2年生の後半から取り組み始めた卒業研究ですが、約1年間の研究の成果を発表する日がついにやってきました。今回は発表当日の様子をお伝えします! 開会に先立ち、中川教務主任より学生の卒業研究の取り組みについて説明がありました。 第1班「模擬上腕義手を用いての釣り動作の検証と分析」 第2班「パーキングチケットの利用を目的とした自助具開発の一症例」 第3班「前足部の圧力を軽減するハイヒールの提案」 第4班「切断によるCOGの偏倚が義足歩行に及ぼす影響」 以上、全4班による発表となりました。 発表時間は各班20分で、質疑応答は10分間です。 1・2年生も真剣な面持ちで発表を聞いています。 座長を務めるのは2年生です。こちらも緊張した様子でしたが、うまく進行できたでしょうか?来年は自分たちが発表をする立場になります。1・2年生の皆さん、3年生の勇姿をしっかり見ておいてくださいね! 初めて聞く相手に、いかに分かりやすく説明できるか、本学科の教育課題の1つである「プレゼンテーション能力」が重要になってきます。 質疑応答では1・2年生や来賓の先生方、教務からも活発な質問がされました。やや時間を超過して学生が研究成果を説明する場面もあり、とても熱いディスカッションが繰り広げられていました! 第3班が実際に製作した靴です。市販されている既製靴と比べてもまったく遜色のない仕上がりとなっており、多くの参加者の注目を集めていました。なお、この研究は来年2月に開催される第10回日本整形靴技術協会学術大会(東京)IVO JAPANにエントリーする予定です。 学生たちは日々の講義の限られた時間のなかで、どの班も上手く役割分担をして研究に取り組んでいました。 本学科顧問の髙見健二先生(写真:上)と元教務主任の松本芳樹先生(写真:下)からそれぞれ総評をいただき、お褒めの言葉だけでなく、今後の具体的な研究課題などについてもアドバイスをいただきました。 終了後の集合写真です。3年生全員が晴れやかな顔をしていました。 閉会式では中川教務主任から国家試験合格祈願セットが3年生全員に贈呈されました!この達成感を胸に、第25期生全員合格を目指して、これからの試験勉強に取り組んで行きましょう! 閉会式後、学生会企画の卒業研究お疲れ様会が開かれました。 3年生の皆さん、一年間お疲れ様でした! ここからはお疲れ様会の様子を写真でご紹介します。 お疲れ様会の会場でも、引き続き後輩たちから卒業研究のテーマ決めや、研究の進め方について質問がされていました。
義肢装具学科, 行事報告