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【2008年09月 アーカイブ】

2008年09月17日

卒業生の山本篤選手が銀メダル!!

本校義肢装具学科の卒業生(15期生)の山本 篤選手が、北京パラリンピック(第11日目)の16日、陸上の男子走り幅跳び(切断など)で5メートル84の記録を出し「銀メダル」を獲得しました!!


昨日の男子100メートル決勝で5位だった後のインタビューで、「最悪です」のコメントに、相変わらずの負けず嫌いで素直な彼の性格を表してるな~と思いましたが、その悔しさも含めて、今回の走り幅跳びの結果に繋がったのではと思います。ひとまずお疲れ様!そして今後も頑張って欲しいと思います!!




■山本選手、義足制覇の銀メダル(読売新聞>静岡)
 *中川教務主任コメント掲載あり



■パラリンピック山本が銀メダル…陸上の男子走り幅跳び
 [9月16日21時35分配信 毎日新聞]

■パラ五輪走り幅跳び 実業団所属の山本篤が銀
 [9月16日17時10分配信 産経新聞]

■パラリンピック・銀メダルの山本
 [9月16日14時33分配信 時事通信]

■パラリンピック・銀メダルのジャンプ
 [9月16日14時33分配信 時事通信]


2008年09月16日

北京パラリンピック(出井先生レポ②)

日本代表選手として参加している本校卒業生の山本篤 君(第16期生)が、男子100メートル決勝で力走して5位に入りました(中日新聞2008.9.15.12版にも記事掲載!!残る種目、走り幅跳び(世界ランク2位)も全力で頑張ってもらいたいです(本日、16日決勝です)!!


■北京パラリンピック特集>写真ニュース>[時事通信 -2008/9/14 22:01]


現在、山本選手が使用している義足(脚のスポーツ用部品)は、数年前より日本の義肢パーツメーカー(㈱今仙技術研究所)と教育機関(本学科の青山前・学科長・高見学科長・中川教務主任)、臨床のチームが連携して開発してきたものです!!本学科は教育機関としてだけではなく、研究機関としても「義肢装具の発展」のための役割を果たしています。


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■LAPOC SOPRTS「侍」:モジュール型スポーツレクレーション用義足を使用して跳躍する山本選手


さて、9月6日から北京パラリンピックで各国の代表選手をサポートするために、オットーボック・リペアサービス(義肢や車いすなどの公式リペアサービスの提供)を行っている、本学科専任教員の出井裕司先生は、義肢や車いすの修理・メンテナンスなどはもちろん、現地で外国人スタッフと交流を深めながら(非常に貴重な体験ができているとのこと…)英会話の勉強を頑張っているそうです!大会も今週末で終わりますが、体調管理に気を付けて頑張ってもらいたいです!!


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■各国からの外国人スタッフと…


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■現地のボランティアスタッフと…

2008年09月11日

言語聴覚士の仕事について中日新聞の取材を受けました

先日、当学院のT先生が中日新聞の取材を受けました。

夏に、高校生を中心とする一般向けのイベントがあり、
そこでT先生が言語聴覚士に関する講演をしたのが
新聞記者の方の目にとまったようで取材依頼があったのです。

内容は、学生向けの紙面の
「おしごとファイル」というコーナーで、
言語聴覚士という職業を紹介するというもの。

今度の月曜日(9月15日)に掲載されるそうですので、
良かったら見てくださいね。
これを見て少しでも多くの方に言語聴覚士を知ってもらえたら・・
と強く願わずにはいられません。

現在、ことばやきこえ、のみこみの障害で困っている方はとても多いのですが、「言語聴覚士が足りない!」という状況です。

例えば、子どもの言語訓練を受けられるところについて
電話で問い合わせを受けても、
その方が通える地域に言語聴覚士がいないことも多く、

電話口で
「では、どうしたら良いのでしょう・・?」と泣かれるお母さん・・。
こちらも一緒に泣きたくなってしまうことも度々です。
 
言語聴覚士が不足している大きな理由の一つは
「知名度の低さ」でしょう。
医療職の中で医師、看護師は誰でも知っていますが、
リハビリテーション関連職種になると、ぐっと知名度が落ち、
稀に理学療法士を知っている人がいて、
言語聴覚士となると「名前も聞いたことがない」という人がほとんどです。
 
私たち言語聴覚士は
目の前にいる患者様やご家族の支えなることももちろんですが、
目に見えない、
つまり言語聴覚士に巡り合えていない方々のためにも
頑張らなくてはいけないのだと思います。
 
少しでも多くの方に言語聴覚士を知ってほしい。
そして「私も言語聴覚士になれる・・?」という人が1人でも増えたら・・。
 
9月20日の当学院のオープンキャンパスでは、
言語聴覚士の仕事内容について分かりやすく説明しています。
興味を持たれた方は是非お気軽にご参加下さい。
詳しくはHP(http://nihonchono.ac.jp/chono/oc/st.html)をご覧下さい。
 
お会いできることを楽しみにしています。

2008年09月10日

北京パラリンピック(出井先生レポ①)

9月になり、1,3年生の授業がスタートしました(2年生は9月下旬まで臨床実習中です)!


さて、先日お知らせしたように本学科専任教員の出井裕司先生が、北京パラリンピックで各国の代表選手をサポートするために、オットーボック・リペアサービス(義肢や車椅子などの公式リペアサービスの提供)を行うため、日本および各国から選抜された技術スタッフチーム)の一員として参加しているので、その様子をお伝えします!


9月6日に北京に赴き、開会式に参加して感銘を受けた後、日々リペアサービスにて作業をしながら、空き時間には多くの試合を観戦をし、目前で見る各種競技の“迫力”に圧倒されているそうです!!


また、ご飯も安くて美味いらしく(ビールは約100円だそうです)、外国人スタッフとの英会話の勉強、ルームシェアの方とも仲良く頑張っているみたいです!それでは、気候や環境が異なる現地での出井先生の奮闘の様子など、また報告が入り次第にレポートします!!!


■北京パラリンピック公式ホームページ
■NHK 2008北京パラリンピック関連番組 放映予定表


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100m走と走り幅跳び日本代表の山本篤選手(本学科OB)の練習風景


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出井先生とルームシェアしているリペアサービススタッフのMr.Kay(German)

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