【聴能言語学科(大卒2年コース)】学内臨床終わりました
2020/12/02
12月に入り、今年も聴能言語学科の学内臨床が終わりました。
学内臨床というのは、若宮ことばの支援室に来ていただいている
言語聴覚リハビリテーションをご希望の方々に、
聴能言語学科の2年生が数人のグループを組み、
教員の指導のもと、およそ7ヵ月間に渡って検査・評価から
リハビリプログラムの立案、そして実際に実施を行うという、
実践的教育プログラムです。
他校でも類似のものはありますが、
これほど長期に渡るプログラムを行っているのは
本校ぐらいなのではないかと思います。
毎年学生はいろいろ工夫を凝らしたプログラムを考えてきます。
今年ある失語症の方を担当したグループは、
写真を撮る楽しさを知ってもらおう、という目標を立てました。
デジカメなら簡単に写真が撮れます。
きれいに写真が撮れると嬉しいものです。
どれを撮ろうか考えることは、脳トレになるかもしれません。
撮った写真で、ご家族と話すきっかけもできます。
写真撮影は生活が豊かになる、なかなか良いプログラムと言えるでしょう。
最後には撮り溜めた写真を飾って展覧会風にしました。
ご本人もとっても喜んでおられました。
2年生にとっても良い経験になったと思います。