BLOG - 義肢装具学科

『人工ボディ』の特別講義が行われました。

2016/12/14

今回の特別講義は川村義肢株式会社 工房アルテの福島有佳子先生にお越しいただき、「人工ボディ」についてご講義いただきました。欠失した身体の一部を緻密に再現し、適合するための技術を知るための貴重な講義です。学生たちは毎年この講義を心待ちにしています!

人工ボディ 福島先生まず、福島先生より人工ボディを作る際に必要な患者様との接遇についてご講義いただきました。福島先生の教えてくださる「接客術」のノウハウは卒業後、義肢装具士として役立つことばかりです。

人工ボディ 手の採型人工ボディの講義の後は、「細密印象材」で採型実習をしました。
福島先生の繊細な採型に、学生たちは興味津々です!

人工ボディ 義耳の採型こちらのグループは「義耳(ぎじ)」の型を採っていますね。
採型に使用している細密印象材は皮膚の凹凸やシワまではっきり採型できるので、日ごろじっくり見ることのできない体の一部を手に取って観察することができました。

人工ボディ 顔面の採型こちらのグループは「顔面」の採型にチャレンジしています。
息ができるよう口にストローを咥えているのでご安心下さい!

 

今回使用した石膏は超硬石膏、硬石膏、普通石膏の3種類です。
超硬石膏は何十年経っても劣化しないため、今の自分を記録するには最適な材料です。


福島先生、お忙しいところ今年もご講義いただき、ありがとうございました!

講義レポート 2年生

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