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【2012年11月 アーカイブ】

2012年11月30日

製作実習の様子~筋電義手の適合評価!~

本学科では、全国の養成校に先駆けて、最先端の義手である「筋電義手(筋電制御式電動義手)」の筋電位の評価、採寸採型、製作、適合まで学生各々が実体験しながら学べる製作実習を取り入れた授業を行っています。よって「“義肢装具士”として、切断をしてしまった方々の可能性を拡げる筋電義手の提案ができるノウハウ」も身につけて卒業できます!
製作実習の最終段階として本義手の適合、評価をしている様子です。


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ソケット適合の最終確認中!


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筋電義手が、きちんと制御されて動くかどうかを確認中!


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最終的に、使用者の方がコントロールできるかを評価中!


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恒例の記念写真!モデルの皆様、本年度もありがとうございました!

2012年11月29日

「国家試験モードに突入!!」

第15回言語聴覚士国家試験の願書受付が始まりました。

当学院でも、聴能言語学科2年生、補聴言語学科3年生が
願書を整え提出します。
願書を書き提出することで、いよいよ決戦のときが近づいて
いる感じになってきています。


今はほとんどの学生が臨床実習を終え、国家試験に向けての
勉強に取り組んでいます。
国家試験の範囲は基礎的な分野も多く非常に広いので、
勉強すべきことは本当にたくさんあります。
講義を受けていた頃には覚えていたことも、時間がたち忘れて
いることもあり、再度テキストや講義のレジメを見直すことも
多いようです。


あと2ヶ月半。2月16日(土)の本番に向けて、体調を整えながら
各教科の理解を深めてくださいね。
頑張れ!! 全員で合格を勝ち取ろう!!

2012年11月22日

座位保持装置の講義が実施されました!

3年生の専門科目:座位保持装置の授業の一環として、川村義肢㈱(*リンク)のエキスパートである小畑祐介先生(本学科7期卒業生)と藤田晋吾先生(車いす・シーティング課)によって、義肢装具士として必要な“座位保持装置”と“車いす”の知識や技術について授業が実施されました。


姿勢を保持することの重要性を理解するため実例を交えながらの講義に加え、採型機器によるシミュレーションと採型、また、様々な車いすの特徴を理解するための試乗、といった幅広い内容を実体験することによって、より実践に即した学習ができたと思います。


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特殊採型機器を用いて座位を保持する姿勢をシミュレーション中①!


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特殊採型機器を用いて座位を保持する姿勢をシミュレーション中②!


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特殊採型機器を用いて座位を保持する姿勢をシミュレーション中③!


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車いすの試乗で利用者の視点で考察①


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車いすの試乗で利用者の視点で考察②

2012年11月20日

授業紹介(実技演習)

11月から聴能言語学科で「言語聴覚障害診断学」
が始まりました。


これは、臨床の現場でSTが実施することを、1ステップ
ずつに分けて演習を行う授業です。
半年以上、180時間にわたる全演習の終了時には、
現場で必要な基本的な能力が全て身についている
はずです!!


現在は、「検査」の実技演習を実施中。
マニュアル通りに1年生同士で練習するだけでは
なかなかうまくいきません。


というわけで、
病院実習を終えた2年生に模擬患者役として協力して
もらっています。
みんななかなかの熱演です。


さて、学生が一番できないのは検査のやり方と思われ
がちですが、実はそうではありません。
患者様にリラックスして検査を受けて頂くこと、検査の
方法をきちんと理解して頂くこと・・・実は検査に入る
前の段階が難しいのです。これらは検査の結果を大きく
左右しますので、STが最も気をつける点の一つです。


ST役の1年生は緊張のあまり表情がこわばってしまったり、
検査の説明が早口で長すぎたり・・・。
また、正しく検査をすることに必死になって患者様の
様子を見ていないことが多いので、患者様が検査方法を
理解できていないのに気づけず・・・・。


いざ本番になるとなぜかうまくできず涙することも
ありますが、2年生の協力もあって次第に上達してきて
います。この演習でたくさんのことを学ぶからこそ、
実際の患者様を前にして、あるいはご家族同席の場合でも
落ち着いて対応できるというものです。


それを実習で痛いほど感じた2年生達なので、国試勉強の
合間をぬって後輩達のお世話を焼いてくれているのかも
しれません。
どちらも頑張れ!と応援しています。 
聴能言語学科教員P2012.9.5.jpg


ぜひお気軽に学校見学にいらしてください。
学校見学では、オープンキャンパスの内容に準じ、
仕事紹介や学科説明を行います。
専任教員が1対1で対応させて頂き、ご質問にも直接お答えいたします。 
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2012年11月09日

製作実習の様子~筋電義手の仮合わせ~

本学科では、全国の養成校に先駆けて、最先端の義手である「筋電義手(筋電制御式電動義手)」の筋電位の評価、採寸採型、製作、適合まで学生各々が実体験しながら学べる製作実習を取り入れた授業を行っています。よって「“義肢装具士”として、切断をしてしまった方々の可能性を拡げる筋電義手の提案ができるノウハウ」も身につけて卒業できます!
耐用年数までもつまでのしっかりした義手(本義手)を製作する前に、ソケットや筋電の位置、義手の操作性などを確かめるために仮合わせをしている様子です。本義手の完成、適合までの授業の様子は後日レポートします!


