【補聴言語学科(高卒3年コース)】毎年恒例、福祉用具プラザへ行ってきました!
2022/02/16
施設の方のご協力のもと、感染対策をしながら、様々ある福祉用具を見て、一部触れるという貴重な体験をさせていただきました。
毎年この時期にお邪魔していますが、新しい機器が増えています。
初めて触れる機器に、学生達も興味深々。
慣れない電動車いすを操作し、ぶつからないよう、注意を払いながら施設内を走ります。
住宅リフトも毎回体験させていただいていますが、職員の方の手際の良さにも驚かされます。
言語聴覚士はコミュニケーションのプロとして、コミュニケーションにまつわる機器に詳しくなければなりません。しかし、車いすや杖、リフト、ベッドなど、一見言語聴覚士に関係なさそう?と思われる機器でも、知っておく必要があります。
患者様がお使いになっている機器について質問されたら「知りません!」なんて、答えられないですからね。
ですが、これほどの機器にはなかなかそう触れる機会もありません。
そういう意味では本当に貴重な経験をさせていただいております。
以下、学生達の感想も一部紹介いたします。
●新しい福祉用具だからといって、それが一番良い物であるとは限らない。使いにくいとその後の生活に大きく影響するものなど、試すことができる場所、相談できる場所が大切だと思う。
●その人の今ある能力を下げてはいけない、それぞれの人に合わせられるように工夫されていることが分かった。
●障害をもった人と介護する人、双方の健康と安全を保護することで効率の良い介護が行えるよう福祉用具を利用するものだと学んだ。
●福祉用具とは体の不自由な方が使うものと思っていた。しかし眼鏡も福祉用具の1つであると知って「福祉用具」とはQOLの向上のため、日常生活をよりよくするために、誰もが使って良いものだと実感することができた。
●買って満足、手に入れて満足、ということよりも、「実際に使ってみて」使用者の生活がどれだけ良くなるかが大切であると知った。
●日々福祉用具は進化しており、私が言語聴覚士として働くまでの間に福祉用具はどんどん進化していくはず、利用者の方やご家族に合ったものを提案できるように、もっと福祉用具について学んでいきたい。
この経験がきっかけで、新たな学びの意欲につながってくれたのが嬉しいですね。