義肢装具学科

カリキュラム

1学年30名、女子学生20数名を含む総勢90名の学生が仲良く元気に学習しています。授業は月曜日~土曜日まで、1駒90分の講義と実習を「午前9時30分から午後4時40分まで」行います。また、「モノづくり」の技術を習得するための、技術の習得にたっぷりと時間がとってあります。主な授業内容は、基礎科目では、人文科学・社会科学・自然科学といった一般教養。専門基礎科目では、医学・工学。専門科目では、製作・適合実習や臨床実習、卒業研究などバラエティーに富んだカリキュラム構成になっています。また、2年生は6週間、3年生では8週間、夏休みの前後に学外授業として臨床実習を国内各所で行います。その他には、学外活動として、夏合宿やスキー合宿といった学生会を主とした課外活動なども行っています。そして、義肢装具関係の学会には、最新の情報収集や動向を見聞するために積極的な参加をすすめています(日本義肢装具士協会学術大会・日本義肢装具学会学術大会など)。

カリキュラム表

1年次
基礎科目 科学的思考の基礎・人間と生活 心理学/倫理学/物理学/生物学/数理統計学/外国語
専門基礎分野 人体の構造と機能及び心身の発達 解剖学/人間発達学/生理学/運動学/機能解剖学
疾病と病気の成り立ち及び回復過程 医学概論/臨床心理学
保健医療福祉とリハビリテーション 公衆衛生学
義肢装具領域における工学 図学製図学/電子計算機演習/義肢装具材料学/義肢装具材料力学
専門分野 基礎義肢装具学 義肢装具学概論/義肢装具基本工作論(実習)/体幹装具概論Ⅰ
応用義肢装具学 体幹装具(実習)

カリキュラム:1年次

カリキュラム:1年次

カリキュラム:1年次

カリキュラム:1年次

2年次
基礎科目 科学的思考の基礎・人間と生活 外国語/卒業研究/美術
専門基礎分野 人体の構造と機能及び心身の発達 機能解剖学
疾病と病気の成り立ち及び回復過程 臨床神経学/整形外科学
保健医療福祉とリハビリテーション リハビリテーション医学
義肢装具領域における工学 機構学
専門分野 基礎義肢装具学 下肢装具概論/義手概論/義足概論Ⅰ/義足概論Ⅱ
応用義肢装具学 下腿義足Ⅰ(実習)/下腿義足Ⅱ(実習)/前腕義手(実習)/上腕義手(実習)/下肢装具Ⅰ(実習)/下肢装具Ⅱ(実習)/下肢装具Ⅲ(実習)
臨床実習 臨床実習Ⅰ

カリキュラム:2年次

カリキュラム:2年次

カリキュラム:2年次

カリキュラム:2年次

3年次
基礎科目 科学的思考の基礎・人間と生活 卒業研究
専門基礎分野 疾病と病気の成り立ち及び回復過程 病理学概論
保健医療福祉とリハビリテーション 理学療法学/作業療法学/社会福祉学/関係法規
義肢装具領域における工学 システム制御工学
専門分野 基礎義肢装具学 体幹装具概論Ⅱ/義足概論Ⅲ/座位保持装置/上肢装具概論
応用義肢装具学 大腿義足(実習)/上肢装具(実習)
臨床実習 臨床実習Ⅱ

カリキュラム:3年次

カリキュラム:3年次

カリキュラム:3年次

カリキュラム:3年次

専門科目の紹介

専門科目における実習授業は、全カリキュラムの4割以上を占め、学生・教員ともに最も力を注ぐ時間です。素材や道具の使い方から、義肢装具の採型、製作、適合まで、必要最小限に絞ったとしても学ぶべき内容は、かなり広範囲に及びます。さらに、充分な基礎知識と高度な技術を身につけられるように、現場経験豊かなベテラン講師陣による厳しい授業が続き、時間外に自主的に取り組む学生や、夜遅くまで指導にあたる講師の姿もしばしばみられます。しかし、前述したように義肢装具製作の技術は学校教育中に完璧に身につけられるものではありません。実習授業を通して学生に体得して欲しいのは、小手先のテクニックよりモノづくりの喜びであり、義肢装具とは何かを体で知ることなのです。