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義手をコントロールのため筋電位を感知する電極の位置を確かめ中!


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ソケットが不適合だと義手自体がNGしなのでしっかり確認しています!


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義手長も決めて様々なポジションでも使いやすく動くことが大事です!


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筋電義手ハンドを取り付け装着者の思いのまま手が開閉するか確認中!

2012年11月07日

補聴2年生 実習に向けた実践的な演習が始まっています

残暑厳しい10月とはうって変わり、
最近ではめっきり秋らしくなってきました。
急激な気候変動で体調不良を訴える学生もちらほら。
秋の夜長、あまり夜ふかしをせずに
体調管理をしてほしいものです。


さて補聴2年生は夏の見学実習が終わり、
今度は来年2月の評価実習に向けて勉強に勤しんでおります。
今までの実習とは異なり、評価実習では
実際の患者様を担当させていただくので、
これまで以上に実践的な能力が必要となっていきます。
そこで学院では実践的な力を養ってもらうために、
臨床演習という授業を設けています。


2年生では何をするかというと‥
初めてお会いする患者様との接し方から始まり、
最終的には患者様を評価してレポートを
作成するまでを行っていきます。


まずは学生同士で患者役をして、言葉のかけ方や、
笑顔のつくり方、体調への配慮の仕方などを練習していきます。
もちろん教員がその様子を評価して、アドバイスしていきます。
表情がカチカチな学生。話しかけがしどろもどろな学生。
途中で頭が真っ白になってしまう学生などなど。
最初は自分のことしか見られなかった学生も、
練習を重ねるうちに変わっていきます。
だんだん言語聴覚士らしくなってきたなと、想う日々。
学校での練習が実習でも活かされるように、
毎日頑張ってくださいね!!

2012年11月05日

製作実習の様子~筋電義手の製作①!~

本学科では、全国の養成校に先駆けて、最先端の義手である「筋電義手(筋電制御式電動義手)」の筋電位の評価、採寸採型、製作、適合まで学生各々が実体験しながら学べる製作実習を取り入れた授業を行っています。よって「“義肢装具士”として、切断をしてしまった方々の可能性を拡げる筋電義手の提案ができるノウハウ」も身につけて卒業できます!
採型で採ったモデルをもとに修正を行い、仮合わせのための義手を製作している様子です。仮合わせ、本義手を完成までの授業の様子は後日レポートします!


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チェックソケットを作るためオーブンで軟化させたプラスチックを成形中!


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石膏モデルに沿うように真空成型機と手技を使って型をだしています!


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仮合わせ用ため筋電義手がちゃんと機能するか動作確認しています!


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どうやら仮合わせの準備は万全みたいです!!

2012年11月02日

卒業研究発表会が開催されました!

先週末、平成24年度の3年生(第24期生)による卒業研究発表会が開催されました。当日は在校生をはじめ、多くの卒業生や関連企業の方々も出席して下さり、80名を超える聴講者数のなか、連日遅くまでプレゼンテーションの準備をしていた成果も出すことができ、活発な質疑応答も行われました。お忙しいところ参加してくださった来賓の皆様、ありがとうございました。


3年生は、これから論文の作成、就職活動とまだまだ忙しい日が続きますが、終了後に一人一人に記念品(まだまだ頑張って賞!?)である恒例の国家試験合格祈願セットを中川主任から手渡しで頂き、国家試験に向けて弾みがついたことと思います!!
また、発表会後は、在校生を中心とした学生会企画として「卒研発表お疲れ様会」が盛況に催されました!


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緊張しながらも大きな声で聞き取りやすくプレゼンしています!


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80名を超える多数の聴講者のなか発表会が開催されました!


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質疑応答では来賓の方からも貴重なアドバイスを沢山頂けました!


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卒業研究活動で作った製作物、実験道具や器具なども各班が展示!


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まだまだ頑張って!!賞として国家試験合格祈願セットをもらいました!


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24期生の記念撮影。お疲れ様でした!あと数ヶ月…頑張っていこう!

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