義肢装具学科News
2年生は下肢装具Ⅰ(実習)が始まりました。この実習では、脳卒中片麻痺の症例に対する短下肢装具の製作について学びます。日常生活で短下肢装具を使用されている方にお越しいただき、身体の状態に合わせて装具を製作します。
今回は脳卒中によって片麻痺が生じた方の理学療法評価と歩行評価について、理学療法士の横地先生にご講義いただきました。
脳卒中片麻痺の理学療法評価では、筋力評価や関節可動域評価、感覚障害の評価などが行われます。これらの評価を基に、患者さんの状態に合わせたリハビリテーション計画が立てられます。
次に、歩行評価について学びました。歩行は日常生活に欠かせない重要な動作ですが、脳卒中片麻痺の場合は、歩行が困難になることがあります。歩行評価では、歩行の際の姿勢や歩行速度、歩行時のバランスなどが評価されます。これらの評価を基に、患者様に合わせた歩行リハビリテーションが行われます。
装具の製作には、患者様の病態と身体状況を正確に把握することが重要です。次回はいよいよ学生さんが病態評価、歩行評価を行い身体の採型を行います!