1年次 義肢装具基本工作論・体幹装具

1年生時には、義肢装具の製作適合のために必要最低限の製作技術習得、ならびに諸材料の特性を知るために、実際の義肢装具を製作しながら基本工作理論を学んでいきます。

義肢装具基本工作論・体幹装具

義肢装具基本工作論・体幹装具

2年次 下腿義足・前腕義手・上腕義手・下肢装具・靴型装具

2年生での実習授業は、実際に義肢や装具を装着して、適合評価をするまでが課題となるため、義足や義手の授業では、実使用者の方々にお越し頂き、採寸・採型から製作、義足歩行の特徴や問題対処方法などを学んでいきます。また、2007年より全国の養成校に先駆けて「筋電義手」を取り入れた製作実習を行っています。また、2008年からは、整形靴の製作実習が本格的にスタートしました。学生個々の足型を採って、木型製作から製甲、仕上げまでの一足を全て手作りで製作します。よって卒業時には、健常者や障害者の足を問わず、「“義肢装具士”として靴を作る技術」を身につけることが可能です!

下腿義足・前腕義手・上腕義手・下肢装具・靴型装具

下腿義足・前腕義手・上腕義手・下肢装具・靴型装具

3年次 大腿義足・上肢装具・座位保持装置

3年生の実習授業も2年生時と同じく、実際に義肢や装具を装着して、適合評価をするまでが課題となります。講義、実習を通しながら、各構成要素部品の特徴や適応の理解、装着管理の必要性についても認識します。大腿義足製作実習においては、実際の義足使用者の方の義足を最新の義足膝継手を用いて実習授業を行います。

大腿義足・上肢装具・座位保持装置

大腿義足・上肢装具・座位保持装置

特別講義

全学年に至って学外から「臨床のエキスパート」である先生方に専門科目の一部を特別講義として担って頂いています。義肢装具士に必要な職業倫理や工具類の取り扱いから、構成部品の製作会社、サポーター等の既製品や福祉機器メーカ―、最新の身体穂綴や筋電義手など「幅広い視野を養う」ための講義を実施して頂いています。

各年度の特別講義の様子は学科ブログで配信中です!

臨床実習(学外授業)

本学科のカリキュラムでは、2年生は6週間、3年生では8週間、夏休みの前後に学外授業として臨床実習を実施します。実習施設は東海地方だけではなく、北海道から沖縄までの国内各所で行います。

義肢装具学科の実習施設(一部)
〈北海道・東北〉
(株)札幌義肢製作所、(有)野坂義肢製作所、(株)馬場義肢製作所、(有)三愛義肢製作所、(株)高田義肢製作所、 (株)千秋義肢製作所、(株)佐々木義肢製作所秋田支店、(有)エムサポート、東北厚生興業株式会社、 (株)佐々木義肢製作所
〈関 東〉
(株)エヌ・オー・ティー、(財)鉄道弘済会義肢装具サポートセンター、東名ブレース株式会社関東支店、 (株)松本義肢製作所静岡営業所、東名ブレース株式会社静岡支店、(有)テラダ義肢製作所、(株)高崎義肢、 (株)幸和義肢研究所
〈東 海〉
(有)アルテックブレース、東名ブレース株式会社、(有)渡辺義肢製作所、(有)中部義肢、(有)三協義肢、 (株)松本義肢製作所、(株)協和義肢製作所、(株)三重義肢製作所、 鹿教湯三才山リハビリテーションセンター鹿教湯病院
〈北陸・甲信越〉
(株)田村義肢製作所、(有)金沢義肢製作所、(有)奥義肢製作所、(株)富山県義肢製作所
〈関 西〉
(株)大井製作所、(株)洛北義肢、(有)ピー・オー・テック、川村義肢株式会社、(株)冨金原義肢、オリエンタル義肢株式会社、(株)小豆澤整形器製作所、(有)永野義肢
〈四 国〉
(株)愛媛義肢製作所、(有)高松義肢製作所松山支店、(有)高松義肢製作所、(株)かなへ義肢製作所、(株)かなへ義肢製作所高知支店
〈中 国〉
(株)大坪義肢製作所、橋本義肢製作株式会社、(有)武田義肢装具製作所、中村ブレイス株式会社
〈九州・沖縄〉
(株)有薗製作所、(有)長崎かなえ、(有)佐賀有薗義肢製作所、(株)徳田義肢製作所、有薗義肢株式会社、(株)中礼義肢製作所、(有)砂田義肢製作所

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