BLOG - 聴能言語学科・補聴言語学科

オンライン授業をやってみてー学生アンケートよりー

2020/06/09

前回の記事から、随分間が空いてしまいました。

結局zoomによる遠隔授業は、学生達にとってどうだったのでしょうか?

アンケートとってみたところ、結果は以下のようでした。

 

あまり良くない理由は、主として音声や画像の問題と目の疲労でした。これらを解決するために、マイクやDVDプレイヤーを変更し、画面ばかり注視しなくても良い授業を工夫し‥etcを模索し続けた日々。

 

大変なことも多かったのですが、今まで考えもしなかったことを、教職員みんなで知恵を出し合って、大小様々な問題を解決していく‥なんて経験はなかなか得難いものでした。

 

ほんの少し前なのに随分前のことのように感じます。

当学院は、試行期間を経て、6月1日から可能な限りの感染対策を実施しつつ、通常授業を再開しており、現在は、少しでも早く学生達に安心安全で最大限の日常を取り戻そうと、またまた模索の日々‥。

 

そんな中で、ふと思い出します。

遠隔授業の開始初日のことです。

新入生は入学式直後のオリエンテーションも途中で、そして2年生は進級直後に、いきなり学校が休校になり、どれだけ不安で心細いだろうと、とにかく一刻でも早く顔合わせだけでもしてあげなければ!と必死でzoomの準備をしていました。

紆余曲折を経て、やっとつながり、みんなの笑顔が揃い歓声が上がった瞬間、驚くほど自分自身がほっとして、本当に嬉しい気持ちでいっぱいになりました。

「学生達のために!」と必死になって気づきませんでしたが、教員側も不安や緊張、疲労などで張り詰めていたんだ、そしてそれを癒すのは学生達の存在なんだと改めて痛感したのでした。

新型コロナ流行が終息し、これらも懐かしい思い出に変わる日まで、STとして、医療人として、教員・学生として、基本に忠実に、やれることを粛々と!

 

教員室から

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