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【2008年07月 アーカイブ】

2008年07月15日

大掃除とカレーと夏休み!

7月14日(月)に本学科恒例の大掃除を1,2年生&教務の全員で行い、学科施設を綺麗にしたところで今日から夏休みです!1年生は8月31日まで夏休みですが、2年生は8月18日~9月27日までの6週間、臨床実習となります(3年生は8月2日で臨床実習が終了)。



また、大掃除の日の昼ご飯は、2年生と中川&宮本先生が前日からの買い出しも含めて、朝早くから学校の調理室でカレーライスの準備を汗だくでしてくれ、全員でご馳走になりました!!
大人数分の本格派手作りカレーの準備だったので大変だったと思いますが、大半の者がお代わりをしてモリモリ食べていました(宮本先生は4杯半でした…)。本当に、とても美味しかったです!!!


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また、学生は夏休みですが7,8月の学科行事には以下があります。


■7月26日(土)オープンキャンパス② *詳細はコチラ
■7月30日(木)リクルート進学わくわくライブ *詳細はコチラ
■8月23日(土)オープンキャンパス③ *詳細はコチラ


オープンキャンパスは、前日までに参加申込みをして頂ければ構いませんので、今年、受験を考えている方はもちろん、義肢・装具、義肢装具士に興味のある方、医療系、技術系で進路を検討中の方(受験当該学年ではない中学生、高校1,2年生、大学2,3年生、社会人の方も、もちろん大丈夫です!)、保護者の方や友人とご一緒にお気軽に参加をして頂き、色々な情報収集をして進路を検討して頂ければと思います。
(*参加して頂いた方全員に図書券のプレゼントがあります!)


7月30日(水)に名古屋ドームで開催される「リクルート進学わくわくライブ:名古屋」では、学院ブースの出展と、仕事発見コーナー(義肢装具士)を実施しますので是非ご参加下さい!

2008年07月10日

義足外装の特別講義(高山先生)

2年生の専門科目:下腿義足(実習)の授業の一環として、今年も高山平次先生の「義足の納品における仕上げ作業である外装製作の授業」が実施されました。義足の適合は、ただ単にソケットや部品が合うだけでなく、毎日気持ちよく装着するために、義足の「外観」に不満があってはどうしようもありません。ソコまで使用者の「気持ちと生活に適合する」ことが含まれないといけないため、最終工程の要となります。


そんな授業の合間、休憩時間に高山先生と雑談していると、
(*注:高山先生は名古屋弁丸出しの職人気質の持ち主です!)


「どうですか?進行と今年の2年生の具合は?」


「さっきも学生がダラダラやっとるもんだで、叱ったったわ。
 でも俺は怒ったんじゃなく、叱ったんだでね」と、


「ベテラン職人として、ものづくりに対する姿勢についての
 愛のムチ、学生にもちゃんと伝わってますよ」


「はじめから上手くいかんのは当然だわ。だで、
 見よう見まねで真似る努力を、汗をかいて必死にせな上手ならんわ」




われわれ教員も、高山先生とふれ合うたびに改めて教えられることが多々ある。ものづくりに対する姿勢しかり、ひとにものを教える態度しかり、社会人として働く責務しかりと…。高山先生も、ここ数年の授業では、慣れないパソコンを娘さんに教えて貰いながら覚え、パワーポイントを使用した講義も実施してくれています。


そんな高山先生も今春、34年間勤められた㈱松本義肢製作所をめでたく定年退職されました。しかし、後進への技術伝達はもちろん、「ものづくりにおける感動を伝える術と気概」の教授のために、本学開学の1期生から続けて頂いている本校の授業は、身体が保つ限り(?)、足腰が立たなくなるまで(?)続けてくれるということです。


高山先生、お疲れ様でした。そして、最近は得意のダジャレにも磨きが掛かり、妙に涙もろくなってるのはいいですが、お身体だけは大事にして、今後とも末永く宜しくお願いします!


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2008年07月08日

言語聴覚士養成校教員のつぶやき(5)学院長カッコ良すぎです!その壱

昨年の全国的な嚥下の研究会での出来事。
この研究会は全国で真剣に嚥下障害の臨床に取り組んでいる医師や言語聴覚士らが多数参加し、そのレベルの高さは有名です。

私は、尊敬する超有名な名古屋大学医学部のF医師がシンポジストをするということで興味津々でした。

F医師が嚥下障害臨床に関わり始めた時代
(要するに新人だったころ)の忘れられない思い出を語る
というテーマだったのですが(変わったテーマ・・)、
なんとうちの学院長の話だったのです!

F医師が新人だったころ、
既に棚橋学院長はベテラン医師で嚥下障害の領域では超有名人で、
一緒に仕事ができることが嬉かったと同時に緊張した・・という話や
学院長が初めて棚橋法(嚥下障害の患者様に行う手術法)
を行った患者様に術前の意思確認で
「(研究用の)ウサギでは(手術は)成功している。
あんたどうする?」とすごんだ(?)話、
さらに棚橋法は棚橋先生の手術の腕を持ってこそ最高の効果を発揮するものであり、F医師でもまだそこまでの域に達していない・・という話など、
学院長とは普段接しているのに
全く知らなかった話ばかりで仰天!の連続でした。

確かにどこの耳鼻科の医師にも
「日本聴能言語福祉学院の・・」というと
「あの棚橋先生の・・」と言われるのは経験済みなのですが、
「そういうことだったのか・・」と合点がいきました。

普段は全く偉ぶったところがなく、
むしろ気さくに話かけて下さる学院長の意外(失礼?)な一面をたっぷり知った1日でした。
こういう人を本当に「かっこいい」っていうんだと私は思うのですが、
皆さんはいかがですか?


ところでこの話は
実は今年の嚥下研究会の話の前ふりです。
今年もやってくれました。学院長が!

続きは次回のお楽しみに。

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聴能教員P

2008年07月03日

靴型装具の特別講義(眞殿先生)

2年生の専門科目(下肢装具)の授業の一環として、川村義肢㈱の眞殿先生にお越し頂きました。先生には、靴型装具の概論からの講義と、靴のアッパーの部分(*靴の甲の部分:底部を除く上部のすべてを表す総称)のデザイン、製作方法について実技をふまえて講義してもらいました。

より使用者の多様なニーズに応えられる義肢装具士(PO)になるために、これまでの実習授業における靴の製作技術に加えて、オリジナルの靴デザインが施せるノウハウを学ぶことは、靴型装具を装具としてだけでなく、ファッションの一部としても提供できる技術はPOとしての幅も広がり非常に有益なことです。

また、授業では眞殿先生の経験と技術の教授はもとより、何とか若い人達に「使用者の気持ちに応える技術」を伝えたいという熱い気持ちと、関西人?弁?ならではのテンポの良い進行、明るい雰囲気の中で学べたことは、なによりの財産になったと思います。眞殿先生、毎年のことながら、遠路からお越し頂きありがとうございました!


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