日本で開催された国際学会・会議に学生と行ってきました!
2018/07/27
2018年7月13日~16日に広島で「吃音・クラタリング世界合同会議 in Japan 2018」が開催されました。
これは日本吃音・流暢性障害学会が、国際クラタリング学会(ICA)、国際流暢性学会(IFA)、国際吃音者連盟(ISA)、NPO法人全国言友会連絡協議会と共催した初の吃音世界合同会議です。
学会だけでなく、当事者団体を含む5つの国内外の組織が連携したことで、吃音やクラタリングの当事者、臨床家、研究者など、吃音に関わるあらゆる立場の人々が世界中から一同に会する貴重な機会となりました。
世界中で注目されている研究者の発表を聞けたり、当事者の方々ともいつも以上に深い時間を過ごしたり、エキサイティングな日々でした。
遠隔地でしたが、聴能言語学科の学生2名も参加しました(実習中でしたので1日だけの参加でしたが)。県レベルの学会は経験済みの2人ですが、これだけの規模の学会、それも外国語が飛び交う国際学会・会議の独特の雰囲気に戸惑い気味でした。でも、何人か卒業生の発表もあり、発表内容を丁寧に解説してもらい、「学生時代に学会に参加した経験は後々に役立つからね」などアドバイスをもらって笑顔になっていました。
しかし、最後の最後に、外のあまりの暑さと「せっかくだから路面電車で帰ろうか」と迷っていたことで、帰りに撮ろうと言っていた学会場前での写真を撮り忘れるという痛恨のミス!日本での、このような国際学会・会議は、おそらくもう一生ないだろうに・・(涙)。
気を取り直し、クラスのみんなにお土産を買い、広島名物の「あなごめし」を新幹線で食べながら、あれこれ話していたらあっという間に名古屋でした。
*広島は、新幹線などの運行は問題なく、学会が開催された広島国際会議場周辺も全く平常通りでしたが、数日前の大雨による災害で、学会期間中も、そして今もなお痛ましいニュースが絶えません。一日も早く、被災された皆様に日常が戻ってくるよう心よりお祈り申し上げます。