【聴能言語学科(大卒2年コース)】1年生の映像実習が行われました。
2021/09/16
映像実習は、病院で患者様と会話する会話実習(詳細はこちら)と対になる、基礎実習の一部です。
患者様の状態について、大まかな評価や全体像を掴む力を養う目的に、鵜飼リハビリテーション病院の入院患者様の会話や歩行などの訓練場面のVTRを観て、ICF(国際生活機能分類)に基づいて、グループ討論しながら全体像をまとめていきます。
取り組んだ学生の感想を紹介します。
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「ICFに当てはめるのが予想以上に難しかった」
「ICFに沿って、プラス面マイナス面に分けて考えることで、各因子の関係性がよく理解できた」
「患者様の自宅での生活を具体的にイメージすることで、退院後に直面するだろう困難に思いをはせることができた」
「ご家族との関係性、住宅環境なども考慮が必要なポイントだと分かった」
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理論の学習だけではイメージを持ちにくかった、生身の患者様の「生活」を具体的に考えることの大切さに気づけたようですね。
実習を通して得た視点を今後に活かしていきましょう!