聴覚検査実習の練習をのぞいてみました。
2019/12/12
12月も半ば。
最上級生たちはすべての実習が終わり、国家試験モードに切り替わっています。
そんな最上級生の多くが、11月中に聴覚検査実習を経験しました。
ちょっと遅くなりましたが、その実習に向けた練習をのぞいてみましたのでご紹介します。
本学院には臨床実習の他に聴覚検査実習というものがあります。
言語聴覚士の仕事のひとつに、耳がどのくらいきこえるのか測る聴覚検査という業務があるのですが、学生は1週間、病院の耳鼻咽喉科やクリニックに行って、言語聴覚士が耳鼻咽喉科でどのように働いているのか見学したり、学生が実際に患者さんに聴覚検査を行ったりします。
これは全国に数多くある言語聴覚士養成学校の中でも非常に珍しいカリキュラムで、開学以来受け継がれてきている本学院独自の教育システムです。
学院内の防音室には実際の耳鼻科にあるのと同じ聴覚検査機器が揃っていますので、学生はここで機械の操作や患者さんへの声かけの仕方などを何度も練習してから聴覚検査実習に臨みます。
機械の操作や…
ヘッドフォンの付け方や… 「ここでいいかな…?」
患者さんへの説明を…。
その後、無事に実習を終えた学生からの声です↓
「緊張したけど先生がすごく優しかった」
「なんか楽しかった」
「いろいろみせてもらってとっても勉強になった」
「聴覚の仕事もいいなと思った」
やってみると意外に楽しい、実際に見にいってみないとわからない。
聴覚検査実習をやる意義はそこにあるのです。