BLOG - 聴能言語学科・補聴言語学科

実習先から指摘されることナンバーワンは?

2021/08/17

相変わらずのコロナ禍ですが、
昨年度のように実習キャンセルの電話が相次ぐこともなく、
今年度はほぼスケジュール通りに実習が行われています。
あくまでも「今のところは」ですが・・。

 

さて、本校では、教員が学生の実習中に実習先にお伺いして、指導者や学生と実習の進捗状況や体調などについて個別に面談をする「実習地訪問」をしています。
そこで指摘される点で最も多いのが、「質問をしてこない」です。


学生が質問をしてこない理由は
・「こんなことも知らないの」と思われそう
・忙しいのに質問しては申し訳ない
・質問のタイミングがつかめない
・緊張して、慣れるだけで精一杯、など様々。


原因別に学生にアドバイスをしたり、指導者の先生に調整をお願いしたり・・。
結構、実習地訪問は忙しいのです。


それでも、後日指導者の先生に「先生の訪問以後、積極的に質問するようになりましたよ」とコメントを頂くと、やはり橋渡し役としての教員の存在は重要だと思います。
何より訪問すると、学生達が、私達の顔を見た瞬間、ほっとしているのが分かります。どんなに良くしてもらっていても、「初めての場所、初めての人」に囲まれた環境です。無理もありません。それだけでも行く意味があると思っています。
 

教員室から

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