2008年09月11日

言語聴覚士の仕事について中日新聞の取材を受けました

先日、当学院のT先生が中日新聞の取材を受けました。

夏に、高校生を中心とする一般向けのイベントがあり、
そこでT先生が言語聴覚士に関する講演をしたのが
新聞記者の方の目にとまったようで取材依頼があったのです。

内容は、学生向けの紙面の
「おしごとファイル」というコーナーで、
言語聴覚士という職業を紹介するというもの。

今度の月曜日(9月15日)に掲載されるそうですので、
良かったら見てくださいね。
これを見て少しでも多くの方に言語聴覚士を知ってもらえたら・・
と強く願わずにはいられません。

現在、ことばやきこえ、のみこみの障害で困っている方はとても多いのですが、「言語聴覚士が足りない!」という状況です。

例えば、子どもの言語訓練を受けられるところについて
電話で問い合わせを受けても、
その方が通える地域に言語聴覚士がいないことも多く、

電話口で
「では、どうしたら良いのでしょう・・?」と泣かれるお母さん・・。
こちらも一緒に泣きたくなってしまうことも度々です。
 
言語聴覚士が不足している大きな理由の一つは
「知名度の低さ」でしょう。
医療職の中で医師、看護師は誰でも知っていますが、
リハビリテーション関連職種になると、ぐっと知名度が落ち、
稀に理学療法士を知っている人がいて、
言語聴覚士となると「名前も聞いたことがない」という人がほとんどです。
 
私たち言語聴覚士は
目の前にいる患者様やご家族の支えなることももちろんですが、
目に見えない、
つまり言語聴覚士に巡り合えていない方々のためにも
頑張らなくてはいけないのだと思います。
 
少しでも多くの方に言語聴覚士を知ってほしい。
そして「私も言語聴覚士になれる・・?」という人が1人でも増えたら・・。
 
9月20日の当学院のオープンキャンパスでは、
言語聴覚士の仕事内容について分かりやすく説明しています。
興味を持たれた方は是非お気軽にご参加下さい。
詳しくはHP(http://nihonchono.ac.jp/chono/oc/st.html)をご覧下さい。
 
お会いできることを楽しみにしています。

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