失語症友の会「はなの木会」に参加しました!
2019/08/01
本学院には、私たち教員である言語聴覚士が言語訓練をおこなう、
「若宮ことばの支援室」が併設されています。
この「若宮ことばの支援室」では、お子さんから高齢者まで、コミュニケーションに困難を抱える方々に対し、言語訓練を中心とした支援をさせていただいています。
また、一部の利用者の方には学生の実習にも協力頂いています。
今回はそのうちの利用者の方から、
『同年代の方々と交流ができる場に参加したい』というご希望があり、地域の失語症の方々が参加されている「失語症友の会」に参加しましたので、その報告です。
参加したのは、7月21日(日)「失語症友の会」である『はなのき会』。
その利用者の方Aさん、教員1名、学内臨床でその利用者の方を担当している学生での参加です。
会への参加者は、私たち含めて17名。
内訳は失語症の方ご本人+ご家族7名、言語聴覚士4名、失語症会話パートナー4名、言語聴覚士の学生2名でした。
初めての参加でしたが、みなさん温かく迎えて入れてくださり、自己紹介やゲーム、グループになって会話をするなど、大変楽しい時間を一緒に過ごすことができました。
Aさんにも笑顔が多く見られ、同じ思いを共有できる方々との交流は有意義な時間となられたようでした。
参加した学生からは、
「退院後にご自宅で生活されている方々に、STとしてどのように関わられているかが分かり、大変勉強になりました。」などと感想が聞かれました。
この会は月に1回ほど開催されているそうですので、
今後も参加させていただこうと思っています。