1年生の基本工作論の実習では、現在、PTB式下腿義足(殻構造)を製作しています。今日はこのプロジェクトで学生たちがもっとも楽しみにしている「型出し※」の作業をレポートします! ※型出し:連結したパーツを人体の脚の形状に仕上げていく作業 ここでは、切断した脚に装着するソケットといわれる部分を製作し、義足の長さを調節するために3つの部品を製作します。 義足の組み立ては、すべて決められた製作理論に基づいて行われています。 すべての部品に引いたラインが1本につながるように義足を組み立てていきます。 ブロックが組み上がったところでそれぞれを接着し、いよいよ型出しの工程へと進みます。 先生が実際の脚をモデルに、解剖学的に見た下肢の形状について細かく説明をしています。 いざ、実践!削っては何度もデッサンを繰り返し、脚のイメージを明確に表現できるようにしていきます。 おおよそ満足のいく形に仕上がった時点で、クラスメイトに客観的に評価してもらいます。クライスメイトに評価してもらうと、自分では気が付かなかった点が見えてきますね。 右脚、左脚、間違えないように! 頭でイメージした形状を実際に機会を使って削り出していく作業はなかなか難しいようですね。 ようやく脚の形になってきましたね! 患者様が装着したくなるような仕上がりを目指しましょう!
教務室から, 義肢装具学科