聴能言語学科（大卒２年コース）では、

今月始めに鵜飼リハビリテーション病院での成人見学実習を行いました。

それを終えての感想文を一部紹介致します。

「STの先生は患者様の様子をみてトイレに行くか尋ねました。患者様は静かにうなずきました。（略）私は自分の声掛けを反省しました。私は体調を伺うのではなく、自分が決めつけた考えを押し付けるような言い方をしていました。今思えば私の声掛けでは言い出せなかったはずです。私は、いつでも、どんな状況でも患者様を受け止めることができ、機微を感じ取れるようなSTになりたいと思いました」（Rさん）

「実習中、STの先生が頻繁に他職種の方と患者様についての情報共有を図っている様子を目にしました。普段から他職種の方とコミュニケーションをとることで、変化していく患者様の状態を的確につかみ、今どのリハビリが大事であるかなど全体像を知ることができるのだと感じました。私は患者様を部分でなく、全体として考えられる視野を持ったSTを目指して行きたいと思いました」（Yさん）