていく作業が始まります。患者様にとって義足の外観は義足を装着するための大きなモチベーションにつながります。「型出し」の作業を通して自分の美的感性をしっかり磨いていきましょう!

2013年11月02日

3年生 卒業研究発表会が行われました。

2年生の後半から取り組み始めた卒業研究ですが、約1年間の研究の成果を発表する日がついにやってきました。今回は発表当日の様子をお伝えします!

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開会に先立ち、中川教務主任より学生の卒業研究の取り組みについて説明がありました。

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第1班「模擬上腕義手を用いての釣り動作の検証と分析」
第2班「パーキングチケットの利用を目的とした自助具開発の一症例」
第3班「前足部の圧力を軽減するハイヒールの提案」
第4班「切断によるCOGの偏倚が義足歩行に及ぼす影響」
以上、全4班による発表となりました。
発表時間は各班20分で、質疑応答は10分間です。

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1・2年生も真剣な面持ちで発表を聞いています。

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座長を務めるのは2年生です。こちらも緊張した様子でしたが、うまく進行できたでしょうか?来年は自分たちが発表をする立場になります。1・2年生の皆さん、3年生の勇姿をしっかり見ておいてくださいね!

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初めて聞く相手に、いかに分かりやすく説明できるか、本学科の教育課題の1つである「プレゼンテーション能力」が重要になってきます。

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質疑応答では1・2年生や来賓の先生方、教務からも活発な質問がされました。やや時間を超過して学生が研究成果を説明する場面もあり、とても熱いディスカッションが繰り広げられていました!

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第3班が実際に製作した靴です。市販されている既製靴と比べてもまったく遜色のない仕上がりとなっており、多くの参加者の注目を集めていました。なお、この研究は来年2月に開催される第10回日本整形靴技術協会学術大会(東京)IVO JAPANにエントリーする予定です。
学生たちは日々の講義の限られた時間のなかで、どの班も上手く役割分担をして研究に取り組んでいました。

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本学科顧問の髙見健二先生(写真:上)と元教務主任の松本芳樹先生(写真:下)からそれぞれ総評をいただき、お褒めの言葉だけでなく、今後の具体的な研究課題などについてもアドバイスをいただきました。

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終了後の集合写真です。3年生全員が晴れやかな顔をしていました。

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閉会式では中川教務主任から国家試験合格祈願セットが3年生全員に贈呈されました!この達成感を胸に、第25期生全員合格を目指して、これからの試験勉強に取り組んで行きましょう!

閉会式後、学生会企画の卒業研究お疲れ様会が開かれました。
3年生の皆さん、一年間お疲れ様でした!

ここからはお疲れ様会の様子を写真でご紹介します。

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お疲れ様会の会場でも、引き続き後輩たちから卒業研究のテーマ決めや、研究の進め方について質問がされていました。

